日々の覚書

MFCオーナーのブログ

Daryl Hall & John Oates - Do What You Want Be What You Are Tour 2011

2011年02月27日 00時34分06秒 | ライブレポート

Pap_20110226c_1

2011年2月26日(土)、なんと今月2度目の武道館なのである。今回見に行ったのは、6年ぶりに来日したダリル・ホール&ジョン・オーツ。僕自身、彼らを見るのは9年ぶり2度目。今回のツアーでは、かなり昔の曲(笑)のタイトルを冠しているが、原点回帰とか、そんな意味合いもあったのだろうか?

今回の来日に先立ち、ホール&オーツの日本独自企画のベスト盤が出たが(余談だが、ホール&オーツって、とにかくベスト盤が多い)、ファン投票により収録曲が決まったそうで、ファン・サービスも兼ねて、このベスト盤の曲を全曲演奏するコンサートになるのかな?、なんて勝手な推測をしながら(笑)、武道館へ出かけて行ったのであった。

さて、前回のテイラー・スウィフトの時は南東スタンドだったが、今回の席は西スタンドである。

Pap_20110226d_1

写真が暗くなってしまったが^^;、テイラー・スウィフトと違い、実にシンプルなステージであるのが、お分かり頂けるかと(笑) 

Pap_20110226e_1

開演約20分前の武道館。アリーナはほぼ埋まってる。

定刻の17時をやや過ぎた頃、場内が暗転。まず、バンドのメンバーたちが現れ、それに続いてダリルとジョンの二人が姿を現す。もちろん、場内は大歓声。ダリルとジョンの二人は、ステージ中央にギターを手に並んで立ち、ダリルがギターを弾き始めると曲が始まった。オープニング・ナンバーは「マンイーター」。

以下、26日のうろ覚えセットリストである。間違ってたらごめんなさい。ネタバレだったら、さらにごめんなさい。

Maneater
Family Man
Out Of Touch
Method Of Modern Love
Say It Isn't So
It's A Laugh
Las Vegas Turn Around
She's Gone
Sara Smile
Do What You Want, Be What You Are
I Can't Go For That (No Can Do)

-ENCORE-
Rich Girl
You Make My Dreams

-ENCORE-
Kiss On My List
Private Eyes

予想通り、ヒット曲のオンパレードだったけど、「ファミリー・マン」「イッツ・ア・ラーフ」「ラスベガス・ターン・アラウンド」あたりをやってたのは意外でもあり、嬉しくもあり。とくに、「イッツ・ア・ラーフ」である。一応シングル・カットなのに、数あるホール&オーツのベスト盤にすら、収録されるのが珍しいという不遇な曲が、ここで陽の目を見ようとは...(なんのこっちゃ)。やはり、原点回帰なんだろうか。

今回のバンドは、ダリルとジョンの他、ギター、キーボード、ベース、ドラム、パーカッション各1名にお馴染みチャーリーという8人編成。ほとんどの曲は、ダリルがギター或いはエレピでイントロを弾いて、それに合わせて演奏がスタートする、という形で進行していた。ギターソロは、ジョンともう一人のギタリストで交代で弾いてた。全体的に、なかなか良い雰囲気だったな。いかにもバンドらしい音が楽しめた。個人的には、ドラムが良かったと思う。

客席から見る限り、ダリルもジョンも昔と変わらない。声だって、ほとんど変わってないし。数日前にテレビで見たダリルは、髭を生やしていたけど、このときはどうだったんだろう? テイラー・スウィフトの時に買ったオペラグラスでも、そこまでは分からなかった。金髪だというのは分かったけど(笑) ジョンは、Tシャツから二の腕が見えてて、なかなか若々しかったな。

僕自身は、ホール&オーツは好きだけど、それほど思い入れのあるアーテストではない。が、思い入れのある曲は多いのであって、この日演奏された曲の中でも、前述した「イッツ・ア・ラーフ」の他、「シーズ・ゴーン」「キッス・オン・マイ・リスト」「プライベート・アイズ」あたりについては、あれこれと語りたいのだが(笑)、またの機会にという事で(笑)。

それにしても、原点回帰なのか(しつこい)、「ドゥー・ホワット・ユー・ウォント」をやるのなら、同じく『ロックン・ソウル』の収録曲である「バック・トゥゲザー・アゲイン」もやって欲しかったな、と思ったのは、多分僕だけだろう(爆)

「アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット」でいつもの通り盛り上がったと思ったら、これでラストってのはちょっと拍子抜けだった(笑) もっと、やって欲しかったな。ま、アンコール2回あったから、文句はないけど。ただ、「ウェイト・フォー・ミー」をやらなかったのはどうかな。前述のファン投票で1位になった曲なのに。本国ではともかく、日本ではやるべきでしょう。

と、うだうだ言ってるけど、実は大満足だった。90年代以降の曲を全然やらなかったのは少々残念だったけど、ダリルもジョンも若々しくてカッコよかったし、バンドの演奏・ノリも申し分なかったしね。さすがホール&オーツ、と唸らされるものがあった。ダリルもジョンも還暦過ぎてるので^^;、次の来日公演があるかどうかは分からないけど、その時はまた見たいと思わせるものがあった。本当に素晴らしいコンサートだったと思う。

という訳で、今回の収穫。

Pap_20110226b_1

Pap_20110226a_1

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする