社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

9月24日(月) 赤ちゃん連れの宿探しのハードル。

2018年09月25日 08時45分51秒 | 2018年

 9時起床。朝食は妻が焼いてくれたバナナケーキとヨーグルト。いや、ヨーグルトは食べなかったんだった。蓋に妻が自分の名前を書いて所有権を主張していたので諦めたのだ。

 午前中は、保育園のリストアップ作業。認可保育園、公立保育園、小規模保育所など、役所経由で申し込みを行う施設について、距離的に預けることが可能なところを挙げていくと、港北区内だけで24箇所になった。範囲をかなり広めにとっていることもあるが、かなりの数だ。また、これに加えて私の通勤途中にある他の区の施設もリストアップしていくことになるから、候補の数はもっと増えるだろう。そこから、施設の様子や各種条件(持ち物や延長保育の有無、最終時間など)を比べて優先順位をつけていくことになる。

 妻は、娘の離乳食作りをしていた。一気に作って冷凍しておくのだ。

 妻が娘を連れてお散歩に行っている間、私はお昼寝。娘と遊んでいたついでに、ベビーサークルの中でそのまま眠る。ちょっとうとうとするだけのつもりだったのだが、結局本格的に眠ってしまい、起きた時には身体が痛くなっていた。

 夕食は、牛肉とピーマン、茄子の炒め物。ちょっと良い牛肉を使っているらしく、脂が適度に乗っていて美味しい。

 3人で旅行に行こうという話になっていて、宿泊先を探している。候補はいくつか挙がっているのだが、なかなか決め手がない。「ここがいい!」という所は、やっぱり値段が高いし。候補を眺めながら、妻が「やっぱり最近は宿泊費が上がってるよね」と言う。確かにそうだ。インバウンド需要増大の影響で値段が上昇傾向にあるということもあるが、一方で最近は各施設が何らかの付加価値をつけることで単価を上げようと工夫しているようにも感じられる。普通の温泉旅館の普通の宿泊プランは減り、客室や食事内容のランクアップ、貸切風呂や各種体験プランなど、以前であればオプション追加だったものが最初から含まれているプランが増えたような気がする。そして、それは良いことだと思う。ただ、基本プランがどのような内容と値段なのかはわかるようにしておいて欲しい。

 また、赤ちゃんや子ども歓迎プランを設定している宿も多く、ありがたいと思う。ただ、よくよく見てみると、「大きい声を出したり騒いだりしないでください」と注意書きがされていたりする宿もあったりする。いやいや、歓迎する気ないじゃん。赤ちゃんは大きい声で泣くこともあるし、子どもは騒ぐものだ。それだったら、最初から歓迎プランなんか設定しなければいいのに。


9月23日(日) 家族の在り方について、ふと考える。

2018年09月23日 23時38分19秒 | 2018年

 9時起床。今日も遅くなってしまった。起きた時に居間のほうから妻と娘の声がすると、今日はゆっくり寝たんだなということがすぐわかる。

 午前中は、部屋の掃除をした以外、テレビを観ながらだらだらと過ごす。

 午後、妻が娘を連れて岸根公園へ散歩に出掛ける。私は、ほぼ同じタイミングで新横浜プリンスペペに入っている無印良品へ、先日購入して裾直しをお願いしておいたパンツを受け取りに出向いてから、地下鉄で岸根公園へ合流した。家から徒歩15分ほどの距離にあるこの公園だが、来たのは今回が初めてだ。日曜日ということで、多くの家族連れで賑わっていた。しかし、敷地がかなり広いので、それでも十分に開放感がある。娘は草むらが怖いようで、顔や身体が草に触れそうになると泣いていた。私たちにとっては何の変哲もない草むらでも、確かに初見では得体の知れない怖いもののように見えるだろう。ただ、私たちが草むらに寝そべってその上に娘を置いてみると、段々と慣れてきて自分から草に手を伸ばすようになった。まだ直接寝ころべるほどの関係性は築けなかったようだが、少なくとも得体の知れない怖さはかなり払拭されたのではないかと思う。

 岸根公園から自宅に帰る途中では、あれこれと寄り道や回り道をした。新築の戸建があれば値段の相場はどのくらいなのだろうと見に行ってみたり、あえて細い路地に入ってみたり。この辺りはまだ散歩をしたことがないので、今度はもっとゆっくり歩いてみたい。

