日々の覚書

MFCオーナーのブログ

ヨーロッパ行ってきた~その5・帰国そして総括編

2016年07月17日 17時50分06秒 | 旅行記
さて、ヨーロッパ滞在も8日目となり、いよいよ帰国の日となった。名残惜しい気はするものの、早く家に帰りたい、という気持ちの方が強く、無事に帰国の日を迎えられて、本当にホッとしたのである(笑)

ヨーロッパ最終日すなわちミラノ最終日の朝食



イタリアって、実は加工肉の本場なんだそうで、そのせいか、ミラノのホテルで食べたハムは、マーストリヒトのよりロンドンのより美味かった。それと、バイキング形式の朝食の場合、通常生野菜のコーナーにはドレッシングが何種類か用意されているのだが、ミラノのホテルではオリーブオイルしか用意されていなかった。さすがイタリア(笑)

ヨーロッパ最後の日なのだが、フライトは夜なので、ホテル出発は午後3時半ということになっていて、つまり昼間は思いっきり時間あるのである。いくらなんでも部屋で時間までゴロゴロしてるのは勿体ないので(笑)、朝食後、前日観光に行った大聖堂付近まで行ってみる事にした。土産を買うならあの辺りがいいんじゃないか、と添乗員に聞いていたもんで。もちろん、一人ではなく3人だけど(笑)

タクシーで大聖堂前まで行き、一旦解散して一時間ほど一人で歩き回っていたが、土産を買おうにも高級店ばかりで話にならず(笑)、結局ここでは何も買えなかった。で、その後仲間たちと合流して昼食。やはり、せっかくイタリアへ来たので、



マルガリータ、カルボナーラ、ペンネアラビアータ、とコテコテなイタリアン(笑) 確かに、日本でもフツーに食べられるのはかりだけど、本場のはどうなのか、一回くらい経験してみたい、ってんで頼んでみた。もちろん、写ってないけどビールも(ワインじゃないのか。笑)。ピザは日本で食べるのとは少し違うけど、やはり美味い。ちと塩辛かったかな。

その後、ホテルに戻る前に、ミラノ中央駅に行ってみた。何も知らずに行ったのだが、このミラノ中央駅、後で聞いたらイタリア国内で2番目の乗降客数(1日約32万人)を誇る主要駅なのだそうな。

 

確かに大きい。写真撮ってたら、何故か係員に(駅員ではないみたい)止められた。どうやらミラノでは、建物や絵画の写真は撮ってもいいが、警備員や警官の写真はダメらしい。なるほどね。

先入観かもしれないが、ミラノの男たちは伊達男ばかりだ。イタリアは男前が多い、というのはサッカーの国際試合を見てても分かるが(他国と比べると代表選手も男前が多い)、それにしても、皆カッコいい。けど、よくよく見てると、必ずしもイケメンばかりではないというのに気づいた。じゃ何が違うのかと思ったら、着こなしがいいのだ。さすがファッションの国、若いのも年寄りもデブもハゲも、それなりに着こなしが良くてカッコいい。でも、ホテルのフロントもレストランの店員も大聖堂のガードマンも、比較的若いのはやっぱ男前が多かった。なんだかんだ言っても、やはり基礎が我々とは違うようだ(爆) と言いつつ、ミラノのオジサンたちの着こなしを、少しはマネてみようかと思う今日この頃。

さて、ホテルに戻って、買い込んできた物をスーツケースに詰め直し、しばしロビーで待っていると、ついに時間となり、我々はバスでミラノの空港に向かった。あぁ、これでやっと日本に帰れる。帰国の行程は、ミラノ→ブリュッセル→成田となっていて、一回乗り換える訳だ。ミラノから成田の直通便ってないのかな?と思ったけど、ま、いいか(笑)

この日は朝から雨降りそうな空模様だったけど、空港に着く頃に大雨になった。



大雨ではあったが、予定通り飛行機は飛び、ブリュッセルに着いて成田行きに乗り換え。時間があまりなくて結構焦ったけど(笑)、無事に成田行きに乗る事ができた。凄くホッとした(笑)

ちなみに、ブリュッセル空港はテロの影響で、利用客が少なくなってるらしい。なので、我々の乗る予定の便も乗客が少ない事が予想され、従って座席を広く使う事が出来るかもしれない、と添乗員から聞かされていたが、実際に乗り込んでみたら客が少なかったので、我々は3人掛けの席の真ん中を空けて座る事が出来た。エコノミーには違いないのだが、隣に人がいるといないとでは随分違う。来た時よりも遙かに快適な空の旅だった。

ブリュッセルから成田まで約11時間。やはり長時間フライトという事で、機内食は行きと同じく2回。

 

右は和食、左は洋食(オムレツ)。なかなか美味かった。もちろん、酒はずっと飲んでた(笑)



