岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

ジャンクガレッジ 西船店 「うわさのまぜそばをついに食べてきた」

2011-02-22 12:39:49 | ラーメンレポ
自宅近く・・・というほど近くでもないのですが、仕事の途中に良く通る道沿い。


これぞB級グルメの極致!!!

この黄色!?


ニンニク入れましょう。

「ニンニク」・・・そしてこの極悪顔の豚&骨。

これは?


出ました!ジャンクガレッジ!!

って、勿体ぶりましたが、いつの間にかジャンクガレッジが出来ていました。
・・・ここって以前は別のラーメンチェーンだったところでは?

以下、知っている人には説明不要ですが、ジャンクガレッジをざっとご紹介。
都内は大崎に始まった、大人気店「六厘舎」その兄弟店(たしかにいろんな意味で「姉妹」ではないと思う)。
「ニンニク入れましょう」のフレーズがあるように、ラーメン二郎を模した「二郎インスパイア系」と呼ばれるジャンルの一角を担有名店です。
もともとは、二郎関内店の独自メニュー「汁なし」を模した「まぜそば」一本のお店でした。
こちらの系列はなかなか商売上手。今ではラーメンもはじめ各地に支店を増やしているのを聞いてはいましたが、まさかこんなに近くに出来るとは!

じゃあ早速入店です!

とその前に。



店前には黒烏龍茶オンリーな自動販売機。
何もそこまで・・・と思う人もいると思いますが、そこまでの覚悟が必要なお店なのだということです。



店内はカウンターが8席くらい?とテーブル席多数。
以前使われていた店舗を居抜きで使っている模様。



営業時間は11:30~翌1:00とかなり長くやってますねえ。
夜中とか通ったらついつい寄ってしまいそうです。



・・・確かに滑りやすいです。
いやいや床はしっかり磨いてあるのですが、それでも店内で大量の豚骨や豚脂を煮ているので気化した油が付着するのですね。
確かに凄いからなあ。

申し送れましたが、本日は仕事の合間、同僚のF田氏&H本氏と共に来ております。
さて3人でテーブル席に着きまして・・・壁にメニューが張ってありますね。



あれ?
ジャンクガレッジってラーメン結構力入れてるのね?
餃子とか、チャーハンとか・・・なんか「まぜそば」一本という昔のジャンクガレッジのイメージが強かったので。
こういったラーメンとかは結構サイドメニュー的扱いをされているのかと思ってました。



そしてこちらが無料トッピングの説明。
ヤサイ、ニンニク、アブラはまぜそばラーメンと共通ですが、まぜそばにはさらにチーズがトッピング出来ます。

それにしても



これを見て「ヤサイダブル」って言える人はそれだけで「猛者」だと思います。



F田氏、H本氏の2名はラーメン、ミニ炒飯、餃子のAセットを頼んだのですが・・・。



ここはやっぱりまぜそば!だれがなんと言おうとまぜそば!
まぜそばの中を注文。
麺の量330gは一般的ラーメンの2倍以上ですが、まあ二郎と思えば普通よりちょっと多い程度。

下の「まぜそばには、ビールが良く合う!」というコピーに惹かれますが、そこは抑えて行きます。



しばし待ってやってきた汁なし、モトイまぜそば!
トッピングは、チャーシュー、ヤサイ、卵黄、鰹節に生ニンニクと、揚げニンニク。
天辺から粒胡椒が散らしてあります。




茶色、白、黄色で構成された・・・全体的に茶色系。
和食の料理長とかに出したらぶっ飛ばされそうな極悪なフォルム、いや料理長ががっつく可能性も否定できませんが・・・あくまでイメージです。



アブラの下にはトローリチーズも隠れています。



じゃあ黄身を箸先でぶっ潰しまして・・・

麺の下に箸を突っ込むようにしてマゼマゼ。
二郎関内の「汁なし」と同じならば、一番下にあるタレと麺、そしてトッピングの具をしっかりと、混ぜたほうが美味しいはず!

ガツガツ混ぜましょう。



もういいかな?



じゃあおいただきます(仕事中の昼休みなので作業着です)

ずず~っといただきます。
麺とタレもそうですが、卵黄とアブラの濃厚さ、揚げニンニクと粒胡椒の香ばしさが重要。
チャーシューもグズグズに崩して麺に絡めるような感じで混ぜたほうが美味しいと思います。
一口食べるごとにグリグリ混ぜる。
これはその昔「油そば」というラーメンが流行ったときの食べ方。
あれも今考えてみれば一種の「まぜそば」ですね。

決してお行儀良くないですが、確実にそのほうが美味しいと言えます。

見た目のインパクトは「大」ですが、スープがない分ラーメンより軽く、おかげでもたれることなく、結構な量の麺がするするといただけてしまいます。



そして、あっという間にどんぶりが空に!
その昔読んだジャンクガレッジのレポートに「この残りのタレにスープを入れてくれないかなあ」と書いていた人がいましたが、体感して納得。
確かにこれにちょっとだけスープを足したら美味しいであろうことは、予測を超えた確信です。



