日々の覚書

MFCオーナーのブログ

それより仕事してよ

2007年10月17日 22時36分20秒 | 与太話

先日、ネットのニュース記事で、「気の利いたひとことを添えた“胸キュン”ビジネスメールを送るには?」なんてのを見つけて読んでみたが、なんだかなぁ、という感じ。記事を抜粋すると、

「取引先の部長から『いつも会社にいるように感じますが、お休みはとられていますか?…変な気遣いすみません』というメールが届いて心が あったかくなった」(25歳・会社員)

「取引先の営業さん(女性)に『これが終ったら、一緒においしいお酒でも飲みましょうね』という一文の入ったメールをもらい、キュンときた!」(29歳・広告代理店)。

実はこれ、『R25』読者が思わず胸キュンしたビジネスメールのお話。堅苦しい文章が多い中、こんなメールが送られてきたら親近感も深まりそう!

そう、ネタ元は、悪名高き(笑)R25である(爆) これで、だいたい中味は分かってしまうだろう。で、どう思います?

なんというか、早い話が、この世代の連中は、仕事も遊びも同じ感覚なのだ。ま、悪いとは言いませんよ。不平たらたらこぼすより、皆と仲良く楽しく仕事した方がいいに決まっている。けど、けじめというか、もっと露骨に言うと境界線みたいなのがあるでしょ。“気の利いたひとこと”なんて言ってるけど、単なる馴れ合いではないのか、なんて昭和30年代生まれの僕は思ってしまう訳だ(笑) ただてさえ、メールだとくだけた文章になりがちなので、得意先にメールする時は、わざわざ堅苦しくしてるというのに(爆)

だいたい、ビジネスのメールにこんな事書いて、親近感を深めてどうするのだ。というか、何故そんな事をせねばならない? これで人間関係がスムーズになって、取引が上手くいくとでも言うのか。そんな甘いもんじゃないでしょう、ビジネスってのは。そんな事で契約が取れるなら、ひたすら“気の利いたひとこと”を添えたメールを、あちこちに送っていればいい、という事になる。引用した「胸キュン」メールとやらも、なんか口先だけ、みたいな感じがするのもイヤだ。第一、個人対個人の商売ならともかく、会社対会社の取引に於いて重要なのは、互いに利益を生む関係であるかどうか、であり、決して“気の利いたひとこと”なんかではない。会社というのは、互いに利益を生む為、または利益を生む相手と思って貰う為に、より良い商品やサービスの提供に務めているのであり、そんな小手先の営業策では、すぐに底が割れてしまう。若い人たちは、世に言う接待というものを嫌うが、何故かというと、ビジネスもプライベートもごっちゃになってしまうのが耐えられないから、という事らしいけど、その接待と気の利いたメールと、どう違うのだ? こういったメール自体、ビジネスとプライベートを混同してる事にならないのか?

しかも、この記事、唖然というするような事まで書いている。

「業務的な内容の中に、自分の気持ちを一つだけまぜると非常に効果的です。以前、テレビ局のデスクの女性から会議の場所を知らせるメールが届いたのですが、最後に『PS:バッグ変えたんですね! カワイイかもです』と書いてあり、これにはキュンとしました。本文はとても事務的なのに、PS以降は自分だけに向けたことが書いてある。しかも『気づかれたいな』と思っているポイントに会議連絡の中でさりげなく触れてくれたのもいいですよね。『カワイイです』ではなく、『かも』をつけてちょっとジラすあたりも余計キュンです」

なんと、書き方指南までしている。ちなみに、この発言は某放送作家によるものらしい。確かに、あの業界は仕事も遊びも区別ついてない感じもするが(笑)。

「持ち物をホメる場合は、物そのものではなく、それが似合うあなたが素敵だと伝えましょう。例えば『いつも素敵なスーツで、センスのよさに感心しております。いつか、僕もそんなスーツが似合う男になれるようがんばります』など、センスをホメつつ尊敬とやる気を伝える。とはいえ、ビジネスメールは、わかりやすく簡潔に内容を伝えるのが基本なので、まずは『お世話になっております』というあいさつと連絡事項を 伝え、最後に一文添えるのが理想的です。季節のあいさつも文の初めで なく、最後に加える方が全体の印象が和らぎますよ」