 今日の娘の入浴は私の担当だったのだが、やけに泣いた。多分、眠かったのだろう。元々身体を洗われることがあまり好きではなく、その間は泣いたりぐずったりしていて、最後に湯船に浸かってご機嫌になる、というパターンが多いのだが、今日は湯船でもなかなかご機嫌が直らなかった。お風呂から出て授乳を済ませるとすぐに眠ったことから考えても、やはり相当眠かったのだろうと思う。

 夕食はパスタ。妻がチャレンジで餃子の皮を入れたようだが、失敗だったと言っている。確かに、私も失敗だったと思う。別に入っていても構わないが、入っていることの利点は何もない。

 夕食を食べながら妻と話をしていて、彼女が育児において”貸し借り”という考え方を持っていることを知った。正確にいえば前々から気付いていたのだが、今日はっきりと確認したという感じだろうか。例えば、私が職場の飲み会に参加して夜に家を空けたり、先日の北海道旅行のように妻にワンオペ育児をしてもらった時に、彼女はそれを私への貸しだと認識している。逆に言えば、彼女が飲み会や趣味のライブ鑑賞などで家を空ける時は、私に借りを作ったことになるようだ。その考えでいくと、彼女にとっては私への貸しのほうが多いことから、「私への貸しがワンオペ○回分あって」という計算になり、つまり私は彼女への借りを抱えている状態であるらしい。

 私はそういう考え方をしてこなかったので、少し驚かされた。私としては、2人とも育児が出来る状態なのだから、お互い自分の時間を好きに持てるようにすればいいし、感謝したりされたりすることはあれど、それを貸し借りだとは思っていなかった。そもそも、ワンオペがそれほど大変だと感じていないこともあるかもしれない。いや、確かに大変は大変だけど、そのバタバタ感も結構楽しいと思っている。まあ、これは妻に比べて私が自身に求める育児のレベルが低いからなのかもしれないが。

 ただ、このことがわかったことで、前から疑問に思っていたことがひとつ解決した。彼女は「○○のライブに行きたいなー」などと言っていて、私が「いいじゃん、行ってきなよー」と言っていても、何だかんだ理由(時には私のワンオペ能力が足りないから…というような素直には受け入れがたい理由)をつけて実際の行動には移さないことが多かった。私は単純に「なんで行かないんだろう?」と思っていたのだが、今から考えれば当然だと思う。自分が出掛けることで借りを作ってしまう(と考える)なら、行きづらいだろう。反面、私がそんなことを気にもせず飲み会の予定を入れたりしていたことに対しては、色々と思う所があったに違いない。そうかといって、私が「貸し借りっていう考え方をしなくてもいいんじゃないか」と言ってみても(実際に言ってみたが)、なにぶん今の私は借りが溜まっている状態のようなので、説得力はない。まるで借金を踏み倒そうとしているように見えてしまう。

 考え方は人それぞれなので、夫婦で異なることも別に構わないと思う。ただ、今のままだと妻は私に貸しがあると思っているのに私は借りがあるとは思っていない、という噛み合わない状態が続いてしまい、妻にとってストレスになるだろう。だから、ここはひとつ、彼女の考え方に乗ってみようと思う。ただ、そうなると貸し借りの尺度をある程度数値化しないといけない。ワンオペで何をやったらどれくらいの貸しになるのか。時間計算なのか、タスク数なのか。もしかしたら、時間帯によっても計算は変わるかもしれない(深夜時間帯は1.25倍とか)。私も、住宅ローンを組んで家を買うことすらこれっぽっちも考えないくらい「借金をする」ことが嫌いなタイプなので、借りがあるならばすぐにでも返したい。だからこそ、現状どれくらいの借りがあって、何をどれだけやったら返せるのか、ということを明確にしたい。そこから返済プランを練っていくことになるだろう。当初は戸惑いもあったが、いざこの考え方を採用する気になったら、結構わくわくしてきた。今は借りが多いが、逆に貸しを溜めていけば、胸を張って1人で海外旅行にも行けるようになる、かもしれない。

 ちなみに、ここまでを読んで、妻やこの考え方を冷たいと感じる人がいるかもしれないが、それは違うと断言しておく。妻はとても優しく、温かみがあって、心の広い人である。家族想いで、私のことも尊重してくれるし、何より娘を「溺」が付くほど愛している。むしろ、私のほうが「根本的には家族も一時的な他人の集まり」という冷たい考えを持っている人間だ。今回の「貸し借り理論」(と勝手に呼ぶ)についても、確かに私自身にその発想はなかったが、それがおかしいとは思わない。むしろ、「無償の家族愛」などという幻想によって特定の誰かが多くの負担を負うことで家族が維持されるくらいなら、ある程度ビジネスライクな家族の在り方ほうがよっぽど健全だと思う。極端な話、育児に限らず全ての再生産労働をポイント化して、平等に分担、もしくは収入割合に反比例させて分担割合を決める、くらいのことをしてもいいと思っている(ポイント化の作業が大変そうだが…)。

