「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

勤続25年か・・・

2006-03-10 19:22:44 | ファイヤー
 まずお断り・・・
 画像と文章の内容はほとんど無関係です。

 朝礼時、勤続25年の賞状をいただいた。が・・・実質は26年になろうとしているも、顧みるにベテランといわれる領域も既に板に付いたと思われがちですが、日々変化する社会情勢に我仕事を取り巻く環境もかなり採用当時とは違っている。

 新人の頃、階級制度に年功序列が幅を利かせていた時代、仕事といえばお茶汲みに掃除、夕食時の下働き一切・・・鬼軍曹的な先輩、上司にどやされ、気合を入れられる毎日、市民からは暇でいつも車を洗っている職場だとか、夜の親不孝通りは○所と農○、○防○の人間が多いと陰口も囁かれた時代でもありました。
 IT化が進み、仕事もパソコンをある程度こなせなければ進まない、さらに多様化する災害、救急件数の増加、これらの対応に追われる日々に比べれば、新人当時の方がある面では楽でもあり、のんびりしていたかもしれません。

 職場もまた取り巻く環境も変化していますが、基本は何ら変わりなく、二周りも違ういわば娘や息子に近い年代の若者と寝食を共にし、四十肩にしかめ顔しながら梯子を担いで訓練やら点検に勤しんでいる、根本は全く変わっていない・・・汗



 画像は3月8日の笛吹峠頂上・・・
 野暮用があって山田町に出かけてきましたが、この日は降雪があって峠は圧雪、少し怖いと思った。

 20数年前、当時の先輩(故人)が2月の早朝、大槌からの帰りとか・・・遠野側の峠道で車がスリップして70、80メートル下の沢へ転落・・・どうみても中の人間は助からない・・・が、しかし、先輩は体中複雑骨折をしているにも関わらず、断崖を腕力だけで這い上がってきたといわれ、たまたま通りかかった土木事務所のパトロールカーに発見され、救助された・・・。
 当時の新聞には「奇跡の生還・・日頃の訓練、体力練成の賜もの・・」と絶賛された記憶があります。
 
 十年近く前までは谷底の先輩の車、確認できましたが今はどうだろう・・・



 裏六角牛山・・・笛吹峠から・・。
コメント (10)
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