さてここで、同行の方で袖振り合ったご縁の方には名前を付けておいた方が良いだろうと思います。旅の間何度か関わりあいになりましたからね、よく登場して来られることになります。
では知り合った順にABC…としたいと思います。それで機内の相席の方はAさん、ホテルの同室の方はBさんです。Aさんとはバスでも殆どの場合隣席でした。Bさんとの同室は旅の間ずーっとそうでした。
Bさんは私と歳が離れていたせいか、ホテル以外はあちらこちらと飛び回り、同じツアーの方達の間を社交的に巡っていたようです。しかも、ツアー以外の旅の方達にも国の内外の人を問わず積極的に話しかけていたようです。そう思うと語学に長けた人だったのでしょう。
Bさんはここでも私から直ぐに離れて行きました。共に歩いたのは1、2メートルくらい、丘の下の庭の入り口の方にまだ同行の人が佇んでいるからと、呼んで来ますと世話を焼きに行ってしまいました。それで、私は勝手口と思われる戸口に着いた時にはまた1人で観光をしていました。
もちろん周りに同行のツアーの方は何人かおられましたが、まだ親し気に声をかけて話し合うという関係ではありませんでした。皆どのような人だろうかと互いに様子を見ている状態だったのだと思います。特に私は新参者、しかもこの旅の後、海外研修は勿論、国内研修にも未だ1度も参加しないで現在に至っています。
この旅の同行者は、皆さん結構研修旅行のリピーターが多かったようです。毎年海外旅行に参加しておられる方、ハーブ歴の長い方やイギリス、海外旅行について慣れている方、よくご存じの方が多かったようです。英会話にも困っておられないようでした。
(イギリスで最初に撮った植物。名前不詳。この時期の私は、資格習得に必要な科目、自然観察等の科目を履修中でした。カメラに収めた物はハーブ以外にも多くあり、ごく自然に目に入って来る興味を抱いた動植物でした。)