日々の覚書

MFCオーナーのブログ

草食系

2009年01月25日 00時14分14秒 | 与太話

最近、「草食系男子」というのがあるらしい。ま、簡単に言えば、女性にガツガツしない男のことだそうな。要するに、言動や立居振舞が優しく大人しい男、昔風に言うと「優男」ってとこか。そういうタイプの男って、昔から存在してるので、今さら珍しいものでもないと思うけどね。もちろん、「草食系」に対して「肉食系」も存在する訳で、こちらは風貌から言動から、とにかく逞しいというか粗野というか、そういうタイプだ。

「草食系」と「肉食系」とでは、恋愛に対する姿勢も違う。「肉食系」が、積極的と言えば聞こえはいいが、要するに押しの一手で迫るのに比べ、「草食系」は自分から迫ったりせず、実に淡泊。ま、恋愛に限らず、人間関係に於いても、争いごとを好まないのが「草食系男子」なんだそうな。

近頃では、「草食系男子」が増えているとかで、何故そういう男が増えたのかというと、ズバリ“平和だから”なんだそうな。日本は長いこと戦争をしていないので、男は戦う肉体と精神を持つ必要がなくなり、徐々に穏やかになっていったのだとか。ほんとかねぇ(笑)

実は、僕も「草食系」と思う(笑)。争いごとは好きではないし、積極的に女性にアタックするタイプでもない(笑)。それに、いわゆる「肉食系」に属するタイプは嫌いだし(爆)。ああいう、単に強引だったり我が儘だったりするのを、「積極的」とか「男らしい」とか言って賞賛する神経がイヤだ。相手の気持ちも事情も考えず、ただひたすら自分の欲求を通そうとするだけで、こういう奴らは、女性に告白して断られても、何度でもアタックを繰り返し、「押しの一手で誠意は必ず伝わる」とか「イヤよイヤよも好きのうち」なんてのを、本気で信じ込んだりしてる。デリカシーなんてものは、かけらもない。もっとひどいのになると、音を立てて茶を啜ったり、平気でゲップをしたり、目下に威張り散らしたりするのを、男らしいと勘違いしてたりなんかして、身近にいると鬱陶しいったらありゃしない。その手の「肉食系」、またの名を「体育会系」は嫌いである。

また、そういう、単に粗野なだけの男を、持ち上げてきた日本の風習も良くない。「肉食系」がはびこったのは、女性がそれを許したからだ。確かに、押しの強い男が好き、という女性も存在するが、そうでなくても「肉食系」を容認したのは、女性の側も男らしさを勘違いしていたのと、容認した方が女性にとって逃げ場があるからである。だってそうでしょ、「あの人が強引なんで仕方なく...」と言っておけば、少なくとも自分に責任はない、と逃げられるからね。もっとも、最近は強引なくせに責任は取らない、という困った「肉食系」も多いようだが。

「草食系」の男が多くなってくると、女性も男に全て押しつける訳にはいかなくなる。なにせ、「草食系」は積極的とは言い難いからね。駆け引きのつもりで「イヤ」なんて言おうものなら、次から口説いて貰えませんよ(笑)。けど、「草食系」は基本的に優しいので、どんなタイプの女性にも順応出来るらしい。これからは、「草食系」の男を選びましょう。

しつこいようだが、僕も「草食系」です(爆)。

コメント (15)
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