日々の覚書

MFCオーナーのブログ

無理だ!

2007年10月20日 15時39分18秒 | 音楽ネタ

最近放送されている、某缶コーヒーのCMに、爆風スランプの「無理だ!」が使用されている。といっても、替え歌だけど^^; ご覧になった方も多いだろう。あの、例の、数年前にテレビ番組のロケで鳥取砂丘へ行って砂を持ち帰ったことが最近バレて、やや騒ぎになったタレントが出てるCMだ。ベンチに座って、ハンバーガーを食べながら缶コーヒーを飲む、というだけなんだけど、そのバックに流れているのが「無理だ!」の替え歌なんである。

このように、昔の曲をそのまま流すのではなく、CM用に替え歌に使用する、というケースが最近目立つような気がする。この傾向、あまり好ましくない。というか、止めて欲しい。というのも、替え歌と言っても単なる語呂合わせに過ぎず、元歌にはまるで関係ないケースが多くて、替え歌自体シャレにもパロディにもなっておらず、はっきり言って面白くないからだ。この缶コーヒーのCMもそうだ。元歌の「無理だ!」は、ワニの腕立て伏せとかキリンの懸垂とか亀の腹筋とか、古今東西の無理なことを並べて歌っているもので、早い話がナンセンスな歌なのだが(笑)、デビューから2~3年の頃の爆風スランプは、こういった言葉と音楽のお遊びみたいなことをやってて、それはそれで面白かったと思う。けど、このCMで「無理だ!」を採用したのは、単に出だしの歌詞「♪腕立て~、腕立て~」の部分を、「♪挽きたて~、挽きたて~」に替えると語呂が合う、というただそれだけの理由であり、元歌とは何の関係もない。従って面白くも何ともない。それなら、CM用に新たに曲を作ればいではないか。わざわざ、古い曲、それもさほど有名とは思えない曲をもってくる事はあるまい。食いつき悪そうだし(笑) 同じ替え歌でも、郷ひろみが「青い珊瑚礁」の替え歌をワンフレーズだけ歌うのは、過去を思い返しても面白いけど。

さて、今回は、こういう事を書くつもりではなかった(笑)

我が盟友(?)のかがみさんが、ご自分の日記で「ロック好きが選ぶ歌謡曲ベスト20」というのを発表していて、なかなか興味深かったので、自分でもやってみることにした(笑) こないだまで「J-POPしりとり」なんてやってたし。かがみさん、勝手に頂きました、すいません(爆) 

しかし、歌謡曲と言っても、その線引きは非常に難しい。かがみさんは、自身で、歌謡曲と認める条件を決めて、それに沿って選曲しているが、僕はもっとアバウトにやらせて頂く(笑) 僕が、歌謡曲とニュー・ミュージックその他とを線引きする基準は、その成り立ち、とさせて頂く。簡単に言えば、歌謡曲の匂いがするかしないか、というだけ(爆) あくまで僕個人の基準なので、あまり気にしないで下さい。では、そういう、いい加減な基準で選んだベスト20曲は、というと...

1.私の彼は左きき/麻丘めぐみ
2.危険なふたり/沢田研二
3.喝采/ちあきなおみ
4.あの鐘を鳴らすのはあなた/和田アキ子
5.また逢う日まで/尾崎紀代彦
6.さらば恋人/堺正章
7.積木の部屋/布施明
8.夢先案内人/山口百恵
9.津軽海峡冬景色/石川さゆり
10.しあわせ未満/太田裕美
11.暑中お見舞い申し上げます/キャンディーズ
12.グッド・ラック/野口五郎
13.リップスティック/桜田淳子
14.魅せられて/ジュディ・オング
15.センチメンタル・ジャーニー/松本伊代
16.渚のライオン/早見優
17.卒業/斉藤由貴
18.雨のプラネタリウム/原田知世
19.がんばりましょう/SMAP
20.LOVEマシーン/モーニング娘。

深く考えず資料も見ずに、思いついた曲を列記してみたが、こんなとこだろうか。やはり、20曲はキツい(笑) 半分が筒美京平作品というのが、なんとも(苦笑)

このベスト20の選択のポイントは、前述したように、どれを歌謡曲とするか、にある。僕の基準は、その成り立ちだ、と書いたけど、昔テレビの歌番組を見ていて、かぐや姫とかチューリップとかガロとかサザンとかゴダイゴとかが登場した時に感じた、他の歌手たちとは全く違うという違和感、が漂っている歌手・グループは、歌謡曲には入れてない、というような意味と解釈して頂きたい。自作自演かどうか、自分で演奏してるか、といったことは関係ない。もちろん、音楽性も(笑)

と、そこまで絞っても、20曲選ぶのは至難の技だ。漏れてるのもかなりある。こういう行為自体が「無理」なんだな、きっと(笑)

コメント (10)
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