岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

【信州信濃旅行記】松本ブラックってのがあるということで、マルキ商店へ・・・その上さらに・・・ラーメンは別腹です!

2022-05-30 21:43:54 | ラーメンレポ
さて、善光寺で御開帳を見学しまして松本城も見て、しづかにもいってきましてホテルに帰ってきました。

そしたらホテルの数軒先の並びに





マルキ商店

というお店がありまして、



松本ブラック中華そば

黒さがさ

"さ"ってなんだ?

というそこはかとない疑問点はありますが、まあとにかく入ってみましょう。

なんですか

「おまえ、さっき居酒屋で・・・」

ラーメンは別腹です!

ということで入店・・・したのは私と長男のみ。

カミさんと次男は「付き合ってられんわ~」と先にホテルに戻っていきました。



入店するとすぐ右手に、券売機が・・・って思ったら違いました。



瓶のコカ・コーラの自販機でした。

いや~懐かしい・・・と言いつつも・・・



でもビール頼んじゃう。

ちなみに食券制ではなく席でのオーダーになります。

先のビールと一緒に頼んだのは、表にデカデカ掲示されていた、松本ブラック。

ちなみにメニューには、ラーメンとトッピングの他にも、ポテトサラダとか塩キャベツとか、おつまみ系メニューも豊富でした。

じゃあ、ラーメンを待つ間に、卓上調味料の観察。



醤油、お酢、ラー油という餃子シフト。さらにデカめの缶胡椒、そして・・・



おろしにんにくでした。

と言っている間に、到着しました。



松本ブラック!

ちょっと解説になりますが、2005年くらいから富山の大喜というお店が出す、非常に濃い醤油味のラーメンを指して

富山ブラック

と呼ばれるようになります。

この富山ブラックが一時期にご当地ラーメンとして有名になると、そのわかりやすく、目立つネーミングにほかのご当地ラーメンも飛びつきます。

例えば、福島県は郡山のますやが昔から醤油色の濃いラーメンを出しており、富山ブラックブーム以降"郡山ブラック"または"福島ブラック"と呼ばれるようになりました。

その後、京都の新福菜館も濃い醤油色のスープが特徴のため、京都ブラックなどと呼ばれています。

ちなみに、その京都新福菜館を祖とする、秋田をはじめ東北に展開する末廣ラーメンも、秋田ブラックなどと呼ばれていたりします。

そして、この松本ブラックです。



こんもりの青ネギ。そのしたにもやしの小山。

何枚も乗っている薄切りのチャーシュー。



そして、この黒いスープ。

まずスープからいただきます。

・・・うん、こっち系なのか~・・・

知っている人は見た目で判ってしまうと思うのですが

 ・

 ・

 ・

新福菜館系ですね。

醤油色だけど決して濃くてしょっぱいわけではなく、焦がした醤油。

豚骨や鶏ガラではなく、肉の旨味が強く、甘みを感じるスープ。



麺を引き上げるとスープの色に染まっています。

加水率は中程度の平均的な中華麺。



ビールを頼んでいるから、チャーシューが良いおつまみになってくれます。

ラーメンとして特に文句をつけるところはないのですが・・・ないのですが・・・

松本の名前を冠して"ブラック"を名乗るからには、もう少しオリジナリティが欲しいなあ・・・

てのが本音かな?

でも、こちらのお店、昼前に開店し、深夜の3時まで営業、そしてこの松本ブラック以外にも、普通の中華そばや塩ラーメンなどもやっています。

ラーメンが食べられる居酒屋さん、そして松本の市街地という立地を考えると、結構優秀なお店なのではないかと思います。




というわけで、ごちそうさまでした。

【中華そば マルキ商店】〒390-0815 長野県松本市深志2丁目1−5

んで、ホテルに戻ります。

そこで待っていたものは

 ・

 ・

 ・



ラーメン

 ・

 ・

 ・

「なんでまた食べてんのよ!」

という疑問はごもっともでございます。

実はこちらのホテル。

夜9時半以降に

夜鳴きそば

と称しまして、宿泊者は無料でこの夜鳴きそば一杯のサービスを受けることができます。



だったら食べるよねえ~♪

ラーメンは別腹です!

という当然の選択!

