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社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

5月27日(月) 小田原に住みたい。

2024年05月29日 18時02分07秒 | 2024年

 6時半起床。

 朝食はソイプロテイン。

 娘を登校班の集合場所まで見送ってから駅へ向かう。しかし、会社へ向かうわけではない。当初は今日が祖母の納骨の予定だったので休暇を取っており、日程が変わってもせっかくなのでそのまま休むことにした。

 東京駅へ出て、「COFFEE LOTUS」(珈琲ロータス)へ。

 フレッシュフルーツヨーグルトとアイスコーヒーを頂く。ヨーグルトのトッピングには自家製ソース(林檎)を選んだ。

 朝から旬のフルーツを満喫する。オレンジ、マンゴー、グレープフルーツが特にみずみずしくて美味しかった。

 東京駅へ戻り、10:00発の特急踊り子5号に乗って小田原へ向かう。

 結構揺れる。比較的新しい車両なので、おそらく線路の問題だろう。東海道線の線形はそれほど悪くはないはずなのだが。

 鶴見-横浜間では横須賀線を走る成田エクスプレスとデッドヒート。時刻表上はこちらのほうが3分早く横浜駅に着くはずなのだが、実際にはわずかな差だった。早着ということは考えにくいので、こちらが若干遅れていたのかもしれない。

 東京からぴったり1時間で小田原に到着。

 お散歩がてら、かまぼこ通りを歩く。

 「CAFE&RESTAURANT やまじょう」に到着。

 店内は空いていると思いきや、ほぼ全てが予約で埋まっており、私が最後の1席だった。遂に山上蒲鉾店直営の美味しさが注目されてきたか。

 後から続々とお客さんがやってきて、待ちも発生するほどになった。観光客らしきグループや地元のサラリーマン、常連のお姉さま方など、客層も多岐に渡っている。

 私の今日のお目当てはこれ。新商品の「いわしとトマトのパスタ」である。実はこのメニュー、本格開業直前のプレオープン時に一瞬だけ提供されていたことがあるのだが、「まだお客様に提供できるレベルにない」と正式な開業時にはメニューから消えていた。それがブラッシュアップされ満を持して登場するということで、山上蒲鉾店のいわし商品(つみれや唐揚げ)が大好きな私は本当に楽しみにしていた。

 飲み物はアイスコーヒー。ここまで歩いてきて喉が渇いたので、先に提供して頂く。

 本日のスープは、私の大好きないわしつみれのスープ。いわしそのものの味が存分に楽しめる。青魚が好きな人は、悪いことは言わないので一度このスープを飲んでみて欲しい。

 サラダには炒った伊達巻が振りかけられており、野菜たちに香ばしさを添えている。

 待ちに待った「いわしとトマトのパスタ」が登場。

 いわしの旨みが凝縮されている。トマトの酸味も良い引き立て役になっており、抜群に美味しい。さすがとしか言いようがない。

 デザートは、小田原産レモンとディルとレアチーズケーキ。ディルというのはハーブの一種で、消化促進・整腸作用があるそうだ。

 レモンとハーブの爽やかな味である。湘南ゴールドのソースを付けると濃厚な酸味が加わって更に美味しさが増す。これも次回も必ず注文すると思う。

 いわしとトマトのパスタは定番商品になるのかと思いきや、トマトが美味しい時期だけの季節商品とのこと。少なくとも6月いっぱいは食べられるそうなので、その間にもう1回は食べに来たい。

 帰りは青物町商店街を通る。ここにお目当てのお店がある。

 野澤作蔵商店。山上さんもそうだが、前職時代にお世話になった会社さんである。

 卸問屋さんだが、小売スペースもある。

 私はここで販売されている地元の柑橘を使用したチョコレートが大好き。今日は片浦レモンと小田原みかんのチョコレートを2枚ずつ購入した。ただ、今週の木曜日に健康診断があるので、食べるのはもう少し我慢しなければ。

 ドロップも買ってみようと思ったが、今日は品切れだった。

 久しぶりに来て改めて思うが、やはり私は小田原という街が好きだ。

 城下町ならではの伝統や格式があるし、魅力的な老舗企業・店舗も多い。一方で若者や新しい文化も共存しており、適度に活気がある。これまでに何度か妻にも言ったことがあるが、将来は小田原に住みたいとかなり本気で考えている。新幹線を使えば新橋まで40分だし、妻の職場までの所要時間も今と変わらない(何ならちょっと近くなる)。娘の進路次第だが、案外遠くない将来に実現可能かもしれない。

 帰りは新幹線でワープする。

 所要時間は15分。席に座って景色を眺めていたらあっという間である。

 14時過ぎに帰宅。在宅勤務中の妻を邪魔しないよう静かに休憩する。

 16時から歯医者へ。歯のクリーニングをして頂く。珈琲の摂取量が増えてから着色汚れが気になっていたのだが驚くほど綺麗になり、家でのメンテナンス方法についても詳しく教えて頂いた。

