「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

水防演習

2007-07-29 17:47:29 | ファイヤー
 消防の仕事は、水火災ともいわれ、火だけではない。
 自然災害の脅威もまたその守備範囲でもあるが、河川の氾濫などの水害に対しても大きな役割を担っているのが地元消防団でもある。

 ということで、早朝より花巻市へ出かけてまいりました。
 「北上川上流花巻地区合同水防演習」ということで、遠野市消防団も水防隊2隊(遠野町(第1分団)・綾織町(第2分団))の各25名ずつの計50名の出場となりました。


 今回の水防演習は花巻市消防団と遠野市消防団の合同演習との位置付け、昨夜は少し雨が降った影響か、早朝より湿気の多い蒸れた状態、時折の夏の陽射しもあって、黙っていても汗ばんでくる。
 背中を伝う汗がやけに気持ち悪い・・・・汗



 
 まずは、遠野町の分団、第1分団が参加した「シート張り工法」・・・・。
 シート張り工法・・・堤防の決壊を防ぐ水防工法。



 水役の係員もお手伝い・・・・笑・・・。
 一応、堤防の白い線より下は川ということです・・・・・。


 つづいて綾織町の分団、第2分団実施の「月の輪工法」

 月の輪熊を連想するものではありません・・・笑





 月の輪工法・・・堤防の裏側に穴があいて水がふきだした場合に、川の水位との水位差をちぢめ水の圧力を弱め、堤防が壊れてしまうのを防ぐ工法。


 ということで、他にも花巻市消防団、国土交通省では、積土嚢工法等も実施しております。



 今回の演習で実施の工法全て・・・。


 そして、水防といいますか、水に関連する事故、災害を想定しての救助救出訓練・・・・岩手県防災航空隊


 防災ヘリ「ひめかみ」


 よく想定される訓練ながらも、実際にも結構ある事故・・・中州に取り残された釣人の救出を想定、しかも大怪我を負っているという想定。










 いずれ目立ちはしませんが、市民の安心、安全の為に消防は多様化する災害に対処するため、訓練に励んでおります。
 水防演習に参加の消防団はボランティにほぼ近い義勇的な組織でもあり、命の危険も実は隣あわせという場面も多々ある役割、消防団活動へのご理解とご協力、是非にお願いします。



 おまけ・・・・

 男の夏、黙ってカレーを食べる・・・笑



 当直日の某日、夕刻でも結構暑い日、こんな日は辛いカレーもまたいい・・・カレーだけでは味気ないと、生春巻きもいただく。



 カレー、生春巻きは後輩達が作りました。
コメント (8)
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