この連休は、どこも物凄い人出で、高速道路も大渋滞だったらしいが、そんな中初めて金沢へ行ってきた。きっかけは、テレビのローカル番組である(笑)
金沢は昔から風光明媚なことで知られている。駅名にもなっている「金沢八景」の由来は、江戸時代の僧・心越禅師が見た金沢の景観があまりに美しかったので、故郷の中国(この人、中国の人だったらしい)の名所「瀟湘八景」になぞらえて八編の詩に詠んだことに始まるらしい。江戸時代から観光地としても有名で、歌川広重による浮世絵がよく知られている。こちらで見れます。
また、鎌倉時代に北条実時により、今で言う図書館が作られていた事と関連するのか、歴史的建造物も多い。景色も良く、寺院も多いという事で、実は鎌倉に負けないくらいの名所でもあるのだ。
という訳で、行ってきた。まず訪れたのは、
金沢にある柴漁港の構内にある、小柴というどんぶりやである。ここの穴子丼が人気だと、先のテレビ番組で紹介していたので(笑)、行ってみることにしたのだ。つーか、金沢へ来た目的の8割はこれである(爆) 色気より食い気なのだ(爆爆)
テレビで紹介された割には、長蛇の列が出来ている訳でもなく、客の数はまあまあ。ちゃんと、席にも座れたし。もっとも、今年5月の開店初日には、行列が出来たらしいけど。
店内には、漁船の旗が飾られている。
待つ事しばし、我々の注文した「穴子一本盛り野菜2種天丼」が出来た。こんな感じ。
見た目もなかなかだが、食べてみると、これがまた美味いのだ。評判になるだけの事はある。フワっとした食感ながら、しっかりとした歯ごたえもある穴子が、とにかく美味い。サクッと揚がった天ぷらもよろしい。味噌汁もまた美味い。金沢へ行ったら、是非ご賞味あれ。定休日は月曜から木曜だそうな。つまり、週末しか営業しないって事ね(笑)
せっかくなので、漁港の様子など。
やっぱり、漁港も漁船も、茅ヶ崎よりスケールがデカい(当たり前だ)。この日は休日だったからか、昼近くになっていたからか、閑散としていた。
と、今回のブログも穴子丼で終わりにしてもいいのだが(爆)、それだけでは単なるグルメ日記になってしまうので(爆)、穴子丼を食べた後に、金沢動物園に行ってきたので、その時の模様を書いてみようかと。
柴漁港から車で10分ほど山に向って走ると、金沢自然公園と動物園がある。
駐車場から動物園までは、コアラバスで移動。
車内のシートにも(笑)
この金沢動物園、今年で開園30周年なのだそうな。もちろん、来たのは初めて^^;
券売機で入場券(大人500円)を買い求め、入り口ゲートを通過すると「なかよしトンネル」なるものが。
なんか、よく分からん^^; 確かに、メルヘンチックではあるが(笑)
ま、とにかく、動物園なのであるから、動物を見るべきである。ポップソングの世界では、洋の東西を問わず、動物園にいる動物たちを人間になぞらえてシニカルになったつもりの歌が結構あったりするが、そういう野暮なマネはせず、ひたすら動物を見て楽しむのが正しいのだ(笑)
キリンは正面向いてくれなかったのが残念。コアラは、室内で暗くて遠くて上手く撮れなかったんで、拡大してみた。
ヤギは、客を見るとエサをくれると思ってるみたいで、やたらと寄ってくる。奈良公園の鹿みたい(笑) ゾウはやっぱり動物園の花形だな。カメラの前でポーズとったり、なかなかサービス精神旺盛なゾウだった(笑)
動物園というと、単に動物がたくさんいる場所という印象ではあるが、近頃では、動物たちの繁殖(特に絶滅危惧種など)も動物園の重要な仕事らしい。そういえば、金沢動物園でも動物の柵に「ゴンタは繁殖の為、名古屋の東山動物園に行く事になりました」なんて、張り紙がしてあるとこもあったっけ。動物園で生まれ、外界を知る事なく動物園で死んでいく動物も、今は当たり前なのだそうな。遠いアフリカあたりから日本へ連れてこられて、寂しくて夜な夜な遠吠え、なんてイメージも動物園にはあるけど、今は全然違うのだ。
動物園とはいえ、自然公園とも謳うだけあり、ほんとに自然がいっぱいで良い所である。あちこちに、弁当を食べるように広場や休憩所が設けてあるのもいいね。今度は弁当持参で来たいものだ。来場者は、ほぼ間違いなく子供含む家族連れで、デートしてるカップルみたいなのは皆無だった。もしかして、我々だけだったかも(笑)
という訳で、相変わらずレポにも何もなってないが、楽しかったというのが伝わればいいかな。実際楽しかったし。動物園では一人でテンション上がってたみたい(爆)
で、今さらながら、この金沢は横浜で石川県ではないんだけど、お分かりですよね?(笑)