３月１５日（金） 脳が活性化する。

　7時起床。今朝は少し気分を変えたくて、菊名駅まで歩いて東横線（みなとみらい線）で出勤する。

　昨日お休みだった方もいたので、昨日と今日でホワイトデーのプレゼントを渡し終える。人にプレゼントをするというのは何とも楽しいものだ。

　今日は終日オフィスで事務作業。作成中の冊子の入稿が週明けになるので、原稿の確認・修正を進めると共に、印刷会社さんへの指示書も作る。

　昼食は「鎌倉山ラメール」のトマトソースハンバーグ弁当。ここのハンバーグは柔らかいし肉々しくて美味しい。

　夜、隣の部署の後輩と事業の進め方について打ち合わせをする。話をしていて、「やっぱりこの子は頭良いなー」と実感させられる。普段の私は自分の頭の回転の早さにそれなりの自信があるのだが、彼女を前にするとその自信は大いに脅かされる。私が自分の考えを話しているときに彼女に「ん？」という表情をされるだけで、何か見当違いのことを言ったんじゃないかと不安になるくらいだ。こういう感覚を抱くのは、ちょうどこの月曜日に会った昔の後輩と仕事をしていた時以来だと思う。久しぶりの感覚に、とてもワクワクしている。

　22時過ぎに帰宅。今日の午前中に妻と娘が実家から帰ってきたので、妻がご飯を作っておいてくれた。しかも、私の好きな生協のお肉がメインである。

　洗濯を終え、1時前に就寝。

３月１４日（木） 後輩曰く「ひとり働き方改革」とのこと。

　8時起床。今日はいつもよりゆっくりな朝。

　直行で八丁堀へ出張。企画の打ち合わせで、内容はとても面白いし結果も期待できそうな取り組みなのだが、いかんせん予算が厳しい。私たちの組織単体でこの金額を払うとなると、かなりの理論武装と根回しが必要になる。それに、これをやると後輩が熱心に企画している別の取り組みの予算がなくなってしまう。どうしたものだろうか。

　昼前に関内へ戻り、「わかな」で昼食。横浜で有名な老舗の鰻屋さんである。年に2、3回お客さんに連れてきてもらうことがあるのだが、たまには自分のお金で食べてみるかと思い切って入ってみた。先に結論を言うと、「まだ私の年齢では1人で来てはいけない」ということ、「自分でお金を払ってまで食べたいほど美味しいわけではない」ということがわかった。前者に関しては、お客さんと一緒に来るときと比べて明らかに店員さんの態度が違った。舐められているのだ。他のお客さんには「失礼します」「お待たせ致しました」と言っているのに、私に対しては無言だったりタメ口だったりする。「おいおい、これだけ対応に差があるのに、隣のおじいさんと俺は同じ3000円を払わなきゃいけないの？」という理不尽さを感じると共に、この年になると若造扱いされることがなくなってくるので、それはそれでちょっぴり嬉しかったりもする。ただ、味がいまいちだったのは残念だった。これだけ高飛車なスタンスで来るのなら、味は美味しくないと。次からはお客さんからお誘い頂いても、代替案を提案することにしよう。自分のお金を払う価値がないと思うお店に人のお金で行くなんて、相手に失礼だ。

　午後はオフィスで事務処理。後輩の頼もしさに感心する出来事と先輩のしょーもなさに辟易する出来事があって、一体うちはどういう組織なんだろうと考えさせられる。また、年明けに復帰して以来どうしても受け入れられない上の人間が1人いる。元々全体的に疎まれている人なのだが、育休前の私は周囲から揶揄されるくらいうまく付き合っていた。しかし、休んでいる間に私の中で何かが変わったのだと思うのだが、復帰してからは生理的に受け付けなくなった。ひとつ自覚しているのは、嫌いな人と関わっている時間がもったいないと思うようになったことである。自分の残りの人生を考えた時に、嫌いな人と話している暇はないし、同じ空間にいることで不快になる時間ももったいない。だから、最近はその人がいる時には自分のデスク以外で仕事をするようにしている。1人フリーアドレスである。周囲の上司や先輩、後輩たちもそれには気付いていて面白おかしく弄ってくるが、この仕事の仕方自体に問題はないようである。実務上も、みんなで机を並べているところよりも会議室やら打ち合わせスペースなどの広い空間で仕事をするほうが集中できるので、生産性はかなり上がっているし。ただ、電話を取ることが出来なくなること、きちんと居場所を伝えておかないと周囲に迷惑を掛けることはあるので、あまりやり過ぎないように注意したい。

