社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

7月10日(日)

2011年07月10日 23時46分49秒 | 2011年

  10時起床。今日は一日中家から出ることなく、ひたすらクーラーの効いた部屋にいた。だって、暑すぎるんだもん。


クーラーをガンガンにして、さくらんぼを食べる。

  夏休みの旅行の行き先についてあれこれ悩んだ結果、白川郷を中心にプランを立てることにした。当初は北海道や青森に行こうと考えていたのだが、どうせなら行ったことのないところのほうが良いので、多少の暑さには目をつぶることにした。下呂や高山の温泉につかり、白川郷の景色で心を癒す。なんか、おじいちゃんみたいなプランだ。

 


7月9日(土)

2011年07月10日 13時43分42秒 | 2011年

  7時起床。午前中は、夏休みの旅行プランを考えるため、近所の旅行会社や駅を回ってパンフレットを集めてくる。別にツアーを使おうというわけではない。パンフレットを旅行ガイドとして使うのだ。昨年の夏休みはサッカー観戦&西国巡礼をしたが、今年は今のところ全くのノープラン。最初はまとまった日数を使って四国遍路を歩こうとも思ったが、さすがに暑すぎるので却下した。そうはいっても、何だかんだでもう7月なので、そろそろ日程の場所の目処はつけたいところだ。昼食は、近所のヨーカドー内にある「ポッポ」のたこ焼きとフライドポテト。ちなみに、以下の写真はスマートフォンで撮った。これぐらいの大きさの表示なら、デジカメとの画質の差はほとんど感じられないと思うのだが、どうだろうか。

  午後、私は大チョンボを犯した。本日開催の上野千鶴子震災支援特別講演「生き延びるための思想」のことを忘れていたのだ。正確にいうと、開催は明日だと思いこんでいた。この講演は、3月に予定されていた上野先生の最終講義が震災で中止となったため、その代わりとして設定されたものだった。6月1日の受付開始と同時に申し込んで楽しみにしていたのだが、まさか日程を間違えるとは…。おそらく今後WANのホームページに映像がアップされるだろうが、それにしてももったいないことをしてしまった。

  夕方から、テレビでサッカーJリーグ第3節、ヴァンフォーレ甲府vs.清水エスパルスの試合(山梨中銀スタジアム)の試合を観る。当初、この試合は現地観戦の予定だったが、諸々の事情によりテレビ観戦となった。試合は前半29分、小野選手の豪快なミドルシュートでエスパルスが先制する。距離的にも角度的にも「そこから打つか?」という場所だったが、さすがは小野伸二である。その後、不運なミスから同点にされるものの、前半ロスタイムに右サイド(辻尾選手)からのクロスボールのこぼれたところを大前選手がダイレクトでゴールに突き刺し、2-1。チームにとってはもちろん、これまで3得点をあげながら、ずっと「流れの中から点が取りたい」と言っていた彼にとって、大きな意味のあるゴールだっただろう。

  後半は、甲府に一方的に攻め込まれる展開。しかも、それが45分間丸々続く(後半、エスパルスはシュートを1本しか打てなかった)。しかし、度重なる決定的な場面をGK碓井選手のスーパーセーブ連発で乗り越え、そのまま2-1で勝利。中には顔面で止めた場面もあり、「キャプテン翼」のワンシーンのようだった。今日のMVPは、間違いなく彼である。今日の彼は、本当に神がかっていた。また、昨年まで清水にいた市川・伊東の両選手の元気な姿を見ることが出来たのも良かったし、特に伊東選手は中盤から素晴らしいパスを連発していた。

  試合終了後、アフシン・ゴトビ監督のインタビューの中で、非常に印象的な言葉があった。「ゴトビ監督は非常に厳しい監督だと言われていますが…」という質問に対してニコッと微笑んだ後に、「私はサッカーに対して強い情熱を持っています。そして、情熱は伝染するものです。…(後略)」。情熱は伝染する。なんてカッコイイ言葉なんだろう。一方で、これだけだと彼が熱血型の指導者に思われるかもしれないが、実際には映像やデータを駆使する「IDサッカー」を得意としているし、「サッカーはチェスのようなものだ」という考えを持ち、組織で戦うことに重点を置く(彼のインタビューでは度々「オーガナイズ」という表現が出てくる)。野球でいえば、野村克也監督と星野仙一監督を足して2で割ったような感じだろうか。それに加えて、彼の言動にはチームやサポーターに対する「愛」が溢れている。これだけ素晴らしい監督は、そうそういない。エスパルス首脳陣には、出来るだけ早いうちに彼と長期契約を結ぶようお願いしたい。

  夜、友人と一緒に駅前の中華料理屋へ。彼が大学院で出された宿題(身近な人から、自分の良いところと悪いところをエピソード付きで5つずつ挙げてもらう)をやったり、私から相談事があったり、あっという間に3時間以上が経っていた。考えごとや迷うことがあると、何だかんだで最終的には彼に頼ることになる。小学校からの付き合いで、お互いの表も裏もよく知っているから、絶対的な信頼と安心感があるのだ。