Reflections

時のかけらたち

久々の植物多様性センター ・・・Plant Diversity Center after a long time

2022-09-21 23:53:57 | seasons

9月4日

お蕎麦をいただい後は久しぶりの植物多様性センターへ一人よってから
帰りました。

アムラソウ 

カリガネソウ

ツルニンジン (別名 ジイソブ)

キンロバイなのでしょうか? 黄色い花もいろいろあって難しいです。

シロハナサクラダテ

 

サワギキョウ

オニバス

ガガブタ

 

ナンバンギセルがびっしり・・

ツルフジバカマ

ガガイモ

 

 

マメガキ

 

キツネノマゴ

ヤブラン

カラスウリが昼間なこんな感じ・・・

 

マヤラン
こんなに元気なのを見るのは初めて。
いつもは日陰の花といった感じです。

 

 

 

 

 

 

サネカズラの花も見てねと学芸員の方に言われました。

まだ青いサネカズラの実

 

ツルフジバカマ

 

バアソブ

オオヒナノウスツボ
教えてくれた人に「高尾山でも見ました」と話したら「5月頃だったでしょう? サツキヒナノウスツボですね」
と言われました。確かに。

 

ホトトギスの花が踊りだしました。

 

 

キンミズヒキ

鉢植えのバアソブです。

 

シロバナマンジュシャゲ

ナンバンギセルはこのくらいに咲いているのがちょうどいい。
何回まわってもシロバナは発見できませんでした。

 

 

ツリガネニンジン

シロソウメンダケ

ツルタケ

 

Sep. 4   2022    Chofu

 

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夢のカラスウリのレースの花 ・・・ amazing lacey flowers

2022-09-20 23:55:06 | nature

9月4日

8月に見た映画や忘れないうちに書いておこうと思ったコンサートが入って、お花の写真が少し時間が経っていました。
念願だったカラスウリの花(実はキカラスウリ)を思いがけず今年見ることができました。アップを待ちきれずに
一枚だけ載せていました。

ココロオドルヨガ ・・・ touching yoga

日曜日の朝に花友達のUさんから散歩に行ったときの写真が送られてきて、なんとカラスウリの花がまだ咲いていました。
見に行きたくなって場所を聞くために連絡したところ、最初は月曜日に教えてくださるということでしたが、その日に
案内してくださることになりました。同じ日にまた行くなんて申し訳ないと思いましたが、朝はチャリで回った所を
一緒に歩いて結構な距離を歩きました。いつも教えてもらって横山先生の会でつながったありがたい友達です。

久しぶりの調布です。深大寺の近くから国立天文台まで歩いて神代植物公園まで戻りました。

 

 

 

 

なんと高速道路の橋げたにたくさんのキカラスウリの花が咲いていました。
カラスウリは夜咲く花ですが、キカラスウリは午前中も咲いていました。
スマホの方がクッキリハッキリ写るのが悲しい。↑

 

 

 

 

しぼみかかって乱れてきていますが、写真できれいにカールしたのを見て、とても見たくなった花です。
ヘビウリの花も来年は薬用植物園で見れたらいいなと思いました。

そこからずっと野川沿いを歩いて、天文台に向かいました。
親子で川で魚を取っているのか、昆虫を探してるのか遊んでいる人たちがいました。
この自然の中で子育てには最高の環境です。

アレチウリの花もかわいい。

 

 

 

 

長い階段を登って天文台うらの道を通ります。

 

アカボシゴマダラ

ツルボの群生

 

 

 

遠くに味の素スタジアムとか、調布飛行場の建物も見えたかしら・・・

 

ワルナスビの実だったかな・・・

 

センニンソウ

クサギ

ベニシジミ

 

 

 

ヤマブドウ

 

 

これは何の花だったかしら??