ジャンクガレッジが大崎に出来たのは2007年の初頭で「いつかは行かねば」と思っていたお店ですが、そのまま4年も経過していたのですね。
このお店の売りある「まぜそば」はこのお店以前にも存在していましたが、今やつけめんと並びかなりメジャーなジャンルになりました。

今回はチェーン展開した後なので、ジャンクガレッジ創業の味とはずいぶん変わったのだと思いますが、これはこれで美味しい。
まぜそば。チェーンとはいえしっかりとお店でスープを炊き、豚を茹でている模様。
麺も本店と同じく浅草の開花楼から仕入れているようです。
ぜひ今度は大宮の本店に行って食べてみたいと思わせてくれるまぜそばでした。

ごちそうさまでした。
ではでは

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【宮崎出張記】宮崎最後の夜を堪能するのだ!後編 「ラーメン専門店 宝来」

2011-02-22 01:19:52 | ラーメンレポ


「じゃあ最後はラーメンで・・・」と最近みんなに気遣ってもらっているiwaYohです。
先ほどのお店を出て見付けたラーメン屋さんがこちらの宝来。



駐車場の中にポツンとあるなんか情緒と哀愁のある出で立ちがぐっと来ます。
手前にあるカブも良い感じ。



出入り口の風格もタマリマセンねえ。

さて暖簾をくぐると店内はさらにノスタルジックな雰囲気が漂います。
L字になった7席ほどカウンターの向こうはラーメンを作るご主人が寡黙にひたすらラーメンを作っています。



2人から4人掛けのテーブルが3つほど。
私たち3人はその奥の小上がりの座敷に通されました。
壁にはなぜかマッチ箱が大量に飾られた壁があります。

それにしても店内は、結構強い豚骨臭。
これは下処理とかしてない生の豚骨をワリと短時間煮たときの匂いですね。
獣臭いすごい匂いなんですけど、個人的にはなんか悪くないというか、なんだか説明し辛いですが、悪くない気分です。
「匂い」というのは「記憶」とセットになっていることが多く、以前にもこういったシチュエーションで美味しいラーメンを食べた、という記憶がよみがえるのかもしれません。



お座敷のテーブルの上には割り箸と胡椒と、餃子のタレとラー油と・・・???



たくあん・・・おばちゃんがこれを置いてくれました。
そういえば以前に宮崎に来たときもそうでしたが、昔からのラーメン屋さんはラーメンの前にこういった突き出し的な何かを出してくれます。

そのおばちゃんは「三つね?」と言って帰っていきました。

3人して完全に酔っ払いなので「???」と思いつつも受け流し。

とりあえずその後、餃子1人前と焼酎のお湯割り3つを発注。

この餃子とつまみつつ、焼酎を呑んでいると・・・



餃子が出てきて・・・その後



やってきました。

三つ。

三つってラーメンのことだったのね?
なんたるオートメーションオーダー・・・っていうか、もうちょっと説明してもらいたいもんだと云々・・・。

メニューを見ると、ラーメンのほかにも、チャーシューメンとか玉子ラーメンとかあるんですが・・・。
この辺頼むときは・・・っていうか「三つね?」の時に言えばいいのか?
なんとなく納得いかないものもありますが、これはこれでいいでしょう。
なんせこちら立派な酔っ払い3人ですから。


それにしても強烈な豚骨臭。乳化した白濁のインパクトですが、脂はさほど浮いておらず、スープは思ったよりもあっさりしてます。
チャーシューは小さめの巻きチャーシューが2枚。
もやしはさっと茹でただけなので、ほとんど生に近い状態です。



そして麺。これが太い!
九州系のラーメンてどこでも「豚骨」で「細麺」という久留米ラーメンを原型にしたその亜流のラーメン、っていうのが定説だと思ってましたけど、この麺はどちらかというとちゃんぽんとかに近い。

しかし、さすがにちょっと豚骨の風味がキツメですねえ。
ちょっとだけこの風味を抑えたいところ・・・。



そこでこのしょうゆ漬けにんにくの登場!



これをちょろっと流しいれてみます。
これは効く!にんにくの風味はさほどではないのですが、豚骨の風味がやわらかくなってコクが残ります。
熊本ラーメンで強烈な豚骨にマー油と呼ばれる焦がしにんにくの油を浮かべますが、その効果に近いものかもしれません。

個人的な感想として全面的に美味しいと言えるラーメンでは、残念ながらありませんでしたが、地域に密着した。味のあるラーメンだし、何度か訪問したらもしかしたら通ってしまうかもしれないインパクトのあるラーメンでした。



口蹄疫、鳥インフルエンザと不幸なことが続いている宮崎県ですが、活気ある街を見て、また地鶏、宮崎牛を味わって、上辺だけかもしれませんが、宮崎を少しだけ知ることが出来ました。
本当に美味しいものがたくさんある良いところです。

先ほどお店に対して「ごちそうさま」と書きましたが、宮崎県で私たちを迎え入れてくれた方々全員に以下の言葉を贈ろうと思います。

ごちそうさまでした。
おせわになりました。
ありがとうございました。

ではでは

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