岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

門前仲町は憧れの名店、酒呑みのメッカ魚三酒場にいってきました

2021-11-08 17:02:35 | 外食レポ
さて、町中華の昼餐も終わりまして、腹ごなし。



深川不動尊にやってきました。

この深川不動尊。「深川のお不動様」と親しまれております。

千葉県成田市にある、成田山新勝寺の別院で、深川不動尊というのは所謂ニックネーム本来の名前は

成田山東京別院深川不動堂

というのだそうです。



一応お線香を上げまして



お参りしました。

などと暇つぶしを時間を有効に使いしまして・・・。

じゃあ

行きますか!

さて、葛西橋通りを渡って・・・

今日の本命!



見えてきました。

魚三

の文字。

そうです!門前仲町の名店!



魚三酒場です!



今日は平日なので、午後4時より開店です。

現在3時45分・・・すでに出来ている行列の末尾に並び待つこと15分。

そして迎える午後4時。



オープンしたお店に続々と人が入っていきます。

私もその流れに乗って入店。3階まであるのですが、お一人なので1階のU字のカウンターに着席。

1階は二人様までみたいですね。



と見上げれば壁一面のメニュー。

刺身、煮物、焼き物、天ぷら、フライ・・・これに惑わされながらも・・・

お一人様ですからね、あんまり数は頼めません。

落ち着いて組み立てを考えていきましょう。



最初はお酒にしました。

っていうのは、ビールは前の店でやってますんでね。

「お酒!おひやで!」

っていうと、コップと受け皿が出てきて、そこに清酒金龜が注がれます。

オープン直後で満席の居酒屋、無事に席に着けたちょっとした安心感と

「さあ、これからの呑むぞ!」という興奮が入り混じった店内。

そういう空気に包まれながら、一人お酒を口から迎えに行ってズズ~っとね。

じゃあ、肴を頼みましょうか?



まずはあら煮!

これが70円という破格!駄菓子レベルの扱いです。そうね、大人の駄菓子♪



これをチビチビ食べながら、お酒もチビチビと・・・

独り呑みとしてまた一つ大人の階段を上った気がする瞬間です。

もう一品はチラチラ傍に見えている・・・実はあら煮と一緒に頼んだ・・・



まぐろなか落ち

値段忘れちゃったんですが、そんなに高くなかったので、ちょびっと出てくるのかな~って思ってたら・・・

盛ってますねえ・・・思わずニヤリとしてしまいます。



ちなみに、お刺身をちゃんと味わうには、お刺身の上に乗せて、醤油とわさびを触れさせないようにしますが、

こういう時には、醤油にわさびをしっかりと溶いておきます。

なぜなら・・・



このわさび醤油でまぐろをビタビタに浸したやつが、いい肴になるんですよねえ。

これにはひやだわ~♪

と、冷たい肴に冷たい酒を呑んでると、ちょっとぶるっと来る10月下旬。

温かいもの行こうかねえ。

っていうことで、



「お酒!温かいのください!」

で、燗酒をいただきます。

とはいえ、入れ物と提供方法はさっきと一緒。

ちなみに言うとお酒も一緒。

ずらっとお酒を取り揃えて、あれこれ迷いながら呑むのも良いですが、最近は面倒くさいってのもあり、

お店任せのお酒(日本酒)ってのが楽で良いですね。

これに合わせるのは



はぜの天ぷら。

この時期のはぜは夏を越して一回り大きくなったイワユル"落ちはぜ"

生息域や生態の関係で、あんまり漁の対象にならず、まとまった数が撮れない魚。魚河岸などでも滅多に見ません。

その割には護岸などで簡単に釣れる魚ではあるので、はぜが食べたきゃ釣りに行けばいいんですけどね。

・・・能書きが長くてすみません。

ということで



大根おろしを天つゆに溶いて



揚げたてのはぜ天を



どっぷりと漬けていただきます。

上品な白身なのですが、ほのかに漂う潮の香り。

きすやめごちとはまた違った風味の天ぷらです。

やっぱりはぜは天ぷらが一番美味しいよねえ♪

これにはビールも合うけど、今日はお酒にして正解でした。



と、はぜ天を食べ終えたところで、ちょうどお酒も終了。

ここから、もう一品ともう一杯くらい行きたいところだけど、後ろに並びが出来ているようだし、

さっと呑んでさっと出ていくのも酒呑みの美学の一つでは?

・・・なんてエラそうなこと言ってますが・・・実は、結構最初の町中華がお腹に残ってまして・・・。

お酒どころじゃなくなっちゃったんですよねえ。

まあ、今回は初顔合わせ、様子見ってのもありでしょう。

ごちそうさまでした。

夕焼けの門前仲町を後にして家路につきます。

んで家に帰ってもう一回晩酌から始めるのは、また別のお話で。

ではでは

【魚三】〒135-0047 東京都江東区富岡1丁目5−4