「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

鎌倉七里ガ浜からアメリカへ!(3) 弾丸出張はあっけなく終わる / アリゾナからカリフォルニア・サンディエゴ経由で鎌倉へ

2017-03-15 00:00:44 | あちこち見て歩く
アリゾナ州が属するMST(MOUNTAIN STANDARD TIME、山岳部標準時)で5:00AMにお目覚め。

同じアメリカでもMSTは、ニューヨーク州の時間帯に比べれば2時間遅く、カリフォルニア州のそれよりは1時間早い。アメリカは広いね。日本よりは14時間遅い(夏時間なら13時間だ)。

ホテルのドア前の新聞を拾う。



さあ、帰らないと。顔洗ってひげ剃って、鞄にパジャマ詰めて・・・。

またあの細長い新聞、USAトゥデー。



ブルが8を数えたら・・・。ロデオで荒れ狂う牛の背中に乗る競技では、8秒間乗りこなすのがルール。また市場関係者は相場が強いことをブルとも言う。反対はベア。



ロデオの8秒ルールにちなみ、株式相場の上げも金融危機直後の相場回復開始からちょうど8年経ったから、そろそろその上げ調子も鈍化するとの分析。

ちょっとそれは根拠薄弱。それとは別の理由でおかしくなることはあるかもしれないけど。

ホテルをチェックアウト。

タクシーは昨夜あらかじめ予約していた。明け方にスコッツデールを出て、フェニックス空港に向かう。



フェニックス空港だ。茶色いカーペットの街、さようなら。



またAA(アメリカン航空)に乗って、アメリカ国内を移動。

行き先はカリフォルニア、サンディエゴ。

アリゾナから日本に帰るのに直行便はないからね。

またヨーグルト。



腹は減っているから、できればもっと食べたいが、どうせお昼にJALに乗ったらすぐにどっさり食事が出てくる。

フェニックス空港の中のブルックス・ブラザーズはお休み。



ゲートへ急げ!



すぐに機上の人となる。



そしてまたすぐにテイク・オフ!



さようなら、茶色いアリゾナ。また来る日まで!・・って来るかな? また来たいな。ゆっくりしたい。



ここからはカリフォルニア・サンディエゴを目指す。

そんなわけで、カリフォルニアの青い空♪ アルバート・ハモンドの歌だ。

懐かしいでしょう? 私がまだ10代半ばの頃の歌。

原題は南カリフォルニアでは雨は降らないみたいな意味だけどね。

ではYOUTUBEでどうぞ♪



目指すサンディエゴはまさに南カリフォルニア。メキシコ国境までは、すぐだ。

下のGoogleの地図をご覧ください。

右の黄色い丸印がフェニックス(アリゾナ州)、左のそれがサンディエゴ(カリフォルニア州)。



途中、サンディエゴ寄りのところに、南北に長い湖が見えるでしょ?

それ以外はかなり荒涼とした土地。

コースのほとんど茶色いでしょ?

まあね、こんなところよ。



木がないんだ。



見ていて飽きない眺め。雲なんてない青空。全部見える。



すごい土地だねぇ。人を拒むような土地。たいして高い山はないが、砂か岩ばかり。



全然木がないよ。水もない。でも雨はたまにあるのだろう。流れの跡がはっきりとわかる。



これがさきほど地図で見えた巨大な湖。その周囲(南側)は畑が広がっている。



でもまたこんなところ。砂漠ですよ。火星みたい。



でもやがて、ちょっと変わってきた。



すでにカリフォルニア側に入っているからね。



山が緑に。サンディエゴは近い。



岩が散在し、合間に住宅も見えている。



ここまで来ればもう安心。



サンディエゴ空港にランディングでぇ~す。



ここは滑走路が1本しかない空港。



アリゾナで「サンディエゴ経由日本に帰る」と日本をよく知るアメリカ人に言ったら、「そりゃあいい。同じカリフォルニアでも、ロサンゼルスやサンフランシスコの空港に比べれば、あそこは小さくて落ち着いてる。私も好きな空港だ。今はJALも入ったしね」と言われた。

