社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

3月8日(金)

2013年03月09日 11時57分43秒 | 2013年

  7時起床。今日から、春用のコートを登板させた。おそらくそもそもコート自体必要ないのだろうが、着ないで出て寒くなるというのは嫌なのだ。それに、春用のコートのほうがデザインがカッコいいので、少しでも着ないともったいない。

  直行で溝の口へ出て、上司と専門家さんと待ち合わせて支援先へ。施策認定取得後のフォローアップを行う。私たちの組織では、各種の施策認定支援を実施しているが、その一方で、最も肝心な認定取得後の実際の事業実施を支援することはそれほど多くない。それは、行政からの私たちに対する評価基準が、数値等で把握できてわかりやすい(議会で説明しやすい)”認定件数”に傾いているからということもあるし、そもそも私たちにノウハウやマンパワーが不足しているという問題もある。しかし、本来であれば、申請書を書いて認定や補助金を取ることよりも、それを実際に実行に移して成功させることのほうが遥かに重要であるわけで、そのような支援を今後どうやって増やしていくかが重要だと思う。

  昼食は、溝の口駅前のNOCTYレストラン街に入っている「神戸元町ドリア」で昼食。カルボナーラ風ドリアを注文する。ここのドリアは運ばれてきてからも火で熱せられているので、ずっと熱々を食べられる。値段はそこそこするが、スープやサラダ、ミニデザートもついてくるし、味も美味しいので、ちょくちょく食べに来たいお店だ。

  午後は、申請中の補助金施策の概要説明のため、上司と一緒に建具屋さんの団体へ伺う。ここでは、事務所の1階にみなさんが作られた建具や家具が置かれているのだが、特に椅子の座り心地がめちゃくちゃ良く、毎回勝手に座っている。見た目ではわからないが、かなり緻密な計算の上で作られているのだ。販売もしているとのことで、結構本気で買おうかと迷っている。ただ、ちょっと値段が高い…。


背もたれがなくても、不思議とゆっくりリラックス出来る。(18,000円)


おしりがすっぽりと収まる感じが最高。(確か38,000円)

  19時に帰宅。今日は、WBC第2ステージ初戦の台湾戦。急いでテレビをつけると、ちょうどホームベース上で両チームの監督が握手を交わしているところだった。ギリギリセーフ。そして、この試合は予想をはるかに超えた激戦になった。9回裏2死からの井端選手の同点タイムリーにも感動したが、その前の2死1塁の初球で鳥谷選手が盗塁をした時は、背筋がゾクゾクした。あの局面で盗塁のサインを出したベンチも、勇気を出してスタートを切った鳥谷選手も、本当にすごい。日本のプロ野球のレベルの高さが集約されたプレーだといっても過言ではないだろう。また、個人的には、3安打猛打賞と復調した稲葉選手や、勝ち越しの犠牲フライを打った中田選手の活躍が嬉しかった。一方の台湾も、先発の王健民投手の高速シンカーは今までに見たことのない軌道のボールだったし、中軸を中心に打撃陣のレベルも高く、本当に素晴らしい野球をしていた。日本ハムに所属している陽岱鋼選手もいるし、出来ることなら台湾と一緒に決勝ラウンドに行きたいものだ。

  ちなみに、結局23時半頃までずっとテレビから目が離せなかったので、夕食は出前のとんかつにした。豚ロースを巻いて揚げた「ミルフィーユかつ」のお弁当に、とりかつとコロッケを追加。今日は野球に気を取られて食事に集中出来なかったが、出前でこれだけ美味しいとんかつを提供できるというのは、実はすごいことなんじゃないかと思う。

  今日感謝したいのは、やはりWBC日本代表の選手たち。いや、日本だけでなく、台湾の選手たちにも感謝したい。こんなにも素晴らしい試合を見せてくれて、本当にありがとうございました。