「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓原村10月の滞在(4) 薪とストーブ

2011-10-18 00:00:38 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
うたた寝。スヤスヤ。気持ちいいなぁ~。



米国の鋳鉄製ストーブはどことなくウェスタンな雰囲気。本日はマーティ・ロビンズの名曲。エルパソ♪



今シーズン初の火入れ。長ぁ~い煙突がジュルジュル言う。内側に付着したタールが溶け落ちる音だ。



クヌギとナラ混じり。原村の池輝屋はなかなか良い薪材を仕入れてくれる。



やがて日は暮れ、暗くなり、燃焼が心地よくなったところ。



室内はヌクヌク。夜の外気温は10度以下だから。



で、次の朝。薪を使えば薪がなくなる。手袋はめて薪割り。薪割りは朝やるに限る。



新しい階段。さすが最近流行りの南洋材。上を歩くとその重さというか密度の高さがわかる。木とは思えない感触。作業は重くて大変だったとか。



外へ。アックス三兄弟。左がマジック斧。真ん中が普通の斧。斧の刃の裏側がハンマーの役も果たすスプリッターで、最もポピュラーな斧。右は手斧だ。焚きつけの細い薪を割るのに使う。



直径25cmほどのクヌギ。苔だらけだ。これは簡単。上のスプリッターで一発だ。3回スプリッターを振って四分割する。文字通りスプリッターで心地よくスプリット。



やっかいなのはこちら。ナラの根元部分で直径35cmほどのもの。根元部分は筋目が素直じゃない。しかも分厚い。



だからマジック斧が活躍する。これでなんでもガッツン!と割れる。周囲の森に斧で薪材を割る音がこだまする。



直径のある玉切りは、ご覧のように真ん中の部分だけでも薪が出来る。角材みたいだ。



重く幅広いマジック斧。恐ろしい刃だ。刃というか鉄の塊である。



米国イリノイ州製。薪割りをする際は、薪材にする玉切りを置く土台としてまた別の玉切りを置かないと、薪がうまく割れないと言う説明がよくあるが、この絵を見よ。土台はない。



そもそもこのマジック斧の破壊力だと、土台に玉切りを置くと、薪を割るだけでなくその下の土台まで破壊してしまう。

このマジック斧、振り回すには力がいる。下の画像のスプリッターでも3kgあって普通の薪割り斧としては最大クラスだが、マジック斧はその2倍近くの重さがあるのだ。パワーは財産。



おじいさんは山へシバ刈りに。着火時に使う。



そして薪が積み上がった。



反対側から。これで数日は大丈夫。



今日の音楽と米国製のストーブに敬意を表して、休憩は米国風にバーボンで・・・違った。スコットランドはアイラ島のスモーキーなラフロイグ。大好きなお酒である。



コメント (2)
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