7時半起床。既に妻と娘は起きていて、しかもすこぶる元気そうにしている。
朝食はバナナとパン。パンにはちみつをかけて食べる。
午前中の離乳食では、おくらに初挑戦した。ねばねば感にどんなリアクションをするのかと楽しみにしていたのだが、全くのノーリアクション。豆腐と混ぜていたせいだろうか、新しいものを食べているということに気付いていないのではないだろうか。
昼過ぎから妻のお兄さん一家(お兄さん、奥さん、5歳と3歳の男の子、5ヶ月の女の子)が遊びに来てくれる。妻が作ってくれた餃子をみんなで食べ、お土産に頂いたアイスを食べ、ゼリーやおせんべいを食べ…というふうに常に何かを食べながら、トランプやUNO、オセロなんかをして遊んだ。男の子2人はやんちゃ盛りで、元気いっぱい。時にふざけすぎてはお母さんに怒られたりしているのだが、それでへこんでいる姿もまた可愛らしい。普段私はそれほど子ども好きではないし、子どもからも好かれないのだが、甥っ子たち(私の弟の子どもたち)と同様に、彼らはとてつもなく愛らしい。それは妻と血のつながった甥っ子だからとか、親戚だからとかいう理由ではなくて、純粋に彼らが良い子だからだと思う。時にはいじわるをしたり、すねたり、癇癪を起こしたりもしているが、根本的な部分の優しさや素直さ、思いやりを持っている。彼らを見ていてふと我が身を振り返り、反省したり学ぶことも多い。「いやいや、子どもなんてみんなそうだから」と思うだろうか。私はそうは思わない。彼らのような良い子に育つことも、そうあり続けることも、そんな子を育てることも、決して簡単ではないと思う。彼ら自身もすごいし、彼らを育てているお兄さんお姉さんもすごい。
お兄さん一家を見送り、後片付けをしていると、娘が何やら引き出しを漁っている。一番下の棚を引っ張り出して中のものをいくつか取り出してから、今度は立ち上がって上の段の棚の中に手をつっこんでゴソゴソと中をかき回していた。些細なことだが、娘が何かを新しく出来るようになるというのは、純粋に嬉しいものである。
夕食は、鮭の蒸し焼きとがんもどき。がんもどき自体は市販のものだが、妻の作った出汁で煮てあるので美味しい。
藤田菜七子騎手が、今日の中山競馬場で騎乗機会2連勝を果たしたらしい。しかも、いずれも人気薄の馬を持ってきている。彼女はデビュー以来JRA唯一の女性ジョッキーとして注目を集め、アイドル的な扱いを受けているのだが、もうそろそろ”女性ジョッキー”という括りで評価する時期は終わったのかもしれない。性別関係になく、一騎手として侮れない、馬券を買う側からすれば馬が人気薄でも押さえておきたくなるようなジョッキーになってきている。