 ただ、ひとつだけ懸念するのは、先述のように、「借りを作る」と考えることで、(広義の意味で)外へ出ることが阻害されるのではないか、という点である。私は、現状のツーオペ生活において、夫婦がそれぞれ育児から離れる時間は多ければ多いほどいいと考えている。むしろ、生活が育児一色にならないように、育児から距離を置く余裕を持てるようにと思って、私は育児休業を取得した。だから、この考え方を採用することで、必要以上に私たちの生活が育児に吸い寄せられることがないように気を付けたい。「借りを作らない」という考え方ではなく、「たくさん借りるしたくさん貸す」という発想で、貸し借りの総量を増やしていく方向に持っていきたい。まずは、その点について妻との合意を得ることから始めよう。


9月22日(土) 崩れる生活リズム。

2018年09月23日 21時41分25秒 | 2018年

 深夜、日付が変わった頃から娘が泣き始める。妻は疲れて眠っているようで、珍しく私が面倒を見た。ミルクを作って与えるとご機嫌になり、それから1時間ほどで眠りについた。私が布団に入ったのは2時過ぎ。さすがに眠い。しかし、妻は毎日のようにこれをやっているのかと思うと、頭が下がる。

 9時起床。妻は体調が良くないようで、娘のお世話をバトンタッチ。娘はすこぶる元気そうで、離乳食もばくばく食べている。離乳食とミルクを終え、娘がお昼寝に入ったところで私も朝食。

 朝食が遅かったので、昼食は誕生日ケーキの最後の1切れで済ませる。やっぱり美味しい。

 午後はだらだらとテレビを観て過ごす。気のせいかもしれないが、他の番組に比べて、競馬番組の時にはやけに娘が画面にかじりついているように思える。特に、レース中の映像がお気に入りのようで、かなり集中している。将来、「幼い頃に父の観ていた競馬中継を観て騎手を目指そうと思いました」なんて、藤田菜七子騎手のような感じでインタビューに答えていたりしてと妄想してしまう。現実になったら、騎手は危ないからやめてと言ってしまいそうだが。

 18時前になって眠気に襲われ、娘が布団で遊んでいるところで横になったところ、次に気付いたら22時だった。遅めの夕食をとり、お風呂に入り、洗濯機を回す。


9月21日(金) 夏嫌いとしては、今日の寒さは嬉しい。

2018年09月21日 23時21分28秒 | 2018年

 7時起床。寒さで目が覚めた。つい最近までクーラーがフル稼働していたのに、一気に寒いと感じるまでになるとは。

 朝食は、帆立の炊き込みご飯。

 午前中、妻が病院へ出掛けたので、娘とお留守番。しばらくしてご機嫌が悪くなり、離乳食を食べている間はおとなしくなったものの、その後はおもちゃで遊ぼうとしてもおむつを交換してもぐずっている。寒さのせいか、もしくは厚着させたことで窮屈なのか、それとも体調が悪いのか。仕舞いには本格的に泣き出したので少し焦ったが、抱っこをしたらすぐに眠ってしまった。これまでの眠い時のぐずり方とはだいぶ違ったからわからなかった。相当眠かったのだろう。

 昼食は、オムそば。

 夕方から歯医者へ。以前治療した歯の詰め物が取れてしまったことで通い始めた歯医者だが、検診やら歯周病チェックやらクリーニングやらが組み込まれ、かれこれもう1ヶ月以上週1回のペースで通っている(幸いにも虫歯や歯周病はなかった)。前回からようやく詰め物が取れてしまった部分の治療に入り、今回は歯全体を詰め物で覆うことになったため、今回で仮歯が入り、完了まであと2回ほど掛かるようだ。その後は、右下の親不知の一部(以前に別の歯医者さんで親不知を抜いた際、かなり細かく砕いて抜かなければならず、その破片が残っているらしい)を除去すれば一段落である。ただ、私は成人男性と比較すると顎が小さいらしく、そのため歯と歯の距離が近く、それが将来的に問題となる可能性が高いそうだ。私ほど歯間が詰まっていると、一度歯周病などの細菌に感染すると治療が難しく、以前の治療で神経を抜いている箇所については最悪の場合抜歯もありえるとのことだった。それが、左下の奥歯らしい。ただ、いずれにしても現時点では特に何かをしなければならないわけではなく、丁寧な歯磨きを続けることが肝要とのことだった。