 

結構歩いた午前中。お蕎麦屋さんの「るりり」が上がりです。
午後の多様性植物センターを含めると10.6km 約15,000歩でした。

 

Sep. 4 2022  Chofu

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8月の終わりに横浜でアフタヌーン・ティ ・・・ afternoon tea in Yokohama at the end of August

2022-09-19 23:53:13 | a day in the life

8月31日

北鎌倉の友人と3度目にやっと予約ができた横浜崎陽軒本店のアボリータムでのアフタヌーン・ティーで
ゆったりとした時間を過ごしました。シュウマイのお店がこんなお店をやっていたなんて驚きです。
しかもすごくリーズナブルな値段です。他で頼んだことはないので比較はできないのですが、たまたま
娘が表参道にアフタヌーンティに行って倍以上の価格でした。ホテルなどでやっていますが、縁のないもの
でした。

友人はずっと体調がすぐれなくて、激やせしてしまったのでとても心配でしたが、今パーキンソン病で
かかっている先生も心配して他も全部調べてみたら大丈夫のようで一安心です。彼女は私と遊んでくれる
数少ない友人の一人で早く元気になってほしいです。

8月の最後の日にやっと会えましたが、残暑が厳しく、他を歩く元気がなかったので疲れてもいけないので
おしゃべりだけして帰りました。

数日後私が着ていたブラウスのお店を教えてというので、東京まで来てもらって案内をしました。

 

 

横浜で待ち合わせる時は、そごうの地下の入り口で大きな時計の近く。

 

 

 

 

Aug. 31  2022  Yokohama

 

 

9月19日

今日は台風が九州に上陸して、ゆっくり北上しています。外は風が強い荒れた夜です。
英国では多くの人に慕われたエリザベス女王の葬儀が行われています。影響力のあった最後の
世界の女王だったのですね。一つの時代が終わったような感じです。

最近、毎日のようにケネス・ブラナーのハムレットを見ているので、英国が身近に感じられます。

 

 

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手作りの世界へ  ・・・ nice handcraft

2022-09-18 23:53:33 | my favorite

9月15日

まわり中、同じような新しい家が建つ中、まったく別の世界のようにたたずんでいるのがT高校の大先輩で
こども園で定年後仕事をしていた時に同僚たったYさんのつながりで知ったKさんのお宅です。
Kさんは音楽関係のお仕事を続けられていた方ですが、布を使って素敵なクラフトを作られて、今回は
お返し用に使いたかったので思い切って一人でお邪魔させていただくことにしました。
YさんもT高校で繋がっている不思議なご縁ですが、彼女は仕事と自分の病院通い、高齢のお母さんの骨折
などで一緒に行くことができませんでした。

前回お邪魔したのは2017年、5年も経っていたのですね。

見覚えのあるアプローチ・・・
このあたりは私が結婚した当初住んでいたところに近く、子供を遊びに連れて行った公園もあり
なつかしい場所です。

 

体調を崩されているというので、なかなかお会いできなかったのですが、今いろいろ整理中でした。
50年たったという家はそこだけスポットライトが当たったように素敵でした。

 

 

灯りも大好きなKさん。少しつけてもらったら素敵でした。もっともっとたくさんの照明が部屋にありました。
そこで明かりをつけて音楽を聴くのがお好きとのことで音楽の話では盛り上がりました。東芝EMIにお勤めしていたことを
思い出しました。

私がチェロのハウザーを今度聴きに行くと話すと、彼はデュ・プレとヨーヨーマが好きということでした。

Kさんも子供の頃父親の持っていたレコードを聴いたことがクラシック音楽に興味を持ったきっかけだった話していらっしゃいました。

私が今回自分用としてほしかったのは、コンサートのチケットばさみと高齢者用の健康保険証入れ。
コンサートのチケット入れは、前回国際フォーラムの時に入り口が混んでいて、バックの中のチケットをあわてて
出して中に入ったのですが、なんと違うチケットで中に入ってしまっていました。それももう済んだコンサートのでです。
今はチケットはコンビニで打ち出して、どのコンサートでも同じタイプで見分けがつきません。半券がすでに切ってあったのに
多くの人で混雑する入り口では、もう切ってありますねで通ってしまったのです。終わったコンサートのチケットもバックに
入っていたのがいけなかったのですが、ちゃんと準備もするようにチケットばさみが欲しかったのです。

