ウォシュレット、と言った方が早いだろうが、ご存知の通りウォシュレットはTOTOの登録商標で、正式にはこういう名前らしい。INAXからは同タイプの商品が「シャワートイレ」という商品名で出ているようだ。
で、面倒なので「温水洗浄便座」=「ウォシュレット」として話を進めさせて頂く。
今出張中なんだけど、近頃は大抵のホテルのトイレはウォシュレットだ。高級ホテルだけではなく、一泊5000円クラスのビジネスホテルでも、下手するとウォシュレットだったりする。飲食店などでもウォシュレットは珍しくなくなったし、個人の家でもウォシュレットが多くなった。公衆トイレでも見たことがある。だからどうした、と言われそうだが、実は僕はウォシュレットが苦手だ。入ったトイレがウォシュレットでも、手動で水を流すようにしている。
使った事がない訳ではない。もう10年以上前だが、友人宅に遊びに行ったら、そこのトイレがウォシュレットで、酔った勢いもあり試してみた経験がある。あまり気持ちの良いものではなかった。体験する前は、お湯が熱かったら肛門が火傷するのではないかとか、本当にキレイになるのかとか、疑問は多々あったけど、そこいらについては別に問題はなかった。ただ、お尻にお湯をぶっかけられる、その感触がなんかイヤである。温風で乾かすのもすっきりせんな、なんて思ってそれきりウォシュレットは使わないようになった。肛門を攻めて喜ぶ、なんて嗜好もないし。
確かに、お尻まで手が届かない人にはいいだろう。けど、自分で拭けるなら自分で拭こうよ、と思うのだ。温水を当てられると、他人にお尻を拭いて貰ってるみたいで落ち着かないし。第一、僕らみたいな年代はいいが、子供の頃からウォシュレットに慣れてしまうと、困る事もあるのではないか。それに、洋式便器が一般的になった昨今、ウォシュレットなど使うと、最後まで自分のウ○コを感じないままで終わってしまう。ウ○コを見て自分の健康状態をチェックする僕としては、拭いた時の感触も非常に重要だ。ゆるいとか、粘着質とか。直接触れる事はまずないだけに、余計に拭くという行為が大事なんである。
てな訳で、僕はウォシュレットは使わないようにしている。ウォシュレットのメリットは、ティッシュペーパーを使わないので、資源の節約になるくらいだろう。自分のお尻くらい、ちゃんと拭いてキレイにしよう。ただ、あまり拭き過ぎると痛くなったり痒くなったりするので、気をつけてね。
(お食事中の方がおられたら...お詫びしとこうかな...爆)