社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

4月28日(日) 3世代伊豆旅行。

2024年05月02日 12時58分27秒 | 2024年

 7時起床。

 朝食はソイプロテイン。

 荷造りをして身支度を整え、家族3人で9時前に家を出る。今日から、母と弟家族と1泊2日の伊豆旅行である。

 新横浜駅のホームにある自販機で、コーヒーとアイスクリームを買う。車内販売が縮小されたのは残念だが、ホームで気軽に買えるようになったのはありがたい。

 酸味や苦みなどが異なる数種類の味を選べるのも面白い。私はドクターイエローブレンド、妻はこだまブレンドを選んだ。飲み比べてみると、結構ちゃんと味が違う。

 娘はスジャータアイスのベルギーチョコレート味。

 新横浜9:15発のこだま711号に乗り、熱海へ。所要時間は30分弱。珈琲やアイスがお供にいたこともあり、せわしないくらいあっという間だった。

 昼食用に「東華軒」の駅弁を購入してからレンタカーを借り、伊豆方面へ向かう。娘の車酔い対策として飴をなめさせ、運転もゆっくり滑らかを意識する。GWで程よく渋滞しており、終始スピードを控えめに出来たのもありがたかった。

 網代の少し手前にある長浜海浜公園で、母と弟家族と合流。GWのイベントで賑わっているが、思っていたほど人は多くない。

 波も穏やかで、子どもたちにぴったりの海水浴場である。本格的なシーズンには早いが、気温は25℃を超えており、絶好の海日和だ。

 子どもたちはさっそく海へ駆けていった。家族3人で出掛けた時は怖がって海に入ろうとしなかった娘も、従兄弟たちと一緒に躊躇なく入っている。いざ娘が海に入るとこちらは不安になるもので、一時たりとも目を離さず、いつでも飛び込める準備をして子どもたちの近くを付いて回る。

 海藻を集めたり、砂遊びをしたり、子どもたちは弾けんばかりの笑顔である。

 浜辺で昼食。弟と義妹がレジャーシートやテーブルを持ってきてくれていた。ありがとうございます。

 私は「銀ダラと金目鯛と穴子の合いのせ膳」を食べる。さすがは東華軒という美味しさである。

 「よりどりみどり鶏ざんまい」も少し食べる。東華軒というと魚のお弁当のイメージが強いが、これも美味しい。娘が選んだシュウマイ弁当も、買う時には「なんで東華軒でシュウマイ弁当なのよ…」と思ったが、子どもたちには1番人気で最初に売り切れた。

 昼食を終え、再び海に入る。午前中より海水温も上がり、気持ち良い。

 海水浴場の端にある磯辺でカニやウニを見つけたりして、私も子どもたちに交じって大興奮だった。

 海から上がり、隣接する公園の遊具コーナーへ移動する。大人は既にお疲れモードだが、子どもたちはまだまだ元気である。

 イベントコーナーに出店していた「自家焙煎Ben(べんさんのコーヒー)」でアイスコーヒーを購入。

 その場で豆を炒っており、周囲にはとても良い香りが漂っている。

 時間は掛かったが、炒りたてのキリマンジャロ豆で作ったアイスコーヒーは驚くほど美味しかった。伊東を拠点に伊豆地域のイベントに出店されているそうなので、次回来るときもまたどこかで飲めるだろうか。

 伊豆高原へ移動し、今日の宿泊先「カントリーインギャレー」に到着。母が見つけて貸切で予約してくれた。

 とてもお洒落で素晴らしい雰囲気のペンションである。

 ウェルカムサービスのローズマリー入りクッキーを頂く。目の前の菜園で採れたローズマリーを使っているそうだ。とても美味しくて、子どもたちに取られないように自分の分を急いで食べる。

 貸切なので、部屋は選び放題。「今日は子どもだけで寝る!」と意気込む子どもたちが悩みに悩んで部屋を決めたあと、大人がそれぞれ選ぶ。どの部屋にも小上がりもあって、居心地抜群である。

