今回はとっても元気な女性演歌歌手の新曲を取り上げることにしましょう。
美月優さんの9月18日発売の『酔いどれかもめ』です。
このブログで美月さんを取り上げるのは初めてになりますが、彼女の名前は以前から知っていました。
デビューは2008年の『あっぱれJAPAN』という曲で、タイトルもさることながらテンガロンハットにミニスカートというユニークなスタイルが注目されました。
そんなわけでスタートが異色の演歌歌手といったイメージがあったのも、私がこれまで取り上げなかった理由と言えるでしょう。
その後は人生応援歌中心に力強い歌をいくつか出していますが、デビューから16年になるのに今回で8枚目とは少なく感じます。5年ほど新曲が出ない期間が2回あり、今回も2年ぶりの新曲です。
まあ個人的な事情か、所属事務所の事情か何かあるのかもしれません。
それはさておき、この『酔いどれかもめ』は調子がよく、聴いても歌っても元気が出る感じの、本当にいい曲だと思います。
まず歌い出しの調子がいい。1番から3番まで冒頭に「ほろほろと」「はらはらと」、「ゆらゆらと」「ふらふらと」、「ひゅるひゅると」「すいすいと」とオノマトペを持ってきて印象づけています。
内容は女性主人公の恋心ですが、その相手の男が浮気性で酒好きであちこちをふらふらしている、それをカモメにたとえて描写しています。
カモメの鳴き声のような効果音が入っているのは面白いし、サビの「罪なあんたは」のところから調子が変わった感じになるのも印象的です。
作曲はこれまで彼女の曲をすべて作っている師匠の大船わたる氏、作詞は礼恭司氏というあまりなじみのない方です。
演歌ファンにはおすすめの曲で、私もこの曲はぜひ歌ってみたいと思います。また、以前の彼女の曲をもう一度聴き直してみたくなりました。
MVフルバージョン
https://www.youtube.com/watch?v=0y294YMPbOg
本人コメント
https://www.youtube.com/watch?v=Ny_WF7ynyms&t=8s
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