チャーシューは無し、メンマとねぎと岩海苔が乗っています。



まあスープは炊いているはずもなく、業務用のスープを使っていると思うのですが、今時業務用スープも悪いものということもないのですよ。

ただし、ちょっとこのまんまだとあれなので・・・



こういうもので、ちょいと



こんな感じにして。



いただきます♪

まあ取り立てて、報告するほどのものでもないのですが、いやでも。

これを無料で宿泊者全員にふるまうドーミーインの心意気!

しかと感じ取りました。

ちなみにこちらは、カミさんも、次男も一緒です。

もちろん長男も・・・

・・・そう・・・長男に至っては

先ほどのしづかでのご飯セット+松本ブラック+夜鳴きそば

というジェットストリームアタック!

炭水化物の三連星

だからお前は(以下略



ごちそうさまでした。

じゃあ、これをいただいたところで、もう一回お風呂に入ってきましょうかね・・・そういえばサウナもあったな。

そこで酒を抜いてもう一回晩酌のやり直しを・・・・

というわけで、松本の夜は更けています。

ではでは

【天然温泉梓の湯 ドーミーイン松本】〒390-0815 長野県松本市深志2丁目2−1


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【信州信濃旅行記】松本到着!松本城からの、松本の老舗居酒屋しづかでご夕食

2022-05-30 16:56:54 | 旅レポ
サクサクっと書いていきたいところだったのですが、諸事情で結局一週間空けてしまいました。

申し訳ないと思いつつ、まあいろいろありますので、ご了承ください。

じゃあ、本編行きましょうか♪

さて、久しぶりの家族旅行は信州の長野、今度は松本にやってきました。

たまにしか来ない旅行ですので、穴場的なところを探すのではなく、

観光ぅ~!!

という感じのところに行くのが、旅行した気分になると思っております。

じゃあ当然松本にやってきたら!



国宝!松本城!



藤棚がきれいでした。



観覧料を払って中へ。

どーんと中央に構える大天守。

右手に乾小天守

左手の奥が辰巳腑櫓、手前が月見櫓。

大天守と乾小天守は戦国時代に造られたもの。

辰巳腑櫓と月見櫓は平和だった江戸時代に増築されたもの。

手前の広場は本丸御殿があったところです。


まずは大天守と乾小天守の間、渡櫓のあたりから入城。

ちなみにどこで聞いてきたのか、長男が

「城を見るときは攻め入る気持ちで見るんだよ」

だそうです。ちなみに

「もう2回くらい殺されてるよ」

とのこと。まったくどこで・・・



鉄砲狭間とか弓狭間とか本当に使われていたんだなあ。という実感。

このほかにも、石落とか城を守るための様々な仕掛けが施されています。



また、場内にはこのように戦国時代から江戸時代にかけた武士の装備や、



特にこの火縄銃関係の展示は、解説も含め非常に見どころがあるものでした。



こちらは、小銃ですねえ。

江戸時代末期の外国製のもの展示されていますねえ。なんかロマンを感じます。



なんと火縄銃の弾は女性の仕事だったんですねえ。

このほか、火縄づくり、装具の補修なんかも女性の仕事だそうで、松本の女性は働き者ですねえ。



そして上ってきた天守閣!