ほとんどが古い和服の布で作ったもので、中にはアメリカのコットンやイギリスのものもありました。
私はこういうものが大好きなのでたくさん買ってしまいました。海外に送るのにも封筒でかんたんに送れるのでいいかなと
思ったり。

Kさんと話していたら、もう今はペーパーレスの時代なので、こういうものが必要でなくなってくる時代なのだと語って
おられました。私は文房具、雑貨が大好きなので、すぐノートとか買ってしまうのですが。チケットもチケットレスの時代に
なって行くだろうし・・音楽も聴き方が変わってきています。スマホひとつあれば事足りる時代です。アルバムとしてでは
なく1曲ずつダウンロードしたり・・ 音質もあまり求めていません。彼が作っているケースは通帳入れとかカード入れや
お札入れなどで、通帳などもなくなって行くもの・・すべてがペーパーレスになって行くだろう運命です。そういう流れ
だからこそ大切にしたいクラフトです。

Kさんは携帯電話もお持ちにならないとのことでした。

今回いただいてきた数々・・・ 見ているだけで楽しくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日はボビンレースの日だったので出かけるまで少しやったりしていました。

 

翌日のボビンレースのレッスンで断続レースのわからないところをお聞きしました。

帰ってから頭の中にあふれて流れている音楽は何かと探していたのですが、エルガーのニムロッドかシベリウスのシンフォニー
かと思ってYouTubeで聴いていたら、どうやらシベリウスの2番の4楽章のようでした。
あの広がりのある曲。最近聴いたのはチャイコフスキーやドヴォルザークのシンフォニーだったので、その辺やラフマニノフ、
ブラームスまで聴いていると曲の構成も見えてくるようないつもと違う聴き方をしてしまいました。

 

Jean Sibelius - Symphony No. 2 in D major, Op. 43 (Orchestre de Paris, Paavo Järvi)

4楽章フィナーレのメロディーだったのですね。

 

Sep. 15  2022  Suginami

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ファビオ・ルイージのR.シュトラウス・・・Commemorative Concert for the Inauguration of the Chief Conductor:R.Sutrauss

2022-09-17 23:51:46 | music

9月17日

初めてファビオ・ルイージを聴きに行ったのは2009年。その時のプログラムはR.シュトラウスとブラームス。
シュトラウスはドン・ファンで、その後何回か聴きました。ブラームスもルイージはよく演奏していて何回も聴いています。
初めて聴いたときはすごいショックでした。都民劇場でいろいろな海外の指揮者の演奏を聴く機会はあったのですが
そのタクトから流れる音楽が素晴らしく圧倒されました。オケはドレスデン。その後ウィーンやデンマーク、メトのオケで
聴いたかと思います。

ファビオ・ルイージ首席指揮者就任コンサート Cプログラム

R. シュトラウス/交響詩「ドン・フアン」作品20
R. シュトラウス/オーボエ協奏曲 ニ長調
R. シュトラウス/歌劇「ばらの騎士」組曲

ルイージが得意とするR.シュトラウス。再び聴けることを楽しみにしていました。ファビオ・ルイージのR.シュトラウスを聞くと
音をたくさん、森林浴のように浴びる感じがします。ときに音の洪水、ときにまるでオーケストラで歌を歌っているような感じさえ
します。そこには前回の緊張感にあふれたレクイエムとはまた違う音楽の姿がありました。すごくリラックスして音のシャワーを
浴びていました。

