ジャップと呼ばれた日

たまに　出会う。




人種偏見 を持った人

昨日は　職場で　ある年配（たぶん８０代）の婦人から

そんなものを感じた。


そういう人に出会うと　いつもの　１０倍は言葉使いに気をつけ　

　馬鹿な質問をしないように、、、する。






まだ　アイオワに住んでいた頃　何人かの　日本人女性　と知り合った。

その中の一人の女性は　１７－８歳年上のアメリカ男性と　結婚

ご主人の仕事がうまくいかなくなって、家を売り

自分たちの　名義　にしていた８０代のお姑さんの住む家に

移る事になった。


その時　彼女はお姑さんに家を出て行ってもらった。


”母が　お姑さんの世話でとっても苦労していたのを

見てきた私は　とっても一緒には住めない。”


そう言う彼女の話に　祖母　に育てられながらも

年寄りの世話　もしたことのない自分を感じ

丁度　主人の　転職　で引っ越すこともあり

新しい町に行ったら　老人ホーム　で働こう

と,一番簡単にとれる　看護の資格　をとった。





私が老人ホームで働く事知ったアメリカ人の知人は


”老人ホームにいる年代には

いまだに日本人を敵視する人もいるぞ！”

と　私に　忠告　した。



そんなことを感じることもなく

おじいちゃんやおばあちゃんの　お世話　をしていたある日

シャワーの嫌いなおじいちゃんをシャワーに入れようと　服を脱がしていると

”ジャップ！”

と　はき捨てる　ように言われた。






その言葉を聞くや　腹の底から　それこそ　煮えくり返るような　感情が沸き

気がつくと

そのおじいちゃんを　思いっきり　壁に向って　押していた。

ハッと　我に返り、怪我がないか　確かめながら


カッとなるタイプ　ではない自分も

こんな行動をとってしまう事に驚いた。


あんな感情が沸いたのは　それこそ　あの時が初めてだった。








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私の家ではないですが、、。

写真は　去年のこの季節のものです。


今朝　仕事に行こうとすると　霜が下りているのに気付いた。

すると　昼前に　小雪が降り始めていた。