岩風呂

ラーメンを中心に食べ歩きとかレシピを乗せてます。そして時々猫が登場するブログです。

らーめん寺子屋 さくら通り店

2011-02-05 12:30:59 | ラーメンレポ
私が住んでいる松戸は実は知る人ぞ知るラーメン激戦区。
「知る人ぞ知る」と書くと如何にも通好みですが、「知っている人しか知らない」と書くとなんだかなあ・・・。
いや、べつに言葉遊びをするんじゃなくて、そのラーメン激戦区のクオリティ上げている震源地は二つあります。
一つはとみ田などを初めとする茨城大勝軒系と呼ばれるグループ。そしてもう一つが十三湯麺(かずさんとんみん)の店長、松井一之氏です。
同士はラーメンで地域活性化が出来ないか?と「らーめん寺子屋」なるラーメンの学校を展開して、数々の独立店を出展しました。


そのらーめん寺子屋卒業の1期生の方が店長を勤めていたお店がこちら。
「勤めていた」と過去形なのは、現在卒業生の初代店長は別のお店を任されているのだそうで、現在は助手を務めていた人が店長をされているそうです。

そんなわけでやってきたらーめん寺子屋さん。


ランチタイムは餃子が4個100円!そしてライス無料
餃子はパスしてライスは頼むか!


ちなみに本日は嫁がパート、iwaYoh休日の為息子どもとやってきてます。
子供用の椅子2脚も直ぐ貸してもらえました。

今回の作戦ですが、以前の幸楽苑よりも量が多いので頼むラーメンは2杯。
1杯は普通盛りでちゅん用、もう一つを大盛にしてはるるととうちゃんでシェア。
ライスは1杯としておきましょう。
女性の店員さんが「お子さんにはちょっとしょっぱいかもしれませんが、薄めに作りましょうか?」といわれたので、ちゅん用(普通盛り)だけ薄めにしてもらいました。




こちらがはるる&父ちゃんの大盛。
チャーシュー、メンマ、ゆで卵1/2、海苔、ナルト、ねぎと非常にラーメンらしいフォルム。
やや背脂が浮いて、ちょっと濁った醤油のスープで、鶏がらと鰹節が強め。
確かにちょびっとしょっぱいですね。
麺は細めでプルンとした食感は十三湯麺譲り。
激しく個性的なラーメンが流行る中、十三湯麺系はこの系統のラーメンで勝負してきますねえ。
「最新」とか「流行」とかでなく、地域性とか客層を考えた地に足の着いたラーメンだといえます。

さて解説もそこそこに・・・

長男ちゅんはやや薄味バージョン1人前!


次男はるるは小さく取り皿を分けて・・・熱々なので、少しだけお冷を振り掛けます。こうすることで冷めるのとちょっと味が薄くなるという計算・・・でも丁寧に作ってくれたお店の人には大変申し訳ない気もするのですが・・・。

しかし、ラーメンの味自体はちゅんもはるるも「おいしい~」と大変好評。
これだけ喜んでくれれば連れてきた甲斐もあります。

本格的なラーメン専門店で子連れでも対応よくしてくれて、レシピの微調整までしてくれるお店、最近は増えているようですが、こちらのお店はラーメンの味も、接客も含めなかなか良いお店だと思います。

ごちそうさまでした。
ではでは

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秀味 海岸店

2011-02-04 12:10:34 | ラーメンレポ

こんばんは・・・また秀味に来てしまいました。
最近出現率高いです。

さて、毎回タンメンもなんなので・・・と前回醤油らーめんを食べ、これが美味しくてよかった訳ですが、今日はそれに気をよくして別の挑戦もして見ましょう。


今日はレギュラーメニューのタンメン・・・じゃなくて


こっち!「ひと味ちがう」と自信の程が伺える「辛味噌らーめん」
これ行ってみよう。

ところが、券売機の前に立つと・・・「辛味噌らーめん」というのがありません・・・。

「みそらーめん」はある、「ねぎみそ」もある・・・んで、下の方に「辛みそ&コーン」というのがあった。


流れ的にこれを「組み合わせて「辛味噌らーめん」が出来るのだ」と勝手に解釈しました。
結果これが当たりだったようですが、よく考えたら店員さんに聞けばよかったのだよ。




