病院での半日は、、

　まだ星が降る　朝６時に　家を出　

田舎道を走る事　約１時間ちょっと、、

　７時過ぎに　病院に着いた。


cardiovascular　Center と書かれた部屋に行き　

　３枚のペーパーワークを　済ませるや

バッキーは　ナースに連れられ　別室へ、、、



同じように　

旦那様を　別室に送った年配の女性が

　　　私が　彼女と同じ町からやって来た事を知るや

病気の旦那様の事を話し始めた。


心臓に疾患を持った　彼女の旦那様は　　　


　　　血管形成術　が必要になるかも知れないと

それは　心配そうに　

　細々と　私に話し始める。


その様子から　とてもナーバス　になられているのが

手に取るように感じられたが

疾患の知識も充分ない私は

彼女が使う　メディカル用語　にも　分からないものが多くあり

彼女に返す　適切な言葉が　何一つ浮ばず

ただ　分かったような不利をして

　　うなずきながら　聞いていた。


そうやって　待合室で　暫く　彼女と話していると

　　ナースが私を呼びに来た。


バッキーのいる部屋に通してくれるようだ。


席を立つと


”Good luck”　と　

　年配の女性が　

私を　励ますかのように　云う。




頂いた言葉をそのまま　お返しする気持ちで

　　ありがとう　　と言い　

　　　ナースの後に続いた。



８つのベッドが　それぞれ　

　カーテンで仕切られて並ぶ　別部屋の

　一つのベッドに

　　横になっていたバッキーは

右手にIVをされ

　心電図を取る為　

　　　あちこちにワイヤーも貼り付けられていた。


　　


　
土足のアメリカと言っても

　靴を履いたまま　病院のベッドに

　　　横になっている事には驚いた。　





暫くして　インド人の医者が来て


２５％の患者にしか効かないが

　ショック療法の前に

ある薬を静脈に入れ様子を見る事



それによって　効果が見られないと

ショック療法を行なうが

　　その効果が見られなくとも　３度で　辞める事


などの説明があり


看護婦が　液体の入った小さな袋を


　　IVの棒にぶら下げた。



それから　３０分ぐらい　しただろうか


心電図やバイタルサインが示されるスクリーンをチェックしたナースが


”You're my good student

　　　You're gonna get A "　　


（貴方はいい生徒ね。　今日は最高成績が取れたわよ）と　

　　　　　嬉しそうに云う。


静注薬の効果　があり

　　心電図も正常を示し

ショック療法の必要がなくなった。


これには　医者も驚いていた。



　　　　



　３ヶ月様子を見た後

　携帯用のマシーンを２日間つけ　心臓のモニターをする事。

それによって　異常が見られなければ

血を薄める薬を辞め、


その後で　定期的に行なわれている”大腸ガンの検査”　　を

　　　行なう。　　


と言う事になった。


　（父親が大腸がんであった事もあり

　　定期的にその検査を行なっているバッキーだが

心臓のために　血を薄める薬を摂っているので

大腸がんの検査中　

　　万が一　出血をした場合　きけんな為、、、。）


それと　予定通り　

来週の水曜日は　

”睡眠時無呼吸症候群”（Sleep Apnia） が

　　　あるかどうかの検査　を行なう為

病院でお泊りの　バッキーだ、、。


　　
（睡眠時無呼吸症候群が不整脈と

　　　関係しているとも考えられる為）

何かと　メンテのかかるバッキー　です、、、が

　まずは　グッドニュース　　　　でした。


写真上は　バッキーの薬箱

以前は写真上の箱のように　７つの窓しかなかったのが

朝夕　薬を摂る様になり　１４個の窓に増えた。



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