アイオワ州の風力発電量は全国でも高い位置にあるらしい。
背の高い風車が沢山立ち並ぶ姿を
今回の旅でも多く目にする事だった。
何度見てもその姿に目を惹かれる。
道中ランチに止まった休憩場で
風車のブレイドを運ぶ大型トラックに出会わせた。
私がこの前に立った写真だと
大きさが分かりやすかったですね、、、残念
大きいんですよぉー
その先はこうやってトラックでの移動なんでしょうね。
さて旅に出る時も
私たちが持つ現金は2-300ドル
殆どの物はクレジットカードで支払うので
ガソリンスタンドで現金払いをした事はない。
この日もいつものように外でカード支払いし
給油を終えたバッキーは
ガススタを出るや
カード会社からテキストメッセージを受け取った。
”Pilot(ガススタの名前)で151ドルの給油をしましたか?”
と言う内容のもの、、、だ。
いくらガソリンが高くなっていると言っても
私たちが乗る自家用車に151ドルものガソリンを入れる事など出来ない
”これは悪用されたに違いない”
そう思ったバッキーは神経ピリピリ
ちょっとした言葉にも剣が見られるようになる。
やり難いったらありゃしない
給油する為カードを使ったガススタはすぐ向かいにあったので
カード会社に”見覚えのない請求だ。” と
メッセージを送った後
そのガススタ Pilot に行く事にした。
レジに立つ女性店員に事情を話すと
151ドルはカードが正常に使われているものかどうかの確認に
請求するものであり
数日以内には明細書からも消える と説明される。
確かにガススタでカード支払いすると
確認の為請求されるけれど
その額は1ドルである事が殆どだ。
151ドルは多すぎ
今回のようにカード会社が不信に思い
持ち主に連絡が入り
キャンセルの手続きが始まる。
カードがキャンセルされると
新しいカードを手にするまで時間もかかり
現金を持たない私たちは特に休暇中困る。
そんな文句を店員に伝えると
”これは会社の決まりですから
私たちにはどうする事も出来ないんです。
カード支払いは外でなく
店内ですることですね。” と
返される。
アメリカンなその対応にカチンと来た私は
”あーーそうなんですか
じゃぁ Pilotを利用するのは
極力避けたほうがいいんですね。” と
口にしていた。
バッキーはその会社に不満を訴える為
その連絡先をレジの女性に訊いた後
駐車場に戻ってからカード会社に電話を入れ
機械でなく人間と話をしたら
Pilotがこのような請求をする事は
カード会社も知っており
カードのキャンセルを中止する事は簡単に出来た。
それでも約1時間をこのような事に使い
バッキーの機嫌が悪いまま
イリノイの家に帰ったのでした。
Pilot 151 の話でした。