昔、水商売でナンバーワンになる秘訣、ってな記事を読んだ事があるが、そこに書かれていた事は、今引用したのと共通する部分が多い。水商売のお姉さんたちが客を掴むコツ、というのは通常の人間関係に於いても有効だ、とは思うけど、ビジネスに持ち込むなよ、という気がする。「スーツが似合う男」になる前に、仕事覚えろよ、と言いたくなる。仕事覚えれば、自然とスーツに合うようになるもんだ。だいたい、こんな事言われて喜ぶヤツっているのか。褒めてくれるんなら、もっと値引きしてよ、って所ではないのか。そんな事より、納期守ってよ、とか。少なくとも、僕はそうだ。というか、取引先の若いのに、スーツ褒められても、意図が見え見えで、却って気持ち悪い。

あくせく働いて出世しよう、などという考えを持ってない人は多いし、それはそれでいいと思う。個人の自由だ。楽しく仕事したい、というのも理解出来る。けど、仕事の場に馴れ合いの精神を持ち込んではいけない。仕事人間になりたくない、とうそぶくならきちんと仕事して定時で帰りなさい。仕事はしない、けどミョーに職場をユルい雰囲気にしようとするのがいて、そういうヤツに限って同期に比べて自分は昇進が遅い、とか会社に文句言ったりするのだ。僕の感覚では、仕事はキツいもしくはイヤなものだ。でも、それで給料貰っているからやってるのである。なので、楽しく仕事しよう、なんて考えた事もない。会社自体が楽しい場所ではないのだ、本来は。仕事に対するやりがいとか満足とかいうものは、あくまでも働いた成果が現れた時に生まれるものであり、決して取引先の人と仲良くなる事ではない。だいたい、冒頭の公私混同みたいなビジネスメールを書くヤツに限って、相手が心を許したとすると、ビジネスとプライベートは別ですから、なんて言うに違いないのだ。取引先と仲良くして仕事を上手く進めたいなら、休日返上くらいは覚悟して貰いたい。

もちろん、そんな大げさな事ではなくて、ちょっとしたひとことが、人間関係を円満にするんですよ、ビジネスに役立てよう、とか思ってませんよ、という意見もあるだろう。だが、僕に言わせれば、そこがユルいのだ。最近の人たちは、10代の頃からアルバイトが当たり前のせいか、仕事も私生活の延長みたいな捉え方をしている人が目立つ。仕事はあくまで仕事、私生活は私生活。人格が変わっても構わないから、そこいらは区別して貰いたいと思う。

忙しいR25世代だからこそ、“キュン”な一文を添える余裕を見せれば、気配りのできるオトナの男として評価も上がるかも?

だから、そんな余裕があるんなら、仕事覚えろっちゅうの。それにR25世代って忙しいのか。知らなかった(笑)

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サブローって、やっぱり三男坊?

2007年10月11日 22時02分37秒 | スポーツ

注目のパ・リーグのクライマックス・シリーズ(以下CS)第一ステージは、2勝1敗でロッテがソフトバンクを下し、第二ステージへ駒を進めた。第一戦を見た限りでは、ロッテに勢いを感じたので、2試合で決着がつくと思ったけど、そうもいかなかったようだ。しかし、気の毒なのはソフトバンクで、現行のプレーオフが導入されてから4年連続で敗退している。しかも、最初の2回はシーズン一位だったのに...毎年プレーオフを戦っているだけでも凄い事だと思うけどね、ま、ルールがルールだから仕方がない。来年も頑張って、盛り上げて貰いたいものだ。

で、そのロッテだが、CSのMVPはサブローが獲得した。第一戦の同点タイムリー、第三戦の先制タイムリーと、4番の名に恥じない働きだったので、当然でしょう。第三戦で完封した成瀬でもよかったような気はするけど(笑) ま、しかし、サブローがここまでの選手になったかと思うと、感慨深いものがある。いや別に、サブローのファンだとか、ずっと応援していたとか、そういうのはない(爆) ただ、彼が入団した時の事を覚えているというだけである(笑)

忘れもしない(爆)、サブローはPL学園出身で、1994年オフのドラフトでロッテに一位指名されて入団した。本名は大村三郎というそうだが、登録名をサブローにして欲しい、と自分から申し入れたという。もちろん、この年、前人未踏のシーズン210安打を放って大ブレイクしたイチローにあやかっての事だろう。こういう、ちょっとした事でも目立とうとする精神は、プロ野球選手には必要不可欠だ。入団発表の記者会見でも、翌年からボビー・バレンタインがチームの指揮を執る事が決まっていたという事もあってか、英語で挨拶をしていた。なかなか見上げた根性である。そこから、僕はなんとなくサブローに注目するようになった。

