7時起床。何気なく部屋を出たら、目の前が霧で暗くて驚かされた。写真だとあまり伝わらないが、山の上のような濃霧である。実際、その影響で電車にも遅れが出ていた。
今日は、月に1度の丹沢山登りデー。いくら山の上でも紅葉にはまだ少し早く、所々で色づき始めているという程度。例年通りだと、ピークは10日ほど先らしい。どうせなら、その頃に来れば良かったか。しかし、初期の紅葉もなかなか風情があって良い。恒例となっている支援終了後の周辺散策も、今日は自然と長めになった。
支援終了後、小田原まで戻ってから昼食。先輩からおすすめされていた「菜こんたん」というお店で、小田原どんを食べる。小田原どんは至る所のお店のメニューになっているが、その定義は「小田原の食材を1品以上使用し、小田原漆器の丼ぶりに盛り込んだもの」と自由度が高いので、お店によって内容は様々である。このお店では、アジの天ぷら丼が出て来た。ビールを使用した衣で揚げているという天婦羅はサクサクだし、中央の骨せんべいもパリパリしていて美味しい。更にいえば、多めに載せられた薬味たちも非常に良い仕事をしている。お吸い物に入った大きな玉麩も独特の食感で美味しかったし、店内の落ち着いた雰囲気や上品な接客も素晴らしく、総じて文句の付けどころのないお店だった。ちなみに、この小田原どんは近年その知名度も(丼だけに)どんどん上がっており、地元の食材や伝統工芸品の需要を高めるという視点から見ると、地産地消の取り組みの成功例と言えるだろう。
食べ終わったら、是非小田原漆器を使った丼ぶりにも注目してみてください。
帰りの電車の時間(正確には昼休みの1時間)に少し余裕があったので、駅前のカフェ「ニューマロン(new marron)」で休憩。クルミのたくさん入ったチョコレートケーキとハーブティー(おそらくレモングラス)を注文。ケーキが予想以上に美味しくて、ちょっと得をした気分になった。
小田原駅13:43発の特急踊り子106号に乗り、横浜へ戻る。踊り子号の場合、自由席特急券なら普通列車のグリーン料金より安い。これ、意外と知られていないんですよね。
オフィスへ戻り、残りの時間は事務処理。何やかんやで、やらなければならない細かな作業が多い。しかし、基本的に文章を作る作業は好きなので、楽しみながら取り組むことが出来る。
19時過ぎに帰宅。夕食は、先日の支援先のアウトレットで購入した「牛タンシチュー」。大きくてゴロゴロとした牛タンがたくさん入っていて嬉しい。
また1人、友人が結婚した。大学の第二外国語(朝鮮語)で一緒だった友人で、優しくて温厚で、一緒にいて落ち着く人だ。奥さんも、笑顔のかわいい心の温かそうな方である。彼らの家庭は、間違いなく居心地の良い家庭になるだろう。出来ることなら、その家の子どもになりたいくらいだ。本当に、おめでとうございます。