ちょっと嬉しかった事

この劇場は今年で　　約５０年　を迎えるという。





ここで働いている人たちも皆　ボランテイア　で

この場所を　こよなく　愛する人たちによっての寄付金や　

資金集めがされ、支えられている。




土曜の夜　５０年前に　この劇場で　初めて　プレイされた　

”Teahouse of the August moon"　をテーマにして

資金集めの　デイナー会　が行なわれるらしく

それに行く　ナンシーさんから　その　朝早く　職場に電話が入った。


デイナー会に着物を着て行きたいので　

浴衣でいいから貸してくれ　

と云う。





５時には会場に行きたい　と言うので

ランチ時間に取りに帰り　午後　店に来た彼女に　着方　を教えた。



ナンシーさんは　私より　かなり　体に　あつみ　があり

サイズの心配があったが、


思ったより体が大きかった彼女が着た浴衣は

前が　すっかり　はだけてしまった。






”これ　黒よね、”


と言って　浴衣の生地を　じっと　見て

彼女は　こう続けた。

”　私　黒いパンツがあるから　それを下にはくと大丈夫だわ。”



そんなにも　着物をデイナーに着ていきたかったんだ　　と思うと

なにやら　嬉しかった。

きっと　この浴衣も　その夜　　皆の注目　を浴び　

喜んだに違いない。


この　Teahouse of the August moon　は

昔　映画化　もされ

若かりし　マーロン　ブランド　や　京まちこさんが　出演している


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