うの華 93
「お前なんか、…。」母は憮然として言って言葉を切った。彼女はそのまま言葉を飲み込んだ儘黙って私から顔を背けた。 裏庭に向き直った母は不機嫌な様相で黙りこくっていた。そ......
曇り空の土曜日。午後は雨になりそうです。寒くなりそうですね。
さて、外の様子を眺めると、もう雨が降ったようです。道路が濡れています。今の時期は時雨の時期という物でしょうか、一雨ごとに寒くなるのでしょうね。11月は晩秋という事でしたから、のんびり散歩できる日もあと少しでしょうか、段々と外気の冷えを感じる侯ですね。
こんな時節、何年も前に母と姪の学校祭に行きました。お天気は晴れから曇りといった感じでした。日差しが途切れると冷えて寒く感じました。その後、再びお日様が出ても、私には直ぐに暖かさを感じられませんでした。歳だなぁと思ったものです。
大学の学校祭だけに若者が多く、熱気あふれる場所でした。それでも私には寒く感じる時があり、濡れた枯れ葉の香り、足元の湿り気に晩秋の季節を感じたものです。冬も近いなぁと、あまり冷え込まない内に駐車場の車に戻り、帰り道の車中で日差しを感じると、ほっとして、(学際)よかったねと母と共に帰宅して来たものです。