そしてやってきた「辛味噌らーめん」・・・というか、「みそらーめん」+「辛みそ&コーン」
いろいろ仕様に疑問が残りますが、味の方はなかなか。
例によってしっかりしたスープなので、個性の強い辛みそに負けていません。
麺も程よい茹で上がりで、特筆はシャキッと茹で上がったもやし中心の野菜。
そして、薬味として生姜、紫蘇の葉も綺麗ですねえ。
・・・でもやっぱり・・・コーンは要りませんなあ・・・。
それにしても寒い時期ということもあり、辛みそが染みますねえ。これも隠れた名作だと思います。
せっかくだから今度、券売機に「辛味噌らーめん」の項目が出来るようお願いしておこう。


そういえば本日も半チャーハンつきだったのですが、なんか本日は結構しょっぱくてですねえ。
お店の人ちょっと失敗したのかも・・・まあブレの範囲でしょう。
二郎に通うと飲食店のブレに寛容になってくる気がする・・・。

それにしてもこの時間だと、いますねえ・・・呑んでる人・・・常連さんかなあ・・・ビール美味しそうだなあ・・・いつかこちらのお店で、190円の餃子でビールを飲んで、麺類で締める独り呑みをやってみようと思います。

ごちそうさまでした。
ではでは

・・・そういえば・・・券売機で「冷し中華」が販売中止になってなかったのは通年営業でやっているということでしょうか?

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麺屋 和利道 warito

2011-02-03 12:05:52 | ラーメンレポ
こんにちは本日は池尻大橋にやってきました。
こちらで一仕事すませ、M氏が推薦するつけめん屋さんに・・・。

それがこちらの和利道。
昼時よりちょっと前で、時間がよかったのか、店外に行列は無くそのまま入店・・・と思ったら店内で前10人ほどがウエイティング、意外と道のりは遠いようです。


とはいえ回転はわりと早そうなので、券売機で食券を買っておきましょう。
メニューはつけめんとあつもりのこるはトッピング関係だけのラーメン系のメニューがないお店なのですね。
寒い時期なのであつもり、味玉付きにしました。
さらに、

麺の量
普通 200g
大盛 300g
同一料金

とのことなので、今日は大盛にしてもらいました。

このあと並んで待っている間に調べますと、こちらのお店このブログでもたびたび登場するTETSUの流れを汲んでいるらしい。
なるほど~どおりで券売機のあつもりの写真が似ているわけだ。


というわけで着席の後に出て来た味玉あつもり900円


麺は太めなのですが、つけめんにおける太麺インフレの現在においてはワリと普通なのかな。
かつおだしに浸ってでてくるのはTESTU仕込みですね。
このかつおだしのおかげで、麺の表面の水分が蒸発して麺同士がくっつくこともなくなり、さらに温度も保てる、これは素晴らしい発明だと思います。


つけだれは適度に粘度があり、とんこつ、鶏がらに魚介系、それに魚粉が僅かに入っている最近では一般的になってきたつけだれ。
つけだれは予め暖めてあった器に小鍋で加熱したたれを注ぐ、チャーシューやメンマも暖めてから入れているようで、熱々がしっかり保たれています。


ほろっと崩れるチャーシュー


いい歯ごたえのメンマ


ぷよんぷよんの味付け玉子。
割るとトローリした黄身がつけだれに流れ出して、つけだれにあたらなコクを加えます。


麺はプルプル、つけだれもちょうどよい濃さ、「冷めない」にこだわった調理も見事でこれはレベルの高いつけめんですなあ。
ただこれは好みの問題ですが、個人的にはTESHU(品川店しか知りませんが)のつけだれの方が濃い目で粘度が高くて好きかなあ、


気になったのがこちらの壺。


揚げねぎらしいですね。これちょっと加えてみましょう。

ふむふむ・・・最初はちょっとスナック菓子の様なさくっとした食感。
スープに馴染んでくるとたまねぎの甘みが出てきて面白い。

さて、麺を食べ終えると、女性の店員さんが「焼き石はどうですか?」
と聞いてきます。
もともと冷めにくく調理してある上、あつもりなので冷める要素はあんまり無いので「いいです」と「No Thank you」的な意味で言ったのですが、あちらは「「まだ」いいです」と捉えたのか、何度か聞いてきます。
どうも焼き石の提供にかなり力を注いでいるよう。


