心にかけてもらった思い出

　周りの子どもたちに　心をかけ　感心を持つ事を

考えていたら　自分の子供の頃のことを思い出した。　


ほとんど寝たきりの祖母と　二人暮らし　だった私のことを

心にかけて　くださった家族がいた。

小学校５－６年生の時に親しくなった　友人の家族　だ。

家族で　海に潮干狩りや　山に満開のつつじや桜を見に行く時

必ず　私に声をかけてくださった。


花も綺麗だったし　初めて　目の前に見た　滝　には驚いたが

私の　一番のお目当ては

友人のお母さんが作った　お弁当　だった。

祖母の作るものは決まっており

その上　味噌汁一つにしても　

うまく作ることの出来ない人だったから、、、。笑


友人のお母さんの作るお弁当は　美味しい　だけでなく

綺麗に　盛り付け　られており

私にとって　珍しい食品　もたくさん使われていた。


山や海でお弁当を一緒に食べながら　

母親　とか　父親とか　おねえちゃんとか

自分に分からない　家族　というものを　

生で　感じる事も

魅力だったように思う。




その両親は　高知で小さな　印刷会社　を経営していた

たぶん　その頃は　謄写版　と呼ばれるものが使われていたと思う。


海の見える　精神病院　に入院していた父は

短歌や俳句の好きな仲間と組んで　

病院にあった　謄写版　を使って　文集を作っていた。


私の友人が　そういった印刷関係の会社を持っている事を知った父は


”退院したら　雇って欲しい。”


というような　手紙　を書いたり

外泊した時に　そこを　訪れたりしていた。


精神分裂病者を　恐れる傾向　にあったあの頃

かかわりたくない　と　思うのが普通だろうが

彼らは　礼儀正しい手紙を父宛に出してくれ

変わりなく　私を家族ピクニックに　誘ってくれた。


子どもだった私には　分からなかったあの時の彼らの気持ちを　

今　振り返って　深く感じ

感謝の思い　で　一杯になった事だ。


小さな私を

　心にかけて　くださって　本当にありがとう　


だから　　Pay it forward

　　　しっかり　しなくては、、、、。


写真は　今回の　ヘアーカット

以前と同じ形ですが

かなり短くなりました

セレブのハイライト（笑）は　分かりにくいですね

じっくり見ると　たいした出来ではないです。

名前だけやん、、、。

ちなみに　カット全て含め　１１６で　チップを１５ドル支払い　

１３０ドル以上もしました。泣




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