サブローが入団した1995年のロッテは、非常に注目を集めるチームだった。確か、オーナーじきじきの要請で、広岡達朗がGMとなり(日本初ではなかったか)、監督はアメリカ人のボビー・バレンタインだし、そのバレンタインがそのルックスとスマイルで、たちまち人気者になった。シーズン順位もオリックスに次ぐ2位。久々のAクラスだったはずだ。バレンタインが自ら連れてきたという4番のフランコや、一番に抜擢された諸積が活躍したという印象がある。エースは小宮山だったかな。ヒルマンというサウスポーもいた。素人目に見ても打ちづらそうで、確か2年続けて15勝くらいはしたはず。余談だが、このヒルマン、ロッテに2年在籍した後、巨人へ移籍して、あんなヤツとても打てないよ、と中日ファンの僕は嘆息したものだが、シーズンが始まってみると、ヒルマンは肩だか肘だかが痛い、とか言ってほとんど登板せず、全く戦力にならなかったので、ホッとしたものだ(爆)

話が逸れたけど、1995年のロッテは最初はともかく、バレンタイン監督が抜擢した若手の活躍もあり、次第に順位を上げて、最終的に2位だった訳で、当時パ・リーグが2シーズン制だったら、後期優勝していたのではなかろうか。特に印象深いのが、マジック1としたオリックスを千葉マリンに迎えて3タテをかまし、千葉マリンで胴上げをさせなかったこと。この3試合、丁度土日に重なった事もあり、僕はテレビで見てたのだが、実に緊迫感溢れる好ゲームだった。

この年ルーキーだったサブローも、一軍に昇格してちょいちょい試合に出てたと思う。同様にルーキーだった黒木も一軍に定着しており、後にロッテのエースと呼ばれる投手になったのは、皆さんご存知の通り。1995年のシーズンが終わった頃、来年のロッテは期待出来るぞ、なんて思ったものだ。

が、しかし、好成績だったのに、この年のオフ、バレンタインは解雇された。GMの広岡と合わなかったらしい。この件は、あちこちで非難囂々で、広岡自身もテレビに出演して釈明したりしてた。その言によると、バレンタインはアメリカ方式でチームを運営しようとしており、若手が多いロッテでは、そのやり方はダメだ、もっと練習させろ、と広岡は口を酸っぱくして言ったらしいが、バレンタインは聞き入れようとしなかったらしい。業を煮やした広岡は、子飼いの江尻コーチに全権を与え、毎試合後にミーティングを行うようにしたらしいが、その席でもバレンタインはガムを噛みながら大声で関係ない事を喋っていたらしい。そのうち、バレンタインは試合前の練習にさえ顔を出さなくなり、江尻に任せたというか、勝手にすれば、みたいな態度だったとか。前述した、オリックスに3タテをくらわせた時も、バレンタインは座ってるだけで何もせず、投手交代や代打の選択もサインを出すのも、全て江尻がやっていた、とか。本当かどうか知らない。バレンタインも、解雇されてからも何も弁明しようとせず、あっさりと帰国してしまったし。

そんな訳で、バレンタインが去った翌年(1996年)のシーズンは、ロッテはまたしてもBクラスだったような気がする。そして、サブローも、こちらが期待したほど活躍せず、一軍と二軍を行ったり来たり。初ヒットも初打点もルーキーの年に記録してるのに、初本塁打が2000年というのもねぇ...ようやくレギュラーと呼べるようになったのは、記録を見ると2002年頃のようなので、なんと8年もかかっている事になる(でも、この年以外は打数が少ないんだよね~)。そして、ロッテが再びバレンタイン監督のもと日本一になった時、サブローは4番として大活躍、日本シリーズで優秀選手となった。ほんと、遅咲きである。

振り返ってみると、ロッテはかつて川崎球場を本拠地としており、そのせいでもないだろうが、僕にとっては気になるチームだった。印象的な選手が多かったのだ。大エース村田兆治はもちろん、有藤、落合、仁科、水谷、荘司、高沢、西村、横田、古川、岡部、園川、初芝、河本、等々。古い選手ばっかだねえ(爆) 陸上の飯島とか、東大の小林至とかいった、話題作りとしか思えない選手を入団させていたのも、なんか可笑しい。そういえば、ポッと出てきて規定打席ジャストで首位打者をかっさらっていった平井なんてのもいた。決して強くはなかったが、意外な時に強いチームでもあった。1988年近鉄に涙を呑ませた「10.19」なんてのもあったっけ。

ま、そんな訳で、どうなるかと思われたサブローも頑張ってるし、ロッテには是非日本シリーズに出てもらいたいもの。もちろん、日ハムにも頑張って貰って、CS第二ステージは、白熱の試合に期待である。どちらが出てきても、中日との日本シリーズは、素晴らしいものになるであろう(と、勝手に決めつけているが、中日は日本シリーズからきしだからなぁ...あれ、それより、CSに勝てよって。その通りです。すいません...爆)

ちゅう訳で、CSそして日本シリーズが楽しみだ。

しかし、未だについ ロッテオリオンズ、と言ってしまう僕って一体...

