7時起床。朝から気温が高く、日中はコートが必要ないくらい暖かかった。
今日は、一日中事務処理。行政関連の機関の宿命ともいえるだろう。3月も半ばに差し掛かると、報告書に追われてこういう日が増えていく。しかし、今年度は前半の事業実施がかなり順調だったため、年度末の駆け込み事業が全くと言っていいほどなく(それが本来あるべき姿だ)、私の抱えている報告書も残りたった2つとなっている。しかも、ひとつは明日確実に提出出来るものだし、もうひとつも外部から頂く書類を待っている状態でほとんど完成している。一方で、私が事務局を担当している任意の団体のほうは、まだまだ事務処理が残っている。理想としては、これらを何とか来週中にまとめてからベトナムへ行き、その後は最終的な微修正や来年度に向けた種まき等、ある程度余裕を持って過ごせるようにしたい。
昼食は、お寿司屋さんの「まぐろユッケ丼」。まぐろと卵の相性やいかに!ということでチャレンジしたところ、思っていた以上に相性が良く、トロトロで美味しかった。
ほぼ定時で退社し、担当先の事務局長さんと飲みに行く。来年で70歳になる局長さんの昔話がとても面白く、つい質問攻めにしてしまった。特に、廃止間際の赤線地帯の体験談が面白かった。当時は、まずはビールと簡単な食事で寛いでから、そういうことをしたらしい。吉原のイメージがそのまんまなわけだ。今現在の性風俗が単に「性的サービスを受ける」ものであるなら、当時の赤線は本当に「一晩を過ごす」ものだったのだろう。売買春の是非やら何やらはひとまず置いておいて、そういう粋な売買春の形があった時代というのは、単純に羨ましい。私もあと50年早く生まれていれば良かった。と、こんなことを書いているとそんな話ばかりしていたように思われるかもしれないが、そんなことはありません。ちゃんと仕事の話もしたし、珍しく政治の話だってしたんですから。
21時前にお開きとなり、続いては別の担当先の懇親会の二次会に参加する。こちらでは、業界の裏話をたくさん聞くことが出来た。また、周囲の方々から、とにかく早く結婚しろというアドバイスを山ほど頂いた。早く結婚した方はそれが正解だったと言うし、遅く結婚した方は晩婚は色々と苦労が多いから早いほうがいいと言う。中には、「うちの娘と会ってみない?結婚したらもれなく会社もついてくるよ」なんておっしゃる方もいて、一瞬本気で心が動きそうになった。いやいや、お金に目がくらんではいけない。
0時半過ぎに帰宅。今日感謝したいのは、飲みに誘ってくださったそれぞれの組織の方々。総会や賀詞交歓会といった公式行事ではないにも関わらず呼んで頂けるのは、担当者としては非常に嬉しいことである。しかも、私が飲めないことを知りつつも、「そんなこと気にしなくていいから、ご飯食べにおいで」と歓迎してくださった。本当に、ありがとうございます。