「オーボエ協奏曲」はやさしいオーボエの音が好きですが、とてもリラックスできるやさしい曲です。
圧巻は「ばらの騎士」組曲でした。色彩豊かな歌の世界がありました。やっぱりウィーンやドレスデンのオケとは違い、あのしゃれた
感覚は日本人には出しにくいものなのでしょうか・・ ルイージは日本のオケの良さを伸ばして行ってくれるのでしょうとこれから
先がとても楽しみです。N響の旅立ちを楽しみに見送る感じです。と同時に自分の人生も絡めてこれからどんな旅になるのだろうと
思いがよぎりました。しばらくの間音楽に浸れて別の世界に行って幸せでした。N響と一緒に私も学んで行きたいです。ルイージが
どんな世界を見せてくれるのかとても楽しみです。コロナで何年間も生の音楽を聴く機会を失っていた私としては・・

 

 郷古 廉(右) ヴァイオリニスト、今回のコンサートマスター オーボエはエヴァ・スタイナー

今日のコンサートは生きることを励ましてくれるようなメッセージが詰まった音楽でした。

あと残ったコンサートはサントリーホールのブラームスとベートーヴェン。基本のドイツ音楽。今回のブラームスは今までも
ルイージで何回か聴いていたので就任記念コンサート3回もは行きすぎかと思いチケットは買いませんでしたが、2番をじわじわと
聴きに行きたくなってきてしまいました。 → サントリーホールはチケット完売で当日券販売なしでした

 

新しいチケット入れすてきでしょう・・

 

行きに代々木公園で見たマンジュシャゲ。

もうこんなに咲く時期になったのですね。

何かイベントをやっていました。

 

 

皆でたたえあって・・・

オーケストラの中で広がる和みの気持ちが伝わってきます。

今回の席は前回と同じ一番安い席で同じ列でしたが、正面を少し右にずれていたのでしっかり見れて良かったです。
レクイエムの時は前の人の頭とすっかり指揮者がかぶってしまう正面でした。やっぱりもっと近い方にすればよかったと
思いましたが、今回は充分でした。前回は前の人が極端に体を寄せていたり、しょっちゅう動いていたので落ち着きません
でした。

 

帰り道で・・
タイの民族衣装を着た人たちがパフォーマンスをやっていたようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家に帰ってコーヒーを入れました。

 

 

参考)

Strauss Oboe Concerto | Lothar Koch | Karajan

Strauss: Rosenkavalier-Suite ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Andrés Orozco-Estrada

 

Sep. 17  2022   Harajuku

 

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Dancers (追記あり)

2022-09-16 23:57:40 | art

バリシニコフのバレエを見てからまたバレエ熱が復活してしまいました。
音楽と動きが一つになった芸術が若い頃、大好きでした。
バレエを見るきっかけになった「ロミオとジュリエット」はボリショイ・バレエでベスメルトノワとボカティリョフで、
オケも素晴らしかったことを思い出します。指揮はロジェストヴェンスキーだったと思います。すべてが夢のような舞台。
まだ大学生の頃か、就職したての頃だったかと思います。

The Turning Point (1977) - Mikhail Baryshnikov & Leslie Browne (by KYRILLOS)

初めて見に行ったバレエはボリショイ・バレエの「ロミオとジュリエット」と「白鳥の湖」。 当時のプリマ、ナタリア・ベスメルトノワ
が素晴らしく、プロコフィエフの音楽も好きになりました。それからしばらく、ソヴィエトからくるバレエにいくつか行ったり、
ヌレエフのジゼルも見ましたが、ベジャールの率いる20世紀バレエ団(現:ベジャール・バレエ・ローザンヌ)が来てからは
すっかりその魅力にはまってしまいました。音楽を具現化したベジャールの振り付けが素晴らしくて・・・ モーツァルトの魔笛や
超有名になったボレロ、春の祭典、マーラーの曲に振り付けたものが素晴らしかったです。

Mikhail Baryshnikov in the film "Dancers" (1987). Fragments.

