社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

11月11日(金)

2011年11月12日 08時20分14秒 | 2011年

  6時起床。朝から雨が降っている。気温も昨日より更に低い。しかし、暑いよりは寒いほうがはるかに良い。

  午前中は、環境管理責任者を対象とした内部監査。今回の監査の一発目である。環責とは問題意識を共有している、というか、環責の持つ問題意識を我々内部監査員が共有しているので、話はスムーズに進んだ。また、今回の監査に研修として出席している後輩から出た質問が非常に良く的を得たもので、感心させられた。組織に入りたてだからこそ見えるということもあるが、それ以上に彼女の頭の良さが垣間見えた。一方で、私もまだ入社して1年半だが、組織のあり方に対して既に自明視して疑問を抱かなくなっていることがあると気付いて、少しショックだった。組織に適応するのは大切だが、染まってはいけない。

  昼食は、「Vegetable Market」で。今日の料理は、何と野菜だけだった。普段から野菜が中心なのだが、それでも一応お肉や魚も使われていた。それが、今回はほぼ野菜オンリー。温野菜をボロネーゼにつけて食べるという、非常にシンプルな料理である。野菜に相当な自信を持っていることの表れだろう。そして、実際野菜だけでもとても美味しい。でもまあ、厳密に言えばボロネーゼにお肉が入っているか。

  午後は、来会対応。製造業の方々がいらっしゃり、県の施策認定の話や税金の取り扱いの相談、新規事業のヒアリングなどを行った。その後、担当先の中間決算の資料をまとめる。そうは言っても、全て会計ソフト上で行う作業なので、非常に楽だった。日々の入力はあちらがやっているので、私は一部の仕訳を修正したり、そこから決算書類や予算執行状況がわかりやすい資料を作成するだけで、結局1時間ちょっとで終了した。

  18時半過ぎに退社。地元へ戻り、中華料理屋「新しん」で夕食。金曜日なので、炒飯とニンニクのたっぷり入った餃子を注文する。餃子に使った醤油・ラー油・ニンニクを混ぜた汁を、炒飯に掛けて食べるのが最高なのだ。今日は久しぶりだったので、余計に美味しく感じられた。

  ついに、野田総理がTPP交渉参加を正式に表明した…と私は会見を聞いて感じたのだが、この解釈は人によって分かれているようだ。確かに、慎重派に配慮した発言だったのか、総理の話はどうにもはっきりしない内容だった。ただ、現実的に考えると、交渉参加はほぼ間違いないだろう。個人的にはメリットよりデメリットのほうが大きいような気がするし、このような大切な問題を国会での議論もなく独断で決めることには懸念もあるが、それもこれも我々国民が選挙で選んだ人がやることなので、仕方ない。でも、私は一度も民主党に投票したことはないんだけどな。