日々の覚書

MFCオーナーのブログ

13日の金曜日

2007年07月13日 22時51分48秒 | 与太話

なんというか、今週は忙しいというか、ミョーに疲れた一週間だった。

知ってる人もいると思うが、僕いわゆる営業職で、注文を取ってくるのが仕事である。もちろん、そればかりではないが、それが一番重要な仕事と言っていい。注文の中味も大中小様々であるが、時折大きな仕事の引き合いがあり、満を持して見積を出す時なんて、結構プレッシャーかかったりする(笑) 規模も金額も大きな仕事だと、当然ライバル各社との争いになり、あれこれ神経すり減らす日々が続いたりするのだ(笑) 今週が正にそうだった。大きな仕事の話があり、見積作って提出してまた作り直して再提出、なんて事をしているうちに一週間終わってしまった。大きな仕事になると、僕の裁量でコントロールする訳にはいかず、会社の上層部の承認を得なければならない。で、あーだこーだ言われる訳だ。決定も遅いし。客と交渉する前に、既にこの段階で疲れてしまう(笑) しかも、上層部は皆この物件の事を知ってる訳で、注文取れないとすぐに知れ渡ってしまうのだ(爆) という次第で、仕事が取れた時はもちろん嬉しいが、取れなかった時の事を考えると、ほんと暗くなってしまったりもする。こういう事を繰り返しながら、一年が過ぎていくのである(笑)

現在のプレッシャーは、まだ続いている。決着するのに、あと一週間はかかるかな。

情報のスピードが速い現代では、旧聞に属するニュースかもしれないが、大臣による不祥事が続いている。某元防衛相が「原爆は(戦争を終わらせるためには)仕方なかった」という発言をして顰蹙を買い、結局辞任した。僕は、日本が無条件降伏したのは、原爆を落とされたせいではなく、ロシアが参戦してきたからだ、と教わっていたので、歴史認識の誤りを指摘されたのかと一瞬思ったけど、被爆者の感情を逆撫でした、という事のようだ。そりゃ、そうだよね。個人の意見というのはあると思うが、こういう事は公の場では言わない方がいい。しかも大臣である。うっかりした事言うと、マスコミにすぐ広められてしまう。大変だな、とは思うけど、反面常にそういう事を意識して発言していないのか、とも思う。一般人ならともかく、公衆の面前で話をする事の多い立場なんだから、肝に銘じておくべきだろう。そういう点では、政治家としての資質に欠ける人だったのかもしれない。

また、新任の某農林水産大臣も、事務所費を不正に計上していた疑いがもたれており、本人は否定するものの、怪しいことには変わりない。身内の発言がコロコロ変わるのも、余計怪しいという感じ。ま、政治家には、こういうのは付き物なんだろうけど、前任者もやはり不透明な金の使い方を追求されていただけに、就任するにあたって、突っ込まれそうなのは整理するとか、そういう事は考えつかなかったのか。ワキが甘いな、という気がする。やはり政治家の器ではないのか。

昨夜、某テレビ番組で、25年ぶり(だったかな?)に生き別れた娘からの手紙が届いて、それをきっかけに放蕩三昧の生活から足を洗った、という元芸人の話を紹介していた。見た人も多いだろう。彼は、高名な落語家に弟子入りしていたが、あまりの素行の悪さに何度も破門されていたそうだが、結婚して娘が生まれると溺愛するようになる。が、ギャンブルや酒にうつつを抜かす生活は改まらず、結局妻は子供を連れて出て行ってしまう。その娘が成人してから、父親に手紙を出す訳だ。これがきっかけで、親子は20数年ぶりの再会を果たす(もちろん、ここに至るまでには紆余曲折があるんだけど)。彼は、娘の手紙を読んで、娘が誇れる男になろうと思った、と言っている。いい話だ。思わずもらい泣きしてしまう。が、その反面、何故娘が生まれた時に、そういう気持ちにならなかったのだろう、とも思う。そうすれば、最愛の娘と生き別れる事もなかっただろうに。

う~ん、やっぱり他人の事はよく分からない(笑)

コメント (4)
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