Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

牧歌の郷

2017-09-25 17:17:44 | 日記

 15日のメモは終わりましたが、アルバムの写真の日付15日から、昼食レストラン、そのレストランのある場所の街並み、車窓の風景(また羊)、そしてシュードリー城へと続きます。

 (昼食のレストランがあった場所の街並み。この日の昼食は何時食べたのでしょうか、かなり遅い時刻だった気がします。15時半、16時頃なのかもしれません。)

(そして、また車窓の羊)   

シュードリー城のアルバム写真、初めはケシの花から始まります。ラベンダーの紫の花、そしてお城の敷地から眺めた羊、羊、羊。

  

 羊を眺めていると、いつしか男性が現れ、野を突っ切り羊のいる放牧場中央に出て来ました。私が見ていると、羊達の群れの中から可愛い子羊を抱き上げました。

子羊は男性の胸に抱えられると、その小ささが際立ち益々可愛らしく見えたものです。私は目を潤ませて、笑顔を向けて、子ヒツジを見つめてしまいました。

 と、子羊を抱えた男性がこちらを向いて何か話して去って行きました。意外な事だったので、勿論、私は何を言われたのかさっぱり分かりませんでした。こんな風に異国の男性から声をかけられたこと自体が不思議な気がしてぼんやりしてしまいました。私にとって物以外の異文化との交流でした。手にカメラを持っていたのですから、彼には私が観光客という事が分かっていたと思います。

 「あなた、夕飯に誘われたわよ。」

振り向くとAさんが後ろに立っていました。

『そんなことを言われても、まさか、見ず知らずの旅行者の私を?』そう思いました。

 それで、私はAさんに、にこやかに冗談でしょうと言うと、羊を見ていただけよと話しました。その場で話しを始めた私とAさんは、時間に気付くともう行かなければと、元の団体の一行に加わるために連れだって道を戻って行きました。

 私はどうやら城の外れにある、牧羊場の境の場所に立っていたようです。羊達のいた草原は、そこから一段下がった場所にあったような気がします。シュードリー城の敷地内なのか、もう隣の敷地になるのか、私にはそんな事は全然わかりませんでしたが、この段差の境を超えて下りない方が良いと思いました。私は見晴らしの良い小高い所から羊たちを眺めていたのでした。

 (水溜まりの水。黄土色です。漣一つ立たない静寂な水面に、この土地の土の色なのかなと思いました。土の質が違うせいでしょうね。不思議な色だと思ったものです。)


牧歌の郷

2017-09-25 09:40:55 | 日記

キフツゲイト・コート3

 キフツゲイト・コートのチャンネル3個目です。

 デージーなどの可憐な植物を緑の地上に見つけながら、私はりんご園に迷い込みました。果樹園らしく、リンゴの木が何本も等間隔に並んでいました。まだ青く小さな実に、何の木か判断できずに歩いて行くと、地面に黒っぽい鳥がいました。臙脂色がかった黒色というような、赤みを帯びた黒色です。この鳥は盛んに地面を突いて土を掘り起こしているようです。

 その内口ばしにうまく餌をくわえ上げました。そこで私はこの鳥が食事中だったのだなと分かりました。奇麗に刈り込まれた草の先を見ていくと今度は鳩がいました。これは鳩だと分かる鳥でした。

 目を上げると果樹の枝に赤く色付き始めた実が有り、ここで私にはこれがリンゴの木だと分かりました。ここに植えられていた全ての果樹がりんごでは無いかもしれません。が、落ちついて整然と並ぶ木々の並び方に、ここが果樹園である事はよく分かりました。

 更に見渡してみると、口ばしが黄色い黒い鳥、しっぽをぴんと上げて姿勢よく胸を張っているような姿をしている鳥を見つけました。何だかかっこ良く思いました。異国の鳥を見ていると微笑ましく、私は微笑してしまいました。

 自然の風景を眺めていると、時間の経つのを忘れてしまいそうです。が、しかし、私は皆と別れてから結構時間が経つことに気付来ました。時間が気になります。時計を見ながら他のツアーの人々を探す事にして、私は急いで静かに果樹園を離れました。

 

 


牧歌の郷

2017-09-25 09:10:02 | 日記

キフツゲィト・コート2

 

 キフツゲィト・コートのチャンネル2個目です。

 ここは花も美しく、バラ園が奥にあったようです。ツアーの一行は、皆急いで美しいバラを見るのだと言い、私の目の前を瞬く間に遠く走り去って行きました。

 私は家の夏のバラ、それ以前に、7月か8月頃に新宿御苑でバラ園を眺めた事がありました。そして、その夏のバラの余りの精彩の無さにがっかりしました。それは気落ちしたと言っても良いものでした。「園」と言うからには咲き誇る多くの美しいバラを見る事が出来る。そう期待して御苑に入場した反動でしょう、私は、バラにも咲く見頃、いえ、見れない頃がある事を知りました。

 この時私は、その時の夏のバラの状態、それを見た時の自分の失望感を思い起こしていました。気持ちが泥水の水溜りに沈み込むような感情でした。

 私は入場してすぐの奇麗な芝の道を急がずに歩いて行きました。両側に見目麗しく、新鮮で見頃の花々が咲いています。誘われるように手にカメラを取り上げると、パチリパチリと撮影し始めました。自然に歩は緩やかになって行きます。

 


牧歌の郷

2017-09-25 08:32:13 | 日記

キフツゲイト・コート

 キフツゲイト・コートは広く見る物が多かったので写真がたくさんあります。一気にチャンネルにしようとしたのですが、無理なようなので、少しずつ載せます。また、写真はフイルム最後から撮影されています。カメラの構造上そうなっています。そのせいか、フォトチャンネルも時間の経過が逆の向きになってしまったようです。

 アルバムの覚書にはボダイジュとあります。ここでものどかに草を食む羊の姿を見る事が出来ました。この旅で見る羊達は皆のんびりと草を食べているか、のんびりと草原に横になっているかでした。夏の木陰で寝転ぶ羊達の姿を見た時には、呑気な私もさすがに気楽なものだなぁと思いました。が、後日、これら顔の黒い羊達は食用になるのだと聞いて、羊毛の羊達と思っていた私は複雑な思いがしました。この時期は牛が羊にとって代わっていたようです。有名な問題がありましたからね。しかし、事実を聞いた後も、やはり羊は可愛いいと思い、この旅でよく眺めたものです。

 さて、この日出発時に同行の添乗員さんが言った通り、雨が近い様でした。燕が盛んに芝の傍を飛び回っていました。

この事が私に、『燕が低く飛ぶ時には雨が降る』という日本のことわざがある事を思い出させました。雨が近いのか、もう降ったのか、燕の飛んでいる位置の低さから、確かに天候を推し量ることが出来ました。

 燕の餌の虫は、雨が近くなると地上近くに降りてきて、葉裏などに隠れ雨に備えるのです。その為その動きに合わせて虫を取る燕も、地上近くに低空飛行して虫を捉えるのです。自然を観察すると色々なことがわかります。それぞれにそうなる理由という物が有る物ですね。この時私は、言い伝えには先人の知恵があると、異国の地で感動して微笑んでいました。

 

 


近年は一年中見る秋刀魚

2017-09-25 08:17:01 | 日記

 秋刀魚に限らず1年中、鮮魚売り場でいろいろな魚を見る事が出来ます。それで、今年になってから今まで秋刀魚も何回か食べてしまいました。

思えば今が旬ですね。昨日も新鮮な秋刀魚を目にしました。冷凍ではない、捕れたての新鮮な魚、旬の秋刀魚ならまだ食べていません。