社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

2月7日(木) 東京砂漠。

2019年02月08日 21時47分25秒 | 2019年

 7時半起床。家を出る直前に娘が起きてきたので、寝ぼけた状態のままで抱っこをしてバイバイする。

 いつも通り出勤途中でパンを買おうと思っていたのだが、電車の遅れで時間がなくなったので朝食は抜き。

 午前中はオフィスで事務処理。

 11時にオフィスを出て、東京・茅場町にある上部団体(全国団体)の研修に向かう。

 茅場町に着き、まずは「京八」で昼食。茅場町に来ると必ずと言っていいほどここで昼食をとっている。かなり高齢の女将さん(おばあちゃん)と息子さん(?)がやっている老舗のおでん屋さんで、昼食は「おでん」か「牛皿」(すき焼き皿)を選べる。今回は牛皿を選んだ。京風の味付けなので全体的に薄味なのだが、出汁の味がしっかりするのでご飯がよく進む。お味噌汁も美味しい。また、今日はちょうど女将さんが座っている前のカウンター席に座ったので、テレビのニュースを眺めながら世間話をした。ここが東京のど真ん中とは信じられないくらいゆったりとした空気が流れていた。今度は一度夜にゆっくり来てみたい。

 時間に余裕があったので、少しお散歩。周囲は完全なオフィス街でちょうど昼休みの時間ということもあり、飲食店にもコンビニにも行列ができている。こういう光景を見ると、やはり東京では働けないなと思う。通勤で疲弊するだけでなく、昼食にありつくのにも苦労するなんて考えられない。それに何より、歩いている人たちに心の余裕が感じられない。信号で我先にと競うように歩き出す人たちを見ていると、「大変だなー」と同情の気持ちが湧き上がってくる。そんなところに長くいると滅入ってきそうなので、結局すぐにオフィス街を脱出して隅田川沿いに避難した。

 たまたま見つけた和菓子屋「翠江堂」で苺大福などを購入し、妻へのお土産にする。驚くことに、大福だけでなく御饅頭なども1個200円以上する。単純に場所代なのか、それともそれだけの一品なのか、すぐに確認したい衝動にかられながらも、何とか我慢して研修会場へ向かう。

 研修の内容は面白かったし、すぐに実践してみたいと思えるものだった。ただ、カリキュラムの構成や運営面に不備が多く、同業者として「何やってんの?」と不満に思うことも多かった。後輩がこんな運営をしているのを見たら厳しめに注意するレベルだが、それを私より全然年上であろう職員がやっているのだから開いた口がふさがらない。一瞬で「あ、こいつ仕事出来ないんだろうな」と思わされる。

 研修を終え、東京駅17時56分発の東海道新幹線こだま677号に乗り、新横浜へ帰る。この時間だと、こだま号の自由席も満席だ。

 18時半に帰宅。夕食は鶏肉や牡蠣の入ったお鍋。妻は失敗したと言っていた(確かに形は崩れていた)が、豆腐と山芋のつみれが美味しかった。

 食後のおやつに、広島に視察研修に行っていた先輩と後輩から頂いたお土産を食べる。もみじ饅頭のお餅バージョンが斬新で面白いと思ったのだが、実際に食べてみると…。不味くはないが、この組み合わせはどうなのだろう。

 娘をお風呂に入れて寝付かせてから、買ってきた和菓子を食べる。普通に美味しい。ただ、1個200円以上の味かとなると疑問が残る。やはり場所代はどうしようもないか。

 明日は朝が少しゆっくりでいいので夜更かししようかと思ったのだが、結局眠くなって23時前には就寝。健康的な生活である。