
新川めぐみさんって歌手は、あまり見聞きした覚えがなかったのですが、この人は2回も芸名を変えているんですね。最初は「ちあき まみ」の芸名で2006年にデビューし、2011年には秋吉真実に改名し、さらに2017年には新川めぐみに改名というめまぐるしさです。過去には五木ひろしさんが、何回か改名した末にブレークしたということもありますが。
さて、その彼女の5月15日に発売された新曲が『三陸海岸』で、これが結構いい線を行ってまして、カラオケの人気曲になるのではと思います。
彼女の特徴は、日本の演歌歌手では割合少ないハスキーな声ですが、ちょうどいい塩梅にハスキーなので、いやみがなく哀愁感を表現するにはぴったりの声だと言えます。
曲の内容は女性の旅情演歌の定番で、失恋して未練を抱きながら一人旅をする切なさを歌っています。メロディーはシンプルで、淡々と心情を語りかけるといった感じになっています。
こういう地名をタイトルにした曲の場合、各コーラスの歌詞はそのタイトルで終わることが多いですが、この曲では語りかける口調で終わっているのが特徴で、優しさや謙虚さが前面に出ています。
これからカラオケを中心にじわじわと人気が出て、彼女の知名度も上がってくることでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=YV0oi_kvIG4
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