社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

12月10日(日) #小田原

2023年12月13日 12時07分08秒 | 2023年

 8時起床。娘に「(昨日の「THE W」の)続き見よう!」と叩き起こされる。

 すぐにテレビを付け、昨晩録画しておいた「女芸人No.1決定戦 THE W」の最終決戦を観る。優勝した紅しょうがも好きなコンビだが、今回はエルフのネタの面白さが印象に残った。異種格闘技戦のこの大会では圧倒的にコントが有利(過去の優勝者のネタは全てコント)という逆境をわかった上で、本職の漫才で勝負するという真っすぐさも好きだ。私は元々荒川さんの底抜けに明るいギャルっぷりが大好きで、シンプルに彼女を見ていると元気が出るのだが、今回改めてエルフというコンビとしての芸に魅了された。あぁ〜しらきの「妖怪角刈りおばさん」に脳を破壊され、エルフの真っ向勝負に心を揺さぶられた大会だった。

 朝食はソイプロテイン。

 今日は家族3人でお出掛け。とりあえず、東海道新幹線で小田原へ出る。妻と娘もエルフを好きになったようである。

 当初は小田原城のあたりをお散歩しようと思っていたのだが、娘の希望で急遽予定変更。箱根登山鉄道に乗り換え、入生田へ。

 「神奈川県立 生命の星・地球博物館」を見学する。

 以前、娘を連れて来てとても好評だったので再度やって来たのだが、妻は鉱物を見るのが好きだそうで、2人とも楽しそうにしている。

 壁一面のアンモナイト(化石)に触ることが出来る。

 娘のお気に入りは恐竜コーナー。

 ティラノサウルスになりきっている。

 妻と私が天井を見上げて「あの恐竜は何だろう。プテラノドンかね」と話していると、「あれはケツァルコアトルスだよ」と娘が教えてくれる。何度聞いても覚えられないが、確かにその名前がプレートに書かれている。空を飛ぶ恐竜(翼竜)の中で一番大きさらしい。いつの間にこんなに詳しくなったのだろう。

 DNAの仕組みを勉強している。妻の専門分野に近い分、解説が長い。

 一応私もきちんと解説を読む。昔、学校(高校生物?)で習ったような気もする。

 多様性は本当に大切。

 ラフレシアは葉も茎も根も持っておらず、当然光合成もせず、ツル植物に寄生して生きているって知ってましたか?

 途中で少し水分補給休憩。

 娘の後を追って1階と2階の展示場を行ったり来たりしながら、たまに娘を引き留めて色々なところで足を止める。

 一番のお気に入りはこれ。岩手県で発掘された恐竜だそうだが、身体の形が独特で少し間抜けに見える。

 異次元の出っ歯である。実際にはどんな顔だったのだろう。

 「お腹空いた」という娘の言葉をきっかけに、2時間弱の見学を終える。娘だけでなく妻も気に入ったようだし、また来よう。

 入生田駅から小田原方面へ引き返す。

 山上蒲鉾店直営のレストラン「CAFE&RESTAURANT やまじょう」で、遅めの昼食。

 ちょうどランチのピークが過ぎたタイミングで、海が見える特等席に座ることが出来た。

 妻が注文したセットのサラダ。伊達巻のフレークがのっている。

 セットのスープは私の大のお気に入り。

 いわしのつみれが入っており、そこから出てくる出汁が本当に美味しい。

 飲み物は自家製梅サイダーを選んだ。

 「山上のかまぼこ3種と手焼き伊達巻のプレート」。1皿を3人でシェアして食べる。

 通常、板付き蒲鉾は極上、特上、上板の3種類だが、今日は特別に農林水産大臣賞を受賞したこともある最上級の「梅鶴」がラインナップされていた。食べ比べている娘に「味の違いわかる?」と聞いてみると、「わかる。結構味違うよ」とのこと。梅鶴は私も1度しか食べたことがなかったので、久しぶりに食べられて幸せだった。

 手焼き伊達巻も今日は「特上伊達巻」にランクアップされており、これが凄かった。普段の伊達巻も相当に美味しいのだが、これは圧巻。生グチの配合割合の違い(伊達巻:40%/特上伊達巻:100%)だろうか。娘も相当気に入ったようで、一口食べてからなかなか私たちに分けてくれようとしなかった。

 妻のメインは「無添加かまぼこときのこのペペロンチーノ」。

 娘はいつもの「無添加かまぼこのカルボナーラ」(通称:かまぼナーラ)。以前より更に美味しくなっているような気がする。

 私は「やまじょうワンプレート」。山上蒲鉾店の練り製品と地元産の野菜がメインのプレートである。

 1品1品、本当に手が込んでいて美味しい。ラタトゥイユやオムレツ、テリーヌなど、練り製品のアレンジの多様さに驚かされる。また、雑穀米のおにぎりも絶妙な味付けだった。

 特上伊達巻のインパクトが強烈だったので、デザートも伊達巻で攻める。伊達巻のチーズケーキはしっとり系で、伊達巻の優しい甘さが感じられる。

 伊達巻のアイスクリームは、ほぼ毎回食べているような気がする。伊達巻のスイーツとしてのポテンシャルに驚かされる。

 お正月に向けた蒲鉾の製造がピークを迎えるので、レストランの年内営業は17日(日)まで。これから迎える最大の繁忙期、頑張ってください。我が家もお世話になりますので、よろしくお願いします。

 食事を終え、レストランのすぐ裏にある御幸の浜へ海を見に行く。

 今日は12月にしては暖かいし、風もほとんどない。

 波も穏やか。

 それでも油断は出来ない。

 波を怖がりながら、へっぴり腰で石を投げている。

 きちんと投げると、肘から先に出てくる。なかなか美しいフォームだ。

 30分ほど遊んでから、綺麗な石をいくつかお土産にして帰途につく。

 17時前に帰宅。娘が「まいあんつとあぁ~しらき見たい」というので、もう一度「THE W」を見る。まいあんつも繰り返し見ると細部へのこだわりに気付けたりして、より面白さが増していく。

 入浴を済ませてから夕食。

 メインは、数日前から妻が準備してくれていた自家製チャーシュー。分厚くて適度に噛み応えがあり、美味しい。

 まだ半分の残っているので、次に食べるのが楽しみ。

 食後のデザートは、昨日のケーキの残り。3人でシェアして食べる。

 洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。今日は疲れて早く寝るかなと思いきや、平常運転の元気さだった。

 日付が変わる頃に就寝。