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一億です

2007年10月10日 21時16分46秒 | モバイル投稿

たった今、某お好み焼きチェーン店で、モダン焼きを食べてビールを飲み、いざ支払いをしようと席を立つと、若い女店員が「ありがとうございました」と言った後、レジ係に向って凍りつくような一言を放った。

「一億です」

え? 一億? そんなバカな。モダン焼きとビールだよ。なんで一億もするのよ。ぼったくりにも程があるでしょう。あり得ませんよ。なんで一億なのよ。いいとこ1500円でしょうよ。それとも、法外な値段を吹っかけて払えないと身柄を拘束して香港にでも売り飛ばすつもりなのか。こんなオジサンを。冗談じゃない。絶対払うものか。つーか、一生働いても払える訳ねーだろ、一億なんて。理不尽だ。逃げてやる。

・・・・・

賢明なる読者諸君は、もうお分かりですね。女店員は、こう言ったのだ。

「1-奥です」

正に、僕が座っていたテーブルの番号だった。

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クライマックス・シリーズ開幕!

2007年10月08日 22時28分40秒 | スポーツ

携帯で文章を作る場合、履歴が表示され、前に使った文字が出てくるので、どんな文章を書いたか分かる、という機能がある。こんな機能がパソコンにも欲しいな、と思う事がある。例えば、ブログやHPの更新をしていて、突然アプリケーションが強制終了してしまった時。実は、今まさにそういう気分である。書いていた文章がIEの強制終了により、途中で消えてしまったのだ。せっかく長々と書いたのに....一体、オレが何をしたというのか...下書きをしない方が悪い、と言えばそれまでだけど、ブログとか更新する時、世間の人たちは皆下書きをするものなのか? ま、とにかく、全て消えてしまった今、完全に虚脱状態である。

つー訳で、すっかり不貞腐れてスマスマ見てたりしたんだけど(笑)、ま、何を書いていたかというと、今日パ・リーグのクライマックス・シリーズ第一ステージ ロッテvsソフトバンク、が千葉マリンスタジアムで行われ、8-4でロッテが勝ったのだが、その試合経過とかロッテ・ソフトバンクそれぞれの選手についてとか今後のパ・リーグについてとか、そういった事あれこれ、だった訳だ。でも下書きもないし、何書いたか消えた瞬間忘れてしまった(笑) 去年のプレーオフで好投しながらも涙をのんだ、ソフトバンクの斉藤投手(今日の先発だった)に注目してたけど、一旦崩れると立ち直れなくて残念だった、なんて事も書いたんだけどね。常勝西武が26年ぶりにBクラスとなり、パ・リーグの勢力地図も変わりそうだ、とかなんて事とかね。

ま、今日の試合を見た限りでは、ロッテの方が勢いがあるように思う。多分、明日の第二戦もロッテが勝つだろう(ソフトバンクのファンには申し訳ないが)。そして、第二ステージで日ハムと激突する。う~む、楽しみだ。

と、これで終わっては申し訳ないので(笑)

前述したけど、今スマスマを見てるのだが、さっきビストロのコーナーにアラン・ドロンが出ていた。何でも、この番組に出演する為にだけ来日したらしい。恐るべしスマスマ。ちゅうかフジテレビ(笑) で、そのアラン・ドロンのリクエストに応じて、SMAPの面々がブイヤベース等を作ったのだが、ドロン氏もうるさいというか、こだわりが強いというか(笑)、SMAPが作ったブイヤベースを「美味しいけど、これはブイヤベースではない」なんて言って、勧められるまま素直に食べようとはしなかった。ま、それはそれでいいんだけどね。実際、ビストロを見てると、せっかくのスープにおにぎり入れたりとか、何というか勿体ない食べ方を強要したりするきらいがあって、フツーのゲストは言われる通りにしてしまうのだが、さすがアラン・ドロン、頑として聞かなかったのはよろしい。この時も、ブイヤベースにリゾットを入れて食べさせようとしてたしね。

所で、元モーニング娘。の安倍なつみが、車を運転してて人身事故を起こしたそうな。彼女の非があるのは間違いないようで、書類送検されるらしい。以前にも、詩の盗用騒ぎを起こして謹慎したりしてたけど、今回は謹慎どころではすまないかもしれない。一体どうなるのか、なっちは。

で、今回の一件で驚いたのは、今日報道されたばかりの事件だというのに、ウィキペディアの安倍なつみのページに、既にこの事件の事が追加されてる事だったりして(笑)

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この一枚!