 夕食は、鰊の煮物を中心に。

 職場との業務上のやりとりのついでに保活の大変さについてぽろっと愚痴を言ったら、経験者である会社の先輩方がアドバイスや応援のメールを送ってきてくれた。優しくて頼りになるお姉さんたちである。今更ながら、彼女たちが育休から復帰するまでには大変な苦労と精神的な疲労があったのだということがよくわかった。私たちも頑張らないと。


9月20日(木) 33歳の誕生日

2018年09月20日 23時49分58秒 | 2018年

 7時半起床。娘は朝から元気につかまり立ちをしている。しかも、いつの間にかつかまった状態で横歩きができるようになっている。ますます目が離せない。

 掃除機をかけている時に、一昨日の深夜に格闘をした”あいつ”の死骸が見つかる。その場では逃したが、やはり殺虫スプレーは効いていたのだ。そういえば、今日は私の33歳の誕生日。33歳になって最初のミッションがあいつの死骸の処理だなんて、先が思いやられる。

 妻のiPhoneのカメラが1年前から起動しなくなっていて、てっきり私は修理が出来なかったものだと思っていたのだが、よく聞いたら修理屋さんに持って行ってすらいなかったことがわかり、「ダメ元で1回診てもらえばいいじゃん」とはっぱをかけていた。すると、今日行くという。

 せっかくなので、3人でお出掛けすることにする。新横浜の駅前からバスに乗り、大倉山の先にあるショッピングモール「トレッサ横浜」へ。妻が修理屋さんに行っている間、私は娘とモール内を散策する。家電量販店やペットショップ、ゲームコーナー、ベビー洋品店などを巡ってからソファーで休憩していると、妻が戻ってきた。「携帯預けちゃって連絡取れなくなるんだから、勝手に移動しちゃだめじゃん」とのこと。確かにそうだ。妻には「家電量販店を見てるね」としか言っていなかった。

 昼食は、回転寿司「海鮮三崎港」で。おすすめメニューの本マグロ三貫盛とサーモンが美味しかった。

 妻のiPhoneのカメラは、いとも簡単に直った。こんなことならもっと早く診てもらえば良かったのにとも思うが、直ったのだからまあいいか。

 それぞれ洋服屋さんも巡り、私は無印良品で気に入ったチノパンがあったのだが、即決とまではいかなかったので、何も買わずに帰途につく。しかし、「無印ならペペ(新横浜駅前にあるプリンスホテルのショッピングモール)にも入ってるよ」という妻の言葉に促されて途中で立ち寄り、同じ種類の色違いを3本購入した。自分で洋服を買ったのは何年振りだろう。仕事関連のものや下着類を除けば、少なくとも3年前に結婚してからは一度も買っていない。私服のパンツはどれも色褪せてしまっている。妻は「同じものを3本も買うという発想は私にはない」と言っていたが、この先はきっとまた数年買わないから、気に入ったものがあった時に一気に買っておいたほうがいいのだ。というか、洋服を選ぶという行為が面倒なので、出来るだけ1度でまとめてしまいたいのである。

 娘をお風呂に入れて寝付かせた後、夕食に妻がステーキを焼いてくれた。焼き加減や味付けも絶妙だし、肉そのものもジューシーで、美味しい。付け合わせの野菜たちも色鮮やかだし、食用花まで飾られている。なんて豪華なディナーだ。ご飯は、祖母が送ってくれたお赤飯。ステーキとの相性という意味では難しいところだが、これも美味しかった。

 食後には、ケーキも用意してくれていた。私の好きなモンブランをベースにしたロールケーキである。しかも、葉山の老舗「日影茶屋」のものだ。モンブランの味云々以上に、スポンジやクリームのそもそもの味のレベルがとても高くて驚かされる。さすがである。

 それにしても、私の知らないところでよくここまで準備してくれたものだ。というか、いつしたのだろう。妻に感謝である。ありがとう。おかげでとても楽しい誕生日になりました。

 祖母は先述のようにお赤飯を、母は毎年恒例のYシャツのお仕立券をプレゼントしてくれた。ありがとうございます。また、会社の後輩たちはグループラインでメッセージと同時に私の好きそうなエッチな写真を大量に送りつけて来た。妻との夕食中にラインがブンブン鳴るので何かと思ったら、全くしょーもない奴らである。中学生か。でもまあ、そういうところもかわいくて憎めないのだが。ありがとう。