今は当時見に行くことのなかったバリシニコフのYouTubeを見てとても残念に思っています。

rag & bone Men's Fall/Winter 2015 Film feat. Baryshnikov and Lil Buck

2015年のヴァリシニコフもなんてすてきなんだろう。CMだけどすごい作品になっています。

Choreography by Balanchine. Tchaikovsky Pas de Deux

 

Tributo a Mikhail Baryshnikov el mejor bailarín del mundo

ヴァリシニコフも森下洋子さんも玉三郎もみんな私とほぼ同年齢。

 

Pas de deux "Light" de Maurice Béjart

ベジャールがジョルジョ・ドンと森下洋子のために振り付けたLight。
このダンスをベニスから中継でNHKで朝やっていたのを覚えています。

森下洋子はヌレエフとか世界の一流ダンサーとも踊っていて、日本を代表するバレリーナです。
今でも踊っていらっしゃるそうです。

 70年間バレエの練習を欠かしたことはないと言う森下さん

子供が小さい頃、彼女の「くるみ割り人形」を見に行ったことがありました。あともっと若い頃、主人の友人でロンドンに
留学してオペラやバレエをたくさん見ていた方とバヤデールを見に行ったかな・・・ 主人は結婚前にロンドンに行って
アレッサンドラ・フェリの「マノン」とか見ていたみたいでした。

日本のダンサーではあとは熊川哲也の「白鳥の湖」。10年以上前でしたが、その跳躍力には驚きました。彼は芸術的センスが
よく、ダンサーにとどまらず、今では芸術監督となっていますね。

 

Jorge Donn Maravilloso Ballet Siegfried !!!

 

ボリショイバレエ団「ジゼル」より第1幕(ジゼルのヴァリエーション)

ベルメルトノワの動画が残っていてうれしい限りです。

いろいろネットで見ていたら、彼女はもう亡くなっていることを知りました。
ボリショイバレエを調べていたら、トップのバレエダンサーがウクライナ侵攻に反対して、退団して海外のバレエ団に行ったことを
知りました。多くの芸術家が海外に流出しているようです。ロシア国内でも本当の状況を知っている人たちもいることを知り少しほっと
しています。ウクライナ情勢もロシア国内でも反対の声が少しずつ起きてきて、変化の兆しが見えてきました。

 

坂東玉三郎とバリシニコフの交流も知り、うれしく思っています。

世界文化賞のバリシニコフ氏玉三郎を称賛「目もくらむような才能」

第31回世界文化賞受賞 歌舞伎俳優・坂東玉三郎

坂東玉三郎氏ら、世界文化賞を受賞

第29回高松宮殿下記念世界文化賞受賞!ミハイル・バリシニコフ来日記念会見の様子

 

そろそろ玉三郎も歌舞伎座の舞台でまた見れそうです。昨年は多かったのにね。
来年はバレエを見る機会があればまた復活したいと思います。

Mikhail Baryshnikov, storia dell’uomo che la sua vita l’ha danzata
イタリア語の記事ですが、うれしいことになんとなんとなくわかるようになってきました。 

 

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Belfast

2022-09-15 21:28:53 | movie

 

7部門にノミネート。脚本賞をケネス・ブラナー監督が受賞

「ベルファスト」は、ブラナー監督が自らの経験を脚本に落とし込んだ自伝的な映画で、幸せな日常が突然の暴動で
悪夢に変わる、少年の目から見詰めた北アイルランド紛争の物語。同監督は「この物語は、暴力に直面しながらも
希望と喜びを模索する物語。痛ましい状況で亡くなった人を忘れない。人間の物語を伝えている…素晴らしい街
ベルファスト」などと語った。

Belfast  2021年 イギリス

監督、脚本、製作: ケネス・ブラナー
共同製作:セリア・デュヴァル
音楽:ヴァン・モリソン
撮影影:ハリス・ザンバーラウコス
美術:ジム・クレイ
メイクアップ: ワカナ・ヨシハラ
衣裳デザイン: シャーロット・ウォルター

キャスト カトリーヌ・バルフ、ジュディ・デンチ、ジェイミー・ドーナン、キアラン・ハインズ
     ジュード・ヒル、コリン・モーガン

 

