火曜日は英語を話さない中国人のチューさんと働く日だ。
彼女とは会話が殆ど持てないので、
チューさんの素振りや表情を見て
私は勝手に彼女の事を想像している。
チューさんと寿司子は中国語で会話が持てるのに
彼女達が話しているのを見なくなって暫く経つ。
ちょっと前に
年に１度、食材の取り扱いや保存状態ほかの細かい検査をする為
州のインスペクターが抜き打ちで店にやって来る。と
ブログに書いたんだけど
その州の検査で問題が起こらないように
会社は会社専用のインスペクターも雇っており、
その人が月一ぐらいの頻度でそれぞれの部署の検査に来る。
会社のインスペクターがこの部署に来て
じっくりとチェックするのは業務日誌 Logbook だ。
随分前にチューさんには寿司子から中国語で
業務日誌についての説明があったらしいけれど
すぐに理解出来なかったチューさんは
「そんなもの覚える気はないわ」 と言ったらしく
以来 チューさんは一度も業務日誌をつける事なく半年以上が経っている。
思うにチューさんが寿司子に
「そんなもの覚える気はないわ」 と言ったのは
彼女のプライドが寿司子に質問する事を邪魔しているのではないかなぁ と
想像する。
そんな昨日、片付けを済ませ バックルームで包丁を研いでいると
何を思ったか、チューさんが業務日誌とペンを持って
その付け方を説明して欲しい とでも言うような素振りで
私の所に来た。
それだけの事なんだけど
彼女が 仕事を理解したい と思ってくれた事が
ほんと 嬉しくて
その夜バッキーにその話しをした。
すると
「そういう喜びなら俺は毎日のように多くの人から感じているぞ」 と言う。 笑
そうしてバッキーが言うそういった小さな喜びは
別の喜びを感じた時に
押されるかのように心から消えていくらしい。
私は喜びの感情に気づいたら ゆっくり深めていくほうかなぁ
何という事のない話ですが 昨日のハイライトは
「職場で感じた喜び」でした。
昨夜、ホームメイドのアップルクリスプを頂いたので
アイスクリームを添えて夜のデザートにした。
ぽちっとね