 17時前に帰宅。妻は仕事、娘は読書をしている。

 早めに入浴を済ませてから夕食。昨日仙台で買ってきた手焼き笹かまぼこを焼いてみる。最初は楽しそうに焼いていた娘だったが、すぐに飽きて結局は妻が魚焼きグリルで焼いてくれた。

 焼きたての笹かまぼこはふっくらしていて、はんぺんのように柔らかい。

 カレイの煮付けやポテトサラダなど、豪華な夕食になった。

 洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。

 日付が変わる頃に就寝。


5月26日(日) 祖母を見送る。

2024年05月29日 08時02分07秒 | 2024年

 6時半起床。

 とりあえずプロテインでタンパク質を補給する。

 身支度を整え、8時前にホテルをチェックアウトする。

 石巻駅の近くにある「パン工房ふぃーる」へ朝食を食べに行く。

 売り場に並んでいたフレンチトーストと焼きたてのクリームパンを取ったあと、カフェメニューもあることに気付いてクロックムッシュを注文する。

 アイスコーヒーの氷がクマさんになっていて可愛い。

 クロックムッシュはチーズたっぷりでとても美味しかった。付け合わせの玉ねぎのピクルス(マスタード和え)との相性も抜群である。

 フレンチトーストとクリームパンはデザート感覚で。さすがにお腹がパンパンだが、どちらも美味しかった。

 自家製ジンジャエールを追加注文し、少し休憩。

 葬儀の集合時間まで余裕があるので、「みやぎ東日本大震災津波伝承館」へ行ってみる。

 この伝承館は石巻南浜津波復興祈念公園の中にある。3.11の津波で大きな被害を受けた南浜地域が再整備された場所である。昨日訪問した門脇小学校もすぐ近くにある。

 公園内には保育園(門脇保育所)の跡地も保存されていた。ここも門脇小学校同様、事前の訓練の甲斐あって職員・園児全員が迅速に避難することが出来た。やはり事前の備えが重要なのだ。

 伝承館の館内では、東日本大震災の詳細が展示パネルや映像資料で解説されている。

 解説員さんもいらっしゃる。ご自身もこの地域(南浜地区)で被災された方で、展示からだけではわからない具体的なお話を聞かせて頂いた。被災者として恐ろしい体験も数多くの苦労もされたのだと思うが、「あの時、私たちにはこういう認識の甘さがあった」「住民の間でも防災意識に大きな差があって、それが命を分けた」と冷静に振り返っていらっしゃったのがとても印象的で、同じことを繰り返さないためにという強い想いを感じた。

 時間の関係で全ての展示を回ることは出来なかったので、もう一度来たい。

 次に来た時には海辺まで歩いてみようと思う。

 電車で到着する両親と弟、甥っ子を石巻駅までお迎えに行く。

 葬儀の開始時間まで少し余裕があるので、先に早めの昼食をとることにする。

  カフェ「IRORI」に入る。

 私は朝食のパンがまだまだ存在感たっぷりなので、アイスコーヒーとキャロットケーキにしておく。

 菩提寺へ移動し、(父方の)祖母の本葬・初七日・四十九日・百日法要と納骨をする。叔父家族や従兄弟家族も大集合しており、思っていたよりも大所帯だった。大勢の子どもや孫、曾孫たちに見送られて、祖母も喜んでくれているのではないだろうか。

 全員車で仙台までと思っていたのだが、鉄道好きの甥っ子の「仙石線のハイブリッド気動車に乗りたい」という希望があったので、石巻駅まで送り届ける。おじさんも一緒にハイブリッド気動車に乗りたかった。

 仙台まで戻ってレンタカーを返却し、お土産屋さんめぐり。せっかくなので石巻の蒲鉾屋さんで笹かまぼこを買い、奮発して牛タンも大人買い、妻の希望のずんだ餅も無事に手に入れた。

 ずんだ餅を買うついでに、今流行っているらしい「ずんだシェイク」なるものを飲んでみることにする。

 美味しいは美味しいが、私には甘すぎてたくさん飲むのは少しきつかった。

 仙台駅16:34発の東北新幹線やまびこ148号に乗る。

 宇都宮を出たあたりで早めの夕食。仙台駅で購入した駅弁「伊達のかきめし」を食べる。

 売り場の写真に比べると牡蠣の大きさが若干寂しいような気もするが、味は美味しい。

 19時過ぎに帰宅し、すぐに入浴。2日間で結構日焼けしており、腕や首がピリピリする。

 お土産に買ってきた「粟野蒲鉾店」の笹かまぼこを食べる。

 このお店だから美味しいのか笹かまぼこ全体がそうなのかはわからないが、思わずおかわりしたくなる味である。

 洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。

 チーズ笹かまも食べてみる。

 チーズもしっかり濃い味だが、笹かまそのものの味も負けていない。

 ここ2日間の写真を整理したり、持ち帰った各所のパンフレットを振り返ったりしてから、日付が変わる頃に就寝。