神奈川の男性感染
神奈川県は○○日、同県茅ヶ崎市の男性会社員(46)が、新型の豚インフルエンザに感染した、と発表した。男性は、今年3月まで大阪府に居住しており、4月に茅ヶ崎市に転居したが、その後4月中に2回いずれも一泊で大阪へ出かけていた。発症したのは○○日朝のことで、茅ヶ崎市民病院に入院し、現在は熱も下がり症状も軽いという。男性は、この10年渡航歴もなく、大阪へ出かけたのも感染者が確認される一月前という事もあり、県は大阪ではなく神奈川県内で感染したものと見て、感染経路について調査を進めている。
ある朝目覚めたら、こんな記事が朝刊一面に。そりゃ驚くよな。「あ、オレだオレだ」って感じ(爆) 筒井康隆の小説みたい(爆爆) でも、なんとなくありそうなのが怖い(核爆) なにせ、今月から来月にかけて、何回か関西方面に行く予定だしね(爆×10)。
てな訳で、巷の話題は新型インフルエンザなのである。決して、昨日始まった裁判員制度ではない(笑)。
なんというか、ここ数年、毎年のようにインフルエンザ関連のニュースが世間を騒がせているような気がする。なんだか、インフルエンザ自体が新しい感染症のような気がしてしまうが、昔からこんなに騒いでたっけ? 毎年、インフルエンザに罹る人はいたと思うんだけど。それとも、近年新種が多いのか? 今回の新型豚インフルエンザは弱毒性という事で、感染したからといって死に至る訳でもないし、タミフルも有効なので治療も受けられる。そんなに大騒ぎしなくても、とも思うけど、かつてのスペイン風邪(1918年から19年にかけて流行したそうな)も、最初は弱毒性だったけど、後で強毒性に変異したそうなので、安心は出来ないのかもしれない。対策するに越したことはなかろう。
とはいえ、マスクが売れに売れて品薄になる、という事態は異常だ。ネットのオークションで、法外な値段で取引されてるとも聞くし、何が皆をここまで煽っているのか。多数の感染者を出したニューヨークでは、それほどマスクしてる人は多くないという話だ。日本人が神経質なのか、アメリカ人が無神経なのか、一体どっちなんだ?(笑)
ま、とにかく、新型とはいえインフルエンザなんだし、神経質になり過ぎではないか。聞く所によると、大阪では感染者が出た学校の関係者が病院で診察を断られたり、タクシーに乗せて貰えなかったり、レストランの予約が出来なかったり、といった扱いを受けているらしい。すぐにそういう行動に出る人がいる、というのが嘆かわしい。感染した人をいじめてどうするのだ。村八分にされるのがイヤなので、症状が出ても保健所に届け出ない人も大勢いるのかも。関東で感染者が少ないのは、実はそういう理由があるからではなかろうか。冗談ではあるものの、本当に↑の記事が新聞に出たら、我が家に石が投げ込まれるかもしれない(笑)
新種の感染症などが見つかった時、一番怖いのはウィルスではなく、人心だという気がする。