結果根負けして焼き石がやってきてしまいました。


ジュジュジュ~・・・。


この焼き石地獄に割りスープを加えます。
個人的に思うのですが、このスープが熱々だったら問題ないんだけど・・・。

さて、割りスープで飲用に適した塩分濃度になったつけだれですが・・・焼き石の活躍で沸点直前まで温度が上がりまして。

・・・熱くて飲めない・・・。

無理してレンゲでフーフーして・・・

うわあぁぁぁぁぁ・・・・!!!!

喉が火事に!

あわててお冷で消火です!

ラーメン店のカウンターであわや熱湯を噴出す事態だけは避けましたが、これは恐ろしい熱さであります。

ここまで順調だったのに、なんか、タイムロスな感じ。
レンゲでしっかりフーフーし、細心の注意を払いながらいただきます。

ただ、味としてはさっきの揚げねぎが良い薬味になっていて、また熱さで味も香りも活性化しています。

麺、つけだれ、具と全体通してTESHU仕込みの美味しいつけめんでした。

ただ・・・

ただ一点・・・

あつもりに焼き石は要らないと思う。

少なくとも自分には・・・。

ごちそうさまでした。
ではでは

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ラーメン二郎 品川店

2011-02-02 13:15:43 | ラーメンレポ

ども、

「ラー品川店」

に来ております。


失礼しました。

「ラーメン二郎品川店」

であります。


ただいま土曜日の午後、もう直ぐ麺切れ終了予定というのに、先の行列。ラーメン二郎の人気をマザマザと見せ付けられております。

ちなみに、「麺が無くなり次第・・・」とあります。
営業終了時間が近づいてくると、行列に並んでいる人を店員さんが数えに出てきて、「ここまでね」と物理的に、機械的に切っていきます。
その後ろに並んでいる人は、どんなに長い時間並んでいようともスパッとあきらめていただく。これを私どもは「死刑宣告」「死亡宣告」などと呼んでいます。
ちなみにこの行列の最後尾になった人は、お店の人から
「後から並んだ人に「終わりだ」って伝えておいて」
と重大な役を任されます。
客に接客の一部を任せるという恐ろしい商売方法・・・飲食店=サービス業という観念はこのお店では通用しません。
二郎においてはあくまで「二郎」という脂水ラーメンを提供するお店であり、スマイル0円とか最高の笑顔とかそういう接客を求めること自体が場違いであると、そういうことですな。

(#`Д´)y-~~「じゃあ行かねえよ」

って言う人も多いと思いますが、そういう人は奏してもらって、でも、ハマッてしまった人はそれでも行ってしまう、それでも並んでしまう、それでも食べてしまう、それでもヤサイニンニクなのが二郎なのです。それが二郎なのです。


それにしても改装してから、広くなって快適ですな。
ちょっと二郎っぽくなくなった気がしますが、でもほかの一般的なラーメン屋さんと比べればいろんな意味で凄みがあって良いと思います。

というわけで、自分のが出来たようです。
例によってこちらのコールは

アイコンタクト!

店員さんの目線を追って目が合った瞬間、この瞬間、店員さんは心で「ニンニク入れますか」と訊いています。
まさにその瞬間の心の声を逃さずに

「ヤサイニンニク」

このやり取りが出来てこそ品川店で二郎を食べる権利が発生するのです。
これこそが醍醐味であり真骨頂といえるでしょう。

(#`Д´)y-~~「じゃあ行かねえよ」

って言う人も多いと思いま(以下略






そして出て来た小ラーメンヤサイニンニク。
先日松戸の二郎に行き、ヤサイの盛りに驚きましたが、品川のそれは常識的であると思います。
さて、天地返ししていただきます。

先日某氏より「「天地返し」とはどういった意味と効果があるのか?」という質問をいただきました。
ここで天地返しの効果について述べさせていただきます。

天地返しの目的は主に三つ、

1.麺を引きずり出すことによって、熱いスープから出し、麺がスープに浸って伸びるのを防ぐため

2.茹でただけで味付けがされてないヤサイをスープに浸すことによって、ヤサイに味をつけるため

3.比較的温度が低いヤサイがスープに浸ることによって熱々のスープの温度が下がり、食べやすくなる

ということです。ご理解いただけましたでしょうか?
このときにヤサイをもっと盛った場合(ヤサイマシ、マシマシなど)極端に味が薄まるので、注文時に「カラメ(味濃い目)」を頼んでおくという上級な技もあります。ただ、これをやると麺の味も変わってしまうので諸刃の剣ではあります。

ちなみに隣の青年がヤサイマシマシニンニクマシカラメを頼みました。
・・・直訳すると、ヤサイ多めのさらに多めのそのさらに多め、ニンニク多め、そして味濃い目という訳になります。
出て来たそれは・・・

以前食べたヤサイマシが霞むほど


これが以前食べたヤサイマシ。
このときばかりは「頼んだ私が馬鹿でした・・・」とお店に心で詫びました。

今日見たそれは、さらに


こんな感じになっている感じ。
どんぶりが二つ重なっているのかと思いました。
決してデフォルメしているわけでなく、これくらいのヤサイが盛ってありました。

出て来たそれに一瞬たじろいぐ青年。
その瞬間のおびえた目は印象的でした。


私が二郎を食べ終え、店を出て烏龍茶を買って再度店の前を通っても、彼はまだヤサイの山は以前高く聳え立っておりました。

ヤサイニンニクコールは、体調、バランス、店の雰囲気すべての感覚を研ぎ澄ませて頼まなければいけないのだと心に刻んだ品川の午後であります。

ごちそうさまでした。
ではでは

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らーめん専門店 香麺

2011-02-01 12:45:46 | ラーメンレポ
どもども。訳あって埼玉県は狭山市に来ております。
用事は済んだので、これから帰宅。
でもまあせっかくこっちの方までやってきたのでラーメンの見聞を一つ広めておきましょう。


というわけでやってきた香麺。近くに中野の有名店「青葉」の支店もあったのですが、そちらはある程度味に予想がつくので初めて名前を聞くこちらにやってきました。


ふむふむ、人気ナンバー1がチャーシュー麺、ナンバー2がつけ麺だそうですが、初訪問に付き、シンプルに醤油ラーメンにしてみました。


メニューのスミに自家製麺のお知らせと製法が・・・。


カウンター上は醤油、酢、ラー油、胡椒と特に珍しいものは・・・ん?


自家製激辛・・・気になりますねえ。


中身は・・・うわ~なかなか辛そう・・・韓国のビビンバを食べるときについてくるヤンニョム見たいな感じがします。

などと珍しいものを見ている間にラーメンが来ましたよ。




濁りのある濃い目のスープに、細麺、上にはチャーシュー、メンマ、半熟味玉、海苔にねぎ。
お店の雰囲気的に「醤油」というと澄んだスープで出てくる気がしましたがこれはちょいと不意打ち。
スープは豚骨、鶏がらをしっかり煮込んでから鰹節、煮干を加えているようで、適度な濃度でやや粘度があるので麺と良く絡みます。
このスープなら味噌も悪くないし、つけ麺も美味しいかも。
ただ、塩となるとどうなるのか?興味がわきますねえ。濃厚な塩というと山頭火みたいな味になりそうな気がしますが・・・。
具のほうですが、チャーシューはしっかり煮込んだタイプ、煮玉子が半分付くのはこの価格ではうれしい、メンマも悪くありません。

と、一通り味わったところで、先ほどの自家製激辛を入れてみましょう。
・・・ん?・・・バランスは良いもののちょっと一本調子に感じたスープでしたが、この辛味が加わるとピリッとして旨みが鋭くなりますねえ。
胡椒とかの辛さじゃなくてあくまで唐辛子のストレートな辛さがスープに良いアクセントを与えているようです。
気がつくと珍しくスープを完飲してました。
意外なところで名店あり。侮れませんな狭山市。

ごちそうさまでした。
ではでは


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