8月の終わりにDVDでケネス・ブラナー監督の「ベルファスト」を見ることができました。Turning Pointと一緒に
借りていた作品で、ドライブ・マイ・カーと同じ時にオスカーを受賞した映画です。

作られて公開されたのは2021年ですが、アカデミー賞が決定されるときはロシアによるウクライナ侵攻が始まって
いました。このタイミングで見た人は誰もがウクライナのことを思ったと思います。

学生時代に北アイルランド紛争のことはよくニュースになっていてデブリン嬢とか覚えています。宗教による
住民同士の対立がエスカレートした時代です。

映画はそういう時代を過ごした監督が少年時代を懐かしみ、大切に今も思っていることを伝えるために作られた
ように思いました。命の危険を感じる中に何か温かいものを感じる映画でした。
またケネス・ブラナーの映画はいつも映像も美しく、アングルが素晴らしいです。

暴力と分断の中、故郷を去ることを決意した家族は今ウクライナで現実に起きていることを連想させました。

DVDの特典には監督自身へのインタビューやメイキング、もう一つのエンディングなどが入っていて
その中に監督がベルファストを訪れて「自分が何者かを忘れないでね」とかつてのあこがれの女の子が
そのままそこに住んでいたように出会うシーンで言われる言葉が印象的です。

家族で故郷で暮らすことがかなわなくなった一家は祖父母を置いて身の危険を感じる街を去っていきます。
どこに行っても味方だよと励ます祖母。亡くなったおじいさんに算数を教えてもらったよと話す少年。
そんな何でもないシーンに涙が出そうになってしまいました。

自分が何者であるかを忘れない、そして自分は一人でないことを。それは今私が亡くなった人にも囲まれて
過ごしているのと同じ感覚です。

ベルファストという町がこの世に存在してくれたことを感謝して

去っていった者たちと
残った人たちと
命を落とした者たちに捧ぐ

とテロップが流れました。

 

 

ケネス・ブラナー、映画『ベルファスト』メイキング&本編の特別映像【2022年3月25日公開】

 
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Turnig Point

2022-09-14 21:00:11 | movie
8月26日

バレエのシーンが見たいだけのために借りていたDVDを見ることができました。
この映画の日本語タイトルは「愛と喝采の日々」で当時は結構話題になった映画だったと思います。アカデミー賞の
ノミネート数がとても多かった映画です。Turning Pointという言葉も結構気にしていたころです。

思えば人生は選択の連続です。いくつかのポイントがありました。

あの頃の切実なテーマも今見るとそれぞれ自分に合った人生を送ればいいよねなんて思ってしまいます。
当時は仕事か家庭かみたいなところがありました。私自身も家庭のために仕事はあまり無理できないと思っていて
上司にも難病の夫に子供がいれば両立できるポジションをと言われたことがありました。ちょっと残念では
ありましたが、それはそれで仕方のないことかななんて。



この映画ではシャーリー・マックレーンが人間臭くてかわいかったです。アン・バンクロフトも適役でした。
それでも今初めて見てもこれはバリシニコフのための映画、バレエのための映画だという感じです。
私もバレエ見たさで見ただけでした。それだけダンスシーンがたくさんありました。

今は仕事は必須の時代になってしまいましたが、これからの人達は工夫して自分に合ったライフスタイルを
選んで行けるのでしょう。

 

愛と喝采の日々:バレリーナとして成功を収めた女性と、将来を有望視されながらも結婚してバレエから
引退した女性。かつてライバル関係にあった二人の対照的な生き方を母娘の情愛を盛り込みながら描き、
女性の幸せとは何かを問いかける人生ドラマ。

原題:The Turning Point
製作年:1977年
製作国:アメリカ

総作・総指揮:ノラ・ケイ
監督:ハーバート・ロス
脚本:アーサー・ローレンツ
撮影:ロバート・サーティース
美術:アルバート・ブレナー

バレエ・シーンはアメリカン・バレエ・シアター

キャスト:アン・バンクロフト、シャーリー・マクレーン
     ミハイル・バリシニコフ、レスリー・ブラウン、トム・スケリット

バリシニコフもレスリー・ブラウンもABTのダンサーですが、ダンサーは表現力があるので、役者としても
問題ないように思えました。

 

