「じぇんごたれ」遠野徒然草

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2007-07-06 23:05:33 | 遠野
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古老に聞く

2007-07-06 18:28:52 | 歴史・民俗
 5月中頃、亡くなられた総本家のご当主の四十九日、百ヶ日法要に出かけて来ました。



 あまりキレイではないけど、我家の紫陽花も咲き始めております。
 (確か、秋も咲くんですよね・・・?・・それも結構遅くまで・・・)


 さて、駒木菊池氏総本家、伝承によると亡くなられた方で第24代、現当主の方で25代目と本日聞かされた・・・驚・・・。
 そうしますと、一代30年と計算しても、大よそ7百年は続いている旧家、或いは代々がはっきりしている家となりますが、残念ながら古い系図は無いとのこと。

 地元在住で、松崎町限定の小冊子「松崎歴史がたり」の編集に携わり、駒木編を担当された古老の方と一緒でしたので、色々とご教授いただきましたが、この菊池家の話もご当主を交えての内容、確かに由緒ある家柄ではあるが、どこか無理もありそうな雰囲気・・・・とかく郷土史を長年している古老の方々は、どこかで話を大きくしたり、私論を史実に見立てる傾向がありますが、私も人の事はいえる立場ではありません・・・笑


 しかし、地元の伝承とか、縁の場所なんかは、流石と思わせる知識を持ち合わせているのも古老でもある。


 駒木駒形神社(蒼前神社)

 蒼前神社の創始については、前九年合戦での源義家の伝説やら地元長者に関わる口伝が伝えられるが、この場所は近年に移されてきた場所でもある。

 このことは知ってはいたが、かつての場所は・・・・法要の席で親戚が自分の裏山にあったものだと聞かされ少し驚いた、しかも古老達も実は知らない石碑が残されているとか、川石と同化しているそうですが、明治時代か?当時の人々が寄進した名が刻まれているそうです。
 土淵の栃内の人達らしい・・・・。


 かつての神社があった場所。

 そのうちに石碑の発見と画像でも撮りに行く予定です・・・が・・・ヤマゲスが沢山いるそうです・・・・汗


 それともうひとつ、遠野遺産の話となりましたが、今回は館跡の申請はしなかったそうだ。
 横田城絡みにての遠野阿曾沼氏関連、あくまでも市指定史跡を視野にいれているとか・・・・まっ、それは良いことであるが、松崎館に隣接の真立館の話となりましたが、真立館は新館といって松崎氏の本館か?の話をされた。
 
 


 しかし、私の調べでは規模も構造も松崎館に比べれば劣ると判断しておりますが、少し悔しいので、家から私が描いた要図を持参、見ていただいたが、真立館は南端の山野なはず・・・とご教授を受ける。
 確かに「沼の御前」の話が残る沼跡の山野も館跡と聞いていたし、真立館とも聞いたことがあった。
 
 が、私が記載した真立館のある場所も通称「真立・まったず」と呼ばれているところでもある。

 


 どちらが新館なのか、頭が混乱してしまった。

 指摘した本人も、混乱したようで、いずれ歴史仲間(ほぼ全員古老)で探訪調査するので、一緒に行こうと誘われている。
 当然、同行するつもりでもあります。



 いずれ、わずか1キロの間の山野に3つの館跡が、夏でなければ直ぐにでも調べたいところであるが、こちらも晩秋以降の楽しみに取って置くことにいたします。
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