酒飲んだり機内食食べたりビデオみたり居眠りしたりしてるうちに、飛行機は無事成田に着いた。着陸した時は、ほんと嬉しかったなぁ。

帰りは茅ヶ崎行きのバスはタイミングが合わず乗れなかったので、成田エキスプレスで帰ってきた。



という訳で、初ヨーロッパ8泊の旅は無事に終わったのであった。皆さんに感謝。

ここで終わるのも何なので、一応僕なりにヨーロッパ旅行の総括など。

ヨーロッパは日が長い
いやほんと、日が長いのには驚いた。夜9時を過ぎても明るいのだ。白夜とも違う感じ。で、朝も早い。4時にはすっかり明るくなってる。



↑この写真は、デュッセルドルフで撮ったものだが、この時点で9時過ぎである。こういうの見てると、日本は日照時間が短いから、太陽光発電には向いてない、という説の意味がなんとなく分かるような気がする。

屋外の喫煙は意外とユルい
今回訪れたヨーロッパの各都市も、公共の建物は基本的に屋内は完全禁煙。ホテルも喫煙室というのはなく、全て禁煙室だ。タバコ吸いたい人は夜中でも何でも外へ出なければならない。ま、ここいらは、日本も似たようなもんなんで違和感ないけど、一旦外へ出ると、規制がやたらユルいのには、驚きを通り越して呆れてしまった。どこへ行っても、歩きタバコは当たり前。ロンドンでは、歩きタバコ&ポイ捨ての婆さんを見た(笑) 屋外であっても、指定場所以外の喫煙が禁じられている日本と比べると、ヨーロッパに於いては屋外での喫煙の規制はないと同じ事のようだ。凄く意外だった。

日本と同じような落書きが目につく
日本でもあちこちで見かける落書き、マンガチックというか、太い書体で書かれた落書き(なんて書いてあるのかわからない場合が多い)なんだけど、似たようなのがヨーロッパにもあるのには驚いた。



これ↑はミラノで撮ったものだが、デュッセルドルフにもロンドンにも似たようなのがあった。この手の落書きは万国共通なのか?!(笑)

料理がやや塩辛い
何度か書いてるけど、ヨーロッパで食べた料理は美味しかったけど、総じて塩辛かった。和食も塩分多いと言われてるけど、ヨーロッパ人も塩分摂り過ぎじゃないのかな。

どこにでも日本食レストランはある
デュッセルドルフでもマーストリヒトでもロンドンでもミラノでも、とにかく行く先々で日本食レストランを見かけた。必ずと言っていいほど、看板は“SUSHI & GRILL”となっている。スシは分かるけど、グリルって何だ? 焼き鳥? 鉄板焼き? う~む、謎である。ちなみに、前述したけど、ロンドンで日本食レストランに入ったが、そこは焼き鳥はあったけど、鉄板焼きはなかった。寿司は食べてみたが、日本で食べる寿司とは違う食べ物である。

酒は水より安い?!
あまり水は買わなかったけど、ちょっと高い感はある。ミラノのスーパーで、1本1ユーロのワインが売られていたのには驚いた。ま、限定セールだと思うけど、酒は水より安い、というのは本当なのかも、ちなみに、ミラノのホテルで部屋の冷蔵庫に入ってたビールと水を比較すると、ビールの方が高かった(だから?)

ヨーロッパ人から見れば、日本人も中国人も同じに見えるらしい
これは仕方ない事なのかも。永遠に埋まらない溝であろう(笑) あちこちで写真撮ってると、「どこから来た? 中国か日本か?」と何度か聞かれた。「日本だ」と言うと「日本人は写真ばかり撮ってるな」なんて言われたりしたけど、あなた方も日本に来たら写真撮りまくってると思うけどね。

他にも色々あったと思うのだが、思い出せない(笑) ま、思い出したら書きます(笑)

最後に、今回の収穫。



なんいうか、とりとめもなく、色々買ってきたな、という感じ。

それと、もうひとつの収穫。



ロンドン編に書いたけど、オックスフォード・ストリートにHMV(His Master's Voice)があったので入ってみた。そしたら、CDを安く売ってたので買ってみた。どちらも、70年代及び80年代のライノによる編集物。特に80年代ものの方がイギリス色が濃い選曲になってた。共にCD3枚組で、値段は2組で10ポンド。日本円にすると1600円くらいかな。1組あたり800円。こりゃ安い、ってんで買ってしまった(笑) 調べてみると、日本でもアマゾンとかで買えるのだが、値段が全然違う。日本で買う方が3倍くらい高い。ちなみに、クイーンの『グレイテスト・ヒッツ』は5.99ポンドで売られていた。約960円。うむ、良心的(爆)

という訳で、5回に渡って続いた、MFCオーナーのヨーロッパ旅行記に、最後までお付き合い頂いて、ありがとうございました。ほんと、貴重な経験をさせて頂きました。家族をはじめ、みんなに感謝です。

今度は、ロンドンにプライベートで行きたいな。
コメント (2)
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