2007年10月03日 22時02分59秒 | 音楽ネタ

Ringo

Photograph : The Very Best Of Ringo/Ringo Starr

リンゴ・スターのベスト盤を買ってしまったのである。まだ聴いてないけど(笑) これは、最近出た物で(日本発売は今日!)、リンゴの初ソロシングルから2005年に出た曲まで網羅した、正にオールタイム・コンプリート・ベスト、なんである(笑) 何故、急にリンゴのCDを買おうと思ったのか? 自分でも、よく分からん(爆)

かつて、僕が愛読していたFMfanという雑誌があり(残念ながら、2001年に廃刊となった)、そこに1975年から77年あたりにかけて、「ミリオンセラー物語」という、福田一郎氏によるコラムが連載されていた。それによると、1976年の段階で、元ビートルズでソロになってから最も多くのミリオンセラーを出していたのはもちろんポールだが、2番目がリンゴだ、と書かれていた事があり、失礼ながら意外な気がしたものだ。その時の記事によると、ジョンとジョージは一曲づつだが、リンゴは3曲のミリオンセラーを持っていたそうな。70年代半ばまでは、リンゴも立派なヒットメーカーだったのだ。

その3曲のミリオンセラーを含むこの新編集のベスト盤、中学生の頃、ラジオでよくかかっていた曲も2~3曲収録されているし、すっかり地味な存在になってしまった80年代以降の曲もあるしで、かなり満足度は高そうな気がする(笑) では、聴いてみるとするか。

所で、僕がリンゴ・スターのアルバムを買うのは、これが初めてである。初めてのリンゴのアルバムが、ベスト盤という訳だ。こういうケース、つまり一枚しかアルバムを持ってなくて、その一枚がベスト盤である、というアーティストって、僕の場合結構多い。元々、ヒットチャート小僧だったし、さほど興味ないアーティストであれば、耳に馴染んだヒット曲を聴いている方がいい、ってことなのかどうか。で、いい機会なので(?)、そのベスト盤一枚しかアルバムを所有してないアーティストを列記してみる。どうでもいいことである、というのはよく分かってるけど(笑)

Andy Gibb
Little River Band
Chicago
Don Henley
The Cars
Creedence Clearwater Revival
Dave Stewart & Barbara Gaskin
Prince
Eric Carmen
The Art Of Noise
Three Dog Night
KC & The Sunshine Band
Gilbert O'Sullivan
Captain & Tennille
Bread
England Dan & John Ford Coley
Crosby, Stlls & Nash
Ray Parker Jr.
Abba
Kansas
Squeeze

The Band
Neil Diamond
Chic
The Moody Blues
David Cassidy
Leo Sayer

Basia
Santana
Eurythmics
Heart
Bad Moon Rising
Bay City Rollers
Oingo Boingo
Jennifer Rush
Asia
Red Hot Chili Peppers
REO Speedwagon
Manfred Mann's Earth Band
Firefall
Sly & The Family Stone
Dr.Hook
The Human League
Ringo Starr

なかなか錚々たる顔ぶれだ(笑) 単純なグレーテイトス・ヒッツではないのもあるが、ヒット曲・代表曲を集めたベスト盤(編集盤)であるのは間違いない。ヒット曲をまとめて聴きたい為に買ったのもあれば、聴いた事ないので手始めにベスト盤を買ってみた、というのもある。たった一曲の為に買ったのもある(笑) 結局、ベスト盤のみに留まっている、という事は、他のオリジナル・アルバムも聴いてみよう、という気にならなかった、という事か。つーか、デイブ・スチュワート&バーバラ・ガスキンって、オリジナル・アルバム出してるんですか?(笑) 中には、リトル・リバー・バンドみたいに、オリジナル・アルバムも欲しいけど入手困難、というのもあるけど。また、エイジャみたいに、ゲフィン・レコード時代の曲を全て2枚のCDに収めてしまった、というのもあったりする。こういうのをベスト盤と呼んでいいのか?(笑)

ま、なんだかんだ言っても、懐かしいヒット曲を聴くのは楽しいものだ(よく分からん締めだぞ)

さて、ここで質問です。リンゴの3曲のミリオンセラーを全て挙げなさい(笑)

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