 部屋の窓からは海も見える。

 子どもたちが寝る時の並び方の作戦会議をしている間に荷解きをしてから、ペンション内を散策。

 随所にオーナーさんのこだわりやセンスを感じる。

 お庭にも出てみる。花の甘い香りが漂っている。

 今はネモフィラが最盛期である。

 1人でゆっくり花を眺めていると、子どもたちに見つかってかくれんぼに誘われる。

 全員でかくれんぼをしたあとは、夕食までしばし休憩。

 夕食は、地元産の魚を使ったフルコース。

 ダイニングテーブルには、今日の料理で出てくる魚たちの頭が飾られている。

 魚好きとしてはワクワクが止まらない。

 子どもたちは、ハンバーグやグラタンなどのキッズメニュー。ハンバーグを少し食べさせてもらったが、野菜もたっぷり入っていて美味しかった。

 大人の前菜は洋風しめ鯖。レモンとハーブ入りのクリームで食べる。

 地魚のお刺身は6種類。左手前からワラサ、アカハタ、メイチダイ。

 同じく左手前から本カワハギ(肝付き)、真鯛、ホウボウ。それぞれ味も食感も違えば、しっかり脂がのっているもの、さっぱりしたものと多種多様である。そして、どれも驚くほど美味しい。特にメイチダイと本カワハギは本当に絶品。子どもたちにも大人気で、普段はマグロとサーモンしか食べない娘も(特にワラサを)気に入ったようだった。

 カマスの香草焼き。ふんわり香ばしい白身とトマトとニンニクのソースがよく合う。

 えんどう豆のポタージュ。今日の野菜も地元で採れたものだそうだ。濃厚だがすっきりもしていて飲みやすい。

 途中でしずおか茶コーラをキメる。子どもたちが飲んでいたぶどうジュースも濃厚で美味しかった。

 甘鯛、レンコダイ、メジナ、ウマヅラハギの伊勢海老ソース。焼きたての魚はもちろん、野菜も美味しい。

 デザートは苺のムースグラス。ムースを冷凍したもので、シャーベットのようである。私はムースがあまり得意ではないのだが、冷凍されるとこんなに美味しいのかと驚かされた。

 お腹いっぱい。幸せな夕食だった。

 食事を終え、再び外出。宿から車で5分ほどのところにある「伊豆ぐらんぱる公園」へ夜間イルミネーション(グランイルミ)を見に行く。ここでは現在、実物大の恐竜の像が展示されている「Dinosaurs World」も開催されている。

 娘は特大の恐竜たちに大喜びである。

 とても精巧な作りで、夜の暗さも相まって結構怖い。

 私の好きなパキケファロサウルスを発見。見た目は可愛いが、娘の恐竜DVDによると気性は荒めだったらしい。

 実物大(全長12m)のティラノサウルスは圧巻だった。

 ディロフォサウルスは遠くから見るとカッコいいが、近くで見るとちょっと気味が悪い。

 どの恐竜もすごい迫力で、娘はもちろん妻も私もとても楽しめた。

 恐竜エリアをゴーカートで走れる「ディノエイジカート」にも乗り、ジュラシックパーク感を満喫する。

 子どもたちをメリーゴーランドに乗せたりしてから、グランイルミへ。想像以上の規模である。

 綺麗だが、さすがに歩き疲れてくる。

 途中で霧とレーザー光線のイベントもあり、なかなか壮観だった。

 21時過ぎに宿へ戻り、順番に入浴。お風呂が2ヵ所あり、どちらも綺麗な露天風呂が付いている。お湯は温泉ではないが、広い湯船にゆっくり浸かれるのはありがたい。涼しい風も心地よかった。

 就寝時間が遅くなって大丈夫かなと思ったが、子どもたちは寝る直前まで元気いっぱいだった。移動中の車で小一時間ほど眠ってはいたが、それにしてもすごい体力である。

 23時過ぎに就寝。