たしかにその通り。行きに寄ったシカゴや、前に利用したロサンゼルスはごちゃごちゃしてたが、ここは静か。



ほとんどがアメリカの国内線によって利用されているようだ。

だから巨大空港とは異なり、乗客の多くがいかにもアメリカ人って外見の人ばかりだ。



しかしBAやJALも乗り入れている。

ほらね(↓)。



しかしこの日はBAは見えなかったな。

のんびりしたサンディエゴ空港。



下の方に1つだけ、JAL。この空港ではかなり目立つ存在。



私のカバンも、私同様、弾丸トリップでお疲れ気味に見える。



これが最後のお買い物場所。でもたいしたものなし。



ラウンジへ。どうせ搭乗後すぐにコースのごはんだから、おつまみだけに。



甘くてスパイシーなナッツ。

そして地元サンディエゴのクラフト・ビールで、グリーン・フラッシュ。



すごくおいしい。アメリカでも大人気の濃いビール。

いいねぇ。日本でも買えるがかなりお高い。

南カリフォルニア、サンディエゴにして、このラウンジはすでに日本のどこかみたい。日本人だらけだ。



今回、AA(アメリカン航空)さんには2度もお世話になりました。



しかしここからは鶴のマークで。



これです。



サンディエゴ上空の飛行機雲。



空港は海に面した低いところにある。サンディエゴの住宅街は周囲の丘の上に見える。



いよいよボーディングです。



ここで「日本からお越しのおちゃ様、おられましたらカウンターまで」と少し癖のあるアクセントの日本語でアナウンスがあった。

日本語で日本人らしい地上職員がアナウンスしていて「おちゃ様がアリゾナで受け取られた搭乗券に、不備がございます」とのこと。

私はその職員に近づき「私がおちゃです」と日本語で言ったが、その人は日本語がしゃべれない人だった。

しかしそれを最後にここから先は日本語だけで話が通じるJAL領域となった。

ここで再発行された搭乗券を持ち、私は搭乗。

はい、もう機上のの人。鞄置いて、シートベルト絞めて。



2席、通路、2席、通路、2席と横に並ぶ構成。



まだサンディエゴ空港にまだいるわけだが、JALに乗ると完全に日本にいるムード。

周囲は日本人だらけ。CAさんも全部日本人。機内放送も日本語が最優先。

すぐに離陸。

しばらくして出て来たメニュー。



洋食でテンダーロインにしましょうね。



ワインは行きの成田発シカゴ行きと同じ構成。



カリフォルニアのシャルドネでマーフィー。



うまいわ、これ。本当に。

最初はこれから。



腹が空いてるから瞬間的に食べてしまう。

次はこちら。生ハムもうまい。これもすぐ食べる。



パンが温められほっかほかで出て来る。



堂々のテンダーロイン・ステーキ。甘いソースがいいね。



たくさんジャガイモがついてくる。

腹が膨れた。

最後はデザートにコーヒー。



テンダーロイン・ステーキに添えられたジャガイモ見たら、この本を途中までしか読んでいないことを思い出した。



エビス飲みながらジャガイモの世界史を読む。隣の人もエビス飲んでる。



アメリカとロシアの境を越えた。もう半分だ。



妙に喉が渇く。水をがぶがぶ飲む。ビールもワインも。でもトイレにあまり行こうと思わない。乾燥してるんでしょうね。



最初の食事から4時間か5時間経った。

また食事しよっと。選択できる。私はちらし寿司。



しかしこれ、ちらし寿司か? ごはんは酢飯じゃない。上からかかっているソースは黄色で、甘い。



日本のちらし寿司とはちょっと別物のヌーヴェル・キュイジーヌだと思えば良い。

甘いソースがよく合ってる。

すべて日本のハイレベルなシェフの監修のもとレシピは作られているはず。

ごちそうさまでした。おいしゅうございました。



それから2時間半ほどで成田にランディング。



当たり前だが大量に日本人がいる。



全部なんでも日本語で通じる。



ドル紙幣を円転。



今回は千葉興業銀行で。



成田エクスプレスで大船まで。ほぼ満席だ。



しかし大船に着くころにはほぼ空っぽ。



無事七里ガ浜の自宅に到着。

妻へのお土産は毎度同じ。今回はTシャツ5枚だ。妻がピラティスの練習で着るらしい。



さらに、毎年バレンタイン・デーに私にチョコレートをくれる義父へのお返しで、こちらもチョコレート。



義父の愛に応えるのも大変だ。アメリカのSee'sのだよ。

というわけで弾丸トリップ・アリゾナ編はこれで終了。
コメント (32)
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