日々の覚書

MFCオーナーのブログ

Do You Believe In Magic?

2007年05月03日 23時26分01秒 | 時事・社会ネタ

本日の“社会派ブログ”は、ちょっとB級なネタを拾ってみた。

種明かしされマジシャンTV局訴える
実は、昔から手品を見るのは好きで、いわゆるテーブルマジックと呼ばれるものも、人間を消してみたりするイリュージョンも、同じように好きである。なんかこう、素晴らしい手品を見てるとワクワクするよね。一体どんな展開になるんだろう? なんて、目が離せない。マジシャンって、本当に尊敬してしまう。

と、そんなマジシャンたちが、テレビ番組で種明かしをされた、とテレビ局を訴えた、というのが今回の記事。どういう事なのか、と思ってよく読むと、マジック用にコインに穴を開けた、と貨幣損傷等取締法違反容疑でマジック・バーの経営者らが逮捕され、それを報道した番組で、実際にコインを使用したマジックの種をバラしたらしい。これは、やってはいけない事である。マジシャンが種をバラされてしまったら、死活問題だ。訴えたくなるのは分かるし、また訴えるべきであろう。彼らにも、生活があるのだ。

手品には種がある、なんてのは当たり前。でなきゃ、あんなこと本当に出来る訳はない。種も仕掛けもなしで、コインが手のひらを通過したり、トランプのカードが隣の人のポケットに移動したり出来るのなら、その人はマジシャンではなく超能力者である。だが、そんな事は分かってるはずなのに、必死になって種を見破ろうとしている人も多い。同業者ならいざ知らず、ただ見てるだけの人なのに、ひどい場合には、「今のマジックの種はこうだろう」なんて言ったりするのもいる。見事なマジックを見せられたら、何故素直に騙されよう、と思わないのか。マジシャンでもない自分が、種明かししてみせてどうするのだ。お粗末なマジックだったのなら理解できるけど。才能があり、また長年努力してきたマジシャンに対して、非常に失礼な行為ではないか。反省しろ。

ま、マジシャンに対してというか、芸人全般を低く見ている一般人って多いからね。彼らが、見事な芸を披露するのが面白くないのだ。あいつらに出来るなら、俺にも出来るはずだ、なんて勘違いしてる訳。こういう輩は、きっと東大出の国会議員とか大学教授とかが、手品をやって見せたりすると、すごいすごいと絶賛するのだろう。もちろん、種明かしなんて論外。救いようがないな。

ま、とにかく、マジックを楽しむ時は、種がどうこうなんて、野暮な事を気にするのは止めましょう。

デリヘル呼んだら強盗が来た
失礼ながら笑ってしまった。見出しだけだと、デリヘルに電話して女性が派遣されてきた、と思ってドアを開けたら、いきなり男どもが押し入ってきて、強盗の被害に遭った、という記事かと思ってしまうが、実際には、デリヘルを利用した家に、後日押し入ったらしい。こういうのを、本当の災難という。気をつけましょうね。自分はデリヘルなんて利用しないから大丈夫、なんて言う人もいるだろうが、宅配ピザが強盗に早代わり、なんて可能性だってある。怖い世の中だ。

あと、最近、高校や大学の野球部員が、プロから金を受け取っていた、なんてニュースが世間を騒がしているが、規約に違反する野球部員の特待制度を行なっていた高校が、かなりの数にのぼるらしい。何を今さら、と言う気がするが。高野連も知らなかったとか言ってるらしいが、しらじらしいなぁ。遠く離れた土地まで、スカウトされて野球をやりに行く生徒が、何の見返りもなく行く訳がなかろう。授業料免除とか、合宿費はただとか、なにかしら特典があるはずだ。第一、それは悪い事ではないと思うけど。勉強が出来る生徒には、奨学金を出したりする私学もあるそうだが、野球が上手いというのだって、立派な才能であり特殊技能である。そういう生徒に奨学金を出してもいいではないか。ま、若いうちから金まみれになるのを、回避しようとしてるんだろうけど。

このスポーツ特待制度といい、過剰な契約金といい、禁止されているにもかかわらず、裏では堂々と行なわれていて、しかもなんとなく公然の事実化してるというのが、一番の問題だろう。野球界って、なにかおかしい。前述したように、僕個人はスポーツ特待制度は悪い事ではない、という意見だが、でも禁止されているのであれば、それなりにルールは守らねばならない。が、この世界には、ルールというものは存在しないようだ。審判も肩身狭いね(意味不明)

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする