「日本一のソウルフル・ボイス」とのキャッチコピーで、昨年11月に『孤独の歌姫』でデビューした田中あいみさん。その待望のセカンドシングル『大阪ロンリネス』が8月3日に発売されました。
デビュー曲は東京新宿歌舞伎町が舞台でしたが、今回はバリバリの大阪もので、同じ関西の京都出身の彼女にとっては、一層力が入っていることでしょう。
歌詞は大阪弁をふんだんに使いながら恋心をうまく表現していて、サビで「好きやねん」を4回繰り返すのが目立つところです。
ここの繰り返しフレーズの感情表現や変化の付け方は、カラオケでもポイントになりそうです。
道頓堀、通天閣と大阪のシンボルと言えるようなミナミの名所が出てきて、MVでも彼女がミナミの街を歩いたり、名物の串カツを食べるシーンが出てきます。
面白いのは、雨の中で彼女が見つめる街頭ビジョンに、この曲のジャケ写が映し出されているシーンです。
大変ノリのいいポップス調の歌謡曲で、ハスキーでソウルフルな彼女の歌声は、元気な浪花娘のイメージにぴったりです。
歌謡曲ファンには絶対におすすめの1曲で、大阪から火をつけて、全国に彼女の歌声を響かせてほしいものです。