先の河津桜の記事でも触れたが、実は静岡に行ってきた。目的は何かというと、
つまり、たまには弁当持って出かけよう、という事になって、休日の朝、妻が早起きして弁当を作り、車で出発してから、さてどこで食べようかと考えた末、前々から行ってみたいと思っていた登呂遺跡に、唐突に行く事にしたのである。早い話、一番の目的は弁当であり(笑)、弁当を食べられれば、どこでも良かったのだ(笑)
という訳で、登呂遺跡へ行ってきた。
家を出た時は曇ってたけど、静岡に着いたら快晴だった。で、登呂遺跡の駐車場に車を止め、まずは近くにあった休憩所で弁当を食べた。やはり、外で食べるおにぎりは美味い。で、それから遺跡を見に行った。
登呂遺跡。
皆さん、小学生の頃社会科の教科書に乗ってたからご存知と思うけど、弥生時代末期の遺跡とされている。その歴史は意外と新しくて、第二次大戦中、軍時工場を作る際に、土器の破片やら何やらが発掘されたのだそうな。その破片やらは近所の学校の先生の所に持ち込まれ、その先生から毎日新聞に報告された。報告を受けた毎日新聞は現地に記者を派遣したが、その記者は一所懸命現場の写真を撮っていたら、軍の人間に見つかり(発掘現場は軍の土地だった訳で)、フィルム等全て没収されたのだとか。その後、1947年に本格的な発掘調査が行われ、住居跡や水田跡が発見されたらしい。1592年には、国の特別史跡に指定されている。
と、そんな登呂遺跡なのだが、1999年に再発掘が行われ、新たに祭殿跡などが発見されたらしい。まだまだ探せばあるのだ。そこがなんとなく凄い(意味不明)
と、受け売りの解説はこの程度にしておいて(笑)、登呂遺跡である。
遺跡には違いないのだが、周辺はフツーに住宅地であり、竪穴式住居の向こうに見えるアパートが、なんともミスマッチ(笑)
単なる田んぼに見えるかもしれないが、れっきとした弥生時代の水田跡なのだ。
ご存知、竪穴式住居。もちろん、復元されたもの(分かってるって)。中はこんな感じ。
遺跡の隣には博物館がある。一階は無料だというので、行ってみた(笑)
近頃は、どこへ行ってもいわゆる“ゆるキャラ”がいるが、登呂遺跡も例外ではないようだ。ちなみに、この“ゆるキャラ”の名前は「トロベー」という。
登呂から出土された壺が展示されている。
せっかく来たので、記念に買ってみた。
遮光器土偶の置物である。あれ、これが出土したのは青森の亀ヶ岡で登呂じゃないでしょ、というアカデミックなツッコミはご遠慮下さい(爆)
という訳で、弁当持って登呂遺跡へ行ってきたのであった。近頃我々も、いま一度歴史を勉強してみよう、なんて気になってるもので、丁度よかったかな。ま、早咲きの桜も見れたし、ローカルなスーパーで買い物したりなんかもして、天気も良かったし、何よりも弁当食べれたし、実に楽しい休日だったのでありました(笑)
遮光器土偶カッコイー♪
指定したのは秀吉ですか?(爆爆爆)
>ここはパワースポットですか?
ビミョーですね(笑)
>遮光器土偶カッコイー
でしょでしょ^^
♪陰陽師さま
>指定したのは秀吉ですか?
たぶん(爆) 朝鮮出兵で忙しかった頃と思いますが(爆爆)
米を貯蔵していた倉庫だったかで、「ねずみ返し」なるものも模型に付いてました。
下から延びる4本の柱の上、倉庫につながるところに板が一枚あって、ネズミが全速力で走っても距離があるのでひっくり返って落っこちるという説明が書いてありました。
>高床式住倉庫? でしたっけか
そうです。“住”はいらないみたいですが(笑) 見た目は同じですが、倉庫ではなく祭殿も復元されていました。1999年の再調査で発見されたみたいです。
>小学生の時に科学と学習の付録に付いてきた模型で組み立てた記憶があります。
小学館の科学と学習は、実に勉強になりましたよね。今でもあるのでしょうか?
>米を貯蔵していた倉庫だったかで、「ねずみ返し」なるものも模型に付いてました
あ、それは気づかなかったです。そんな昔からネズミに悩まされていたんですね(笑)