松本城主にでもなった気分で、城下を眺めます♪

ちなみに、ここに上がるまで、本当に戦国時代に造られたままの階段を上がってくるんですが、これがかなり急な階段です。

写真に撮っておきたいところだったのですが、階段付近は諸事情あって撮影禁止となっております。


この階段を上り下りするのも、なかなか醍醐味なので、ぜひ松本にお越しの際は、

国宝松本城へ

って、回しものみたいですねえ。

というわけで、松本城を後にしました。

【松本城】〒390-0873 長野県松本市丸の内4−1

その後予約したホテルにチェックイン。

ちなみにホテルはドーミーイン松本、温泉付きのホテルです。

カミさんと私、長男と次男で別れてツインのお二部屋。

というわけで、夕食を予約した居酒屋に向かうまでの間、こちらの天然温泉でひとっ風呂♪

長旅の疲れを癒したところで向かうは、松本の城下町。

住所は大手、という名前ですから江戸時代には武家屋敷があったあたりでしょうね。



しづか

は松本を代表すると言って良い

由緒正しい居酒屋。

今回の旅を松本にしたのも、このしづかに行きたいから・・・というのは、カミさんと子供には内緒です。

漏れ出ているかもしれませんが・・・。



昭和20年代に創業し、現在の場所に移転したのは昭和30年代、その後昭和50年代に隣接する蔵や校舎を改築して、

お店を広げて現在のスタイルになったとのことです。

初めて来たのは25年前。当時の仕事で松本に出張したときに、現地のお客さんに教えてもらったお店です。

そんなに頻繁には来れない松本ですが、来たら外せないお店です。

という能書きは、カミさんにも子供にも通じないので、さっさと入店します。



というわけで、一足飛びに、このお写真。

キリンのラガーとお通しです。



お通しは芹の酢味噌和え。

仲居さんが

「お子様には苦いかもしれないので、大人の方で召し上がってください」

と言っているにもかかわらず、

「いえ、食べます!」

と二人とも。

その後、「うめぇ~」って言いながら食べてました。

・・・君たち、この間の鍋に芹を入れたら「なんか苦い」って言ってなかったっけ?

旅先でハイになっているんでしょうねえ・・・。



じゃあ、まあとにかくカンパ~イ!

独り呑みじゃないレポートは久しぶりですね。

じゃあ行きますよ♪

まずは



わさびの花のおひたし

ここに来たらこれを食べないとの第1弾です。

時期的にぎりぎりだったらしいですが、旬の短いわさびの花、食べられてよかったです♪

ツーンと鼻に抜けるわさびの芳香が独特ですね。

続きまして



馬刺し!

ここに来たらこれ食べないと!の第2段!

ここのところあちこちで、馬刺しが食べられますが、これは冷凍じゃない生の馬肉♪



おいしいんですよねえ。

生姜とニンニクを巻いて、お醤油をちょんと漬けて食べるのが良いです♪

おい!長男!次男!バクバクバクバク食べるんじゃない!

そうなんです、これがカミさんと二人なら、お酒を呑みつつじっくり食べられるんですが、酒を呑まない息子どもは

本気モードで食べやがります。

んで次は



おでん

これもじっくり食べて呑んでいきたいところ・・・

「父ちゃん玉子食べていい!」

「ちくわもらいま~す」

と次々に消えていきます。

まあ、ナルトと大根と、はんぺんを1/3くらいいただいたのでまあ良いとします。

そして



鯉あらい

これも信州に来たら食べたい一品。

鯉料理の本場は佐久の方なのですが、こちら松本でもメジャーな食材です。

さっきまで生きてた新鮮な鯉を薄造りにしたのち、氷水であらう。

これでしか出来ない、このシャキッとした歯ごたえの鯉の身を酢味噌でいただきます。



これはお酒だよねえ♪



などとじっくりやってると、また子供どもが!ガツガツと・・・。

おい!ここは由緒正しい居酒屋なんだぞ!

と、言いたいけど言わない・・・でも言いそうです。

じゃあ、これでどうだ!

っと頼んだ



松本山賊焼き!

この山賊焼ってのは、実はお隣の塩尻にある山賊というお店発祥のメニュー。

塩尻、松本が力を合わせてB級グルメとして売り出しているメニューです。

わりとこの界隈のどこに行っても食べられるんですけど、とにかくボリュームがあるので、対子供メニューとして頼みました。



これは、再びビールに戻りたいねえ。

ちなみに、長男はここでご飯セットを頼んで山賊焼きをおかずにしております。

これで少しは落ち着くかな?

って終わったら、食べ終わった次男が今度は暇そうに・・・

「もう帰りたい・・・」

だって・・・

まあ子連れ居酒屋だとしょうがないかねえ。

じゃあ、もう少しなんか?

んで頼んだ



おたぐり

・・・というのは馬のもつ煮です。

厳密にいうと、いろいろ長野県内でも諸派があるそうですが、まあここのやつはみそ味のもつ煮です。



お酒の残りをいただきつつ、これを肴に・・・うんようやく落ち着いたか・・・

と思ったら、さっきまでご飯セットで満足した風の長男が・・・

「父ちゃん、ちょっとそれ食べてみたい」

だってさあ。

まあ、居酒屋のおつまみは共有財産ですからねえ・・・と諦めつつ・・・

今度なんか理由付けて一人で松本に来ようかなあ・・・

と密やかに思うのでした。

というわけで、しづかでのご夕食も終わり。

家族4人で慌ただしい居酒屋飯ではありましたが、なかなか楽しめました。

ごちそうさまでした。

というわけで、ホテルまで歩いて帰ります。



ホテルに帰る途中で出会った猫さんたち。

松本の猫ボランティアさん達頑張っているようです。お疲れ様です。

ではでは

【しづか】〒390-0874 長野県松本市大手4丁目10−8


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