Mikhail Baryshnikov - The Turning Point (Ballet)

 

バリシニコフのバレエは何度見てもいいですね。その笑顔と手足が外へ長く伸びて実際より彼を大きく見せています。
背の低さが全然マイナスにはなっていません。

若い頃夢中になったバレエ熱が復活してしまいました。来年に延期された英国ロイヤルバレエの公演には是非
行って見たいな~と思いました。

 

Mikhail Baryshnikov Turning Point Outtakes: Sleeping Beauty, Le Corsaire

 

 

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一仕事終わってヨガのレッスンへ ・・・ yoga after the big work

2022-09-13 23:53:11 | thoughts

9月13日

昨日やっと家のエアコンの付け替えが終わりました。丸一日の仕事でちょっとした工事です。
私の部屋のエアコンは外したままで、つけたくなった時はつけることができるように配管などは
そのままにしておきました。壁紙が古くなってちょっと傷んでしまった部分はまた来て直して
くれると連絡が今日入りました。

その前日は作業が入る3部屋を片付けました。また玄関から動線になるになるところのものは全部
片づけました。そしたらとても気持ちがよくて、部屋も広くなりました。この状態を維持したく
少し物を捨てようかと思っています。快適に暮らすために。私は断捨離という言葉は好きでありませんが
不要なものはさっさと捨てるのがすっきりした暮らしを送るためには必要ですね。

ファビオ・ルイージのレクイエムの解説にあるように「希望を持ち、死について考える」ことが大切。
どのように死と向き合うか、運命と向き合うか・・ 重要なのは人生が終わることでなく、その最後を迎える
ためにどのような準備をしたらいいか考えることが重要なことであると・・・・最後の時間をどのように
過ごすかが・・
新約聖書の中のマリアとマルタを思い出します。片づけなくてはいけないものはたくさんあります。
整理しておくことも必要です。でも一番大切なことは自分が生きてきたことの意味を考えたりすること
ではないかと思います。

今日は工事も終わり、洗濯をしてからヨガを申し込んで、目黒のスタジオの方に午後から行くことにしました。
ちょっと疲れていたので朝から用賀に行く元気がありませんでした。午前中にやっとボビンレースの四角い小さな
モチーフを始めるためにボビンの調整をしてピローに図面を止めて少し始めてみました。

 

 

 

 

お昼を急いで食べてから、目黒のヨガスタジオへ急ぎました。ヨガの前に自然教育園でアズマカモメヅルを確認した
かったので自然教育園の中を一回りしました。途中スズカケトラノオも見たかったのでいつものコースで歩くことに
したら、ラッキーなことにカワセミが来てるよと教えてもらいました。イモリの池の枝にとまっていました。
年配の女性がいて、これは幼鳥だと思うと説明してくれました。キョロキョロしていてかわいかったです。
マクロレンズで残念でした。ここのカワセミは数羽いますが、ひょうたん池、水生植物園と水鳥の沼でそれぞれ
縄張りがあるそうです。水生植物園では見どころの紙を持った人たちが花探ししているのに出会いました。
残念ながら、もうアズマカモメヅルはありませんでした。コバノカモメヅルがまだ何とか残っていました。
今回はカワセミに会っただけでもう大満足・・・

ぎりぎりでヨガスタジオに入りました。今日もマンツーマン状態でとてもラッキーでした。細かく見ていただけると
今までいい加減にやってきたことがよくわかります。そして可動域がまだまだあることも。ただの運動だけでなく
心が落ち着くことがヨガのいいところです。
今回は短い時間でしたが、鋤のポーズができました。続けてやると体がよく動くようになりますね。長い年月やっていて
初めて頭の向こうに足がつきました。先生と喜び合いました。