　21時半過ぎに帰宅。30分ほど掛けてゆっくりお風呂に浸かる。

　夕食はジョナサンから出前してもらったステーキ弁当。一緒に頼んだコーンスープが美味しかった。

　洗濯を終え、日付が変わる頃に就寝。

３月１３日（水） 強力なライバル登場。

　6時半起床。なぜか目が覚めてしまったので、いつもより早めに家を出る。

　8時前に出勤。朝食はコンビニのフレンチトーストとメンチカツパン。時間に余裕があることもあって、ボリュームたっぷりである。

　午前中は打ち合わせと県庁への出張であっという間に終わる。

　昼食は「鎌倉山ラメール」の大海老入りタルタルチーズ焼き弁当。海老だけでなく、帆立も入っている。

　午後は、専門家さんとの会合と上司との打ち合わせ。いずれの場も私の役割は後輩たちのフォロー役だったのだが、引き出しが多くアイデアがどんどん溢れて来る専門家さんに対して、しっかり真正面から向き合っている彼女たちの姿はとても頼もしく感じた。また、上司との打ち合わせでもとても熱心に説明をしていて、私のフォローはほとんど必要なかった。仕事に対する考え方や具体的な進め方、それに何より熱意が素晴らしい。上司もそれを感じたのだろう、予定時間をかなりオーバーしてみっちりと相談に乗って下さった。橋渡しをした立場の私にとって、このことは本当にありがたかった。彼女たちの考えや想いと上司の戦略的な視点が交わることで、きっと更に面白い仕事が出来るのではないだろうかとワクワクする。そして、今日をきっかけに私の中で彼女たちは「フォローすべき後輩」から「刺激を与えてくれる良きライバル」に変わった。

　21時過ぎに帰宅。夕食はコンビニ弁当。

　0時過ぎに就寝。

３月１２日（火） 今日は簡略版。

　7時半起床。実質3時間強しか寝ていないので、さすがにちょっと身体が重い。ただ、頭は冴えている。昨晩から引き続いてアドレナリンが出ている。

　日中はオフィスで事務処理。

　昼食は「ラメール」のホワイトグラタン弁当。

　夕方から先輩と一緒に久里浜へ出張。商店街の中にある居酒屋でゆっくり夕食をとってから仕事をして、21時半に帰途につく。

　帰宅は23時前。入浴して洗濯機を回し、1時前に就寝。

３月１１日（月） ＯＢの知見。

　8時起床。今日は出張先へ直行なので少しゆっくり起きた。小児科に行ってそのまま川越の実家へ出掛ける妻子を見送ってから、私も身支度を整えて直行で渋谷へ。　

　昼過ぎに関内へ戻り、「Pizza Cozou」で昼食。ランチセットのマルゲリータピザを注文する。飲み物はコーラ（ピザにはコーラでしょ）、デザートはパンナコッタを選んだ。

　料理も美味しかったが、私がこのお店を選んだのは決済手段として「PayPay」が使えたからである。支援先にキャッシュレス決済の導入について案内していながら、自分がその手段のひとつであるQRコード決済を使ったことがありませんでは話にならないと思い、やってみたかったのである。結果的には、めちゃくちゃ簡単だった。アプリ上でQRコードを読み込んで支払金額を入力し、最後に「支払い」をクリックするだけだ。suicaに比べたら少し面倒ではあるものの、許容範囲内だと思う。テレビCMで散々周知されているように今はキャンペーン期間中なので、今回は1200円の支払いで228円のキャッシュバックがあった。このキャンペーンは大きい。そりゃあ一気にシェアが拡大するわけだ。

　オフィスへ戻る。今日は天気がとても良い。洗濯物もよく乾いていることだろうと考えると嬉しくなる。しかし、青空を見ると真っ先に洗濯物のことを考えてしまうというのはどうなんだろうとも思ってしまう。

　午後はオフィスで仕事。トラブル対応に追われる。上司と先方との間に割って入り、なだめ、すかし、時にはおどし、交渉する。まだ油断は出来ないが、一応現状では最良の方向に話を持っていくことが出来た。我ながらよくやったと思う。

　18時半過ぎに退社し、3月に退職する後輩の送別会（第1弾）を開催する。今回はここ数年で退職したOBメンバーも久しぶりに集まって、主賓の後輩に加えて現役3人、OB3人の総勢7人というメンバー構成で、横浜のハワイアンビアホールで閉店まで4時間半も喋り倒した。このメンバーだと話は尽きないだろうと予想し、飲み放題無制限のプランを選んで正解だった。

　横浜線の終電がなくなってしまったので、白楽に住んでいるOBの後輩と一緒に東神奈川から歩いて帰る。一緒に働いている時から聡明だった彼女は更にその魅力を増していて、話していて楽しかった。つくづく彼女を失ったのは痛いと思う。今回退職する後輩もそうだが、尊敬する人に限っていなくなってしまう。それだけ今の組織に魅力がないということなのだろう。この事実とは向き合わないといけない。

　1時半前に帰宅。さすがに今日は洗濯は諦め、お風呂に入る。喉の痛みと鼻水が本格化しているような気がする。

　少し仕事をしてから、2時半過ぎに布団に入る。今日の飲み会が良い意味で刺激的で、アドレナリンが止まらずなかなか眠れなかった。結局4時頃まで寝付けなかった。