はちきんizyのアメリカ丼

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山あり谷ありの国際結婚ブログです。

映画”スラムドッグ”を見た

2009-03-03 | 映画 芝居 テレビ番組 等など
アカデミー受賞作の Slumdog Millionaire を見てきた。

こういったスピードのあるテンポのいい映画は好きだ。

少ない制作費で作られた映画 と聞いたが それは 映像にも出てるし、

有名な俳優さんも一人もいない。

        
     
       (左は監督のDanny Boyle)



今年 アカデミー にノミネートされた映画で見たものは、

これが2本目なので なんとも云えないが、

”ベンジャミン バトン” の方が 映像は良かったように感じた。

               

物語は 教育も受けていない 貧しいスラム街出身の青年 ジャマール が 

インド版 "Who want to Be a Millionaire" に出演し、

みごとに正解をだし続け あと1問で 10億ルピー を手にするところまでいくが、

イカサマの容疑をかけられ 警察  に連れて行かれる。

そこで どうやって それらの答えが出てきたかを 一つ一つ説明しながら 

彼の  子供時代の生活 が フラッシュバックされる。

インドと言うと とても貧しく 貧富の差や教育の差が激しい 人口密度が高い。

と言うことが まず 頭に浮かぶが、

この映画に映る 貧しい人々の生活や、売春、宗教争い、

子供たちを誘拐してお金を稼がせるギャングのような集団など 

驚くもの があった。

そんな 逆境 にもめげずに強く生き抜いていく 兄弟 

そして彼らと同じように親を失った 少女が加わり ストーリーが展開する。


   

彼らを 幼年 幼少 青年 に分け 6人の子役がそれぞれ演技するが 

それが なんとも 可愛い

  

 とくに ジャマールと兄のサマールの幼年時代がいい。

彼らの演技に 笑い も誘う、

スリルのあるアクシオンに ハラハラ ドキドキ

もう少しで 声がでそうになる。

あまりの むごさ に 目を閉じてしまいたくなるシーンも、、。


    

                                  
幼年時代の サムールとラテイカの二人は実際に インドスラム の 出身らしい。

賞を取った後に彼らの親から 

”子供たちの出演料が少ない” と文句が出ているらしいが、

監督他の話では 彼らは 初めて学校に登録され、生活費 医療費 など

彼らが学校に行き続ければ カバーされるように手配が出来てる というような事が

云われている。

私の貧しい子供時代なんて この子たちに比べたら

なんという事もない、恵まれた生活だ。



映画が終わって 汽車のホームで インドの踊り が披露される。

映画でも使われた 何曲かの インドの音楽 は

初めて耳にするものだったが良かった。


jai ho dance


見入って しまった 2時間だったが 今 何か心に残ったかというと、、、


貧富が隣り合わせの街、

そんな中での貧しく危険なインドでの生活、

子供たちのさまざまな表情


そんなものがまぶたに残ってはいるが、

大きな感動 のようなものは残らなかった。

でも お勧め作     $6の価値 はあった。

夫婦喧嘩もあほらしくて やってられなくなったし、、、

でも夕飯はしっかり 作らせた。

”土佐の女はまっこと強いちや。”

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