今回も年が明けてから発売された新曲で、1月10日に発売された津吹みゆさんの『会津なみだ橋』です。
彼女は2015年のデビュー曲『会津・山の神』以来、ご当地ソング中心に歌ってきましたが、今回は2019年の『みちのく恋桜』以来となる出身地の福島県のご当地ソングなので、より気合いが入っていることでしょう。
18歳でデビューし、演歌のアイドルと言われた彼女も27歳となり、大人の女性の落ち着きがますます感じられるようになりました。
『会津なみだ橋』はそんな彼女にぴったりの、切な系の王道演歌になっています。作詞は、かず翼氏で私は小田純平さんの曲の歌詞をよく書いている方として覚えています。作曲は彼女の師匠の四方章人氏です。
イントロからいい感じに盛り上げていき、歌い出しがタイトルの「会津なみだ橋…」と彼女の美しい高音で始まって、この曲の世界に引き込まれていきます。
女性主人公が別れた恋人に、せめてもう一度逢いたいと願う切ない心情が歌われていて、演歌ファンにはおすすめの一曲です。
カラオケでも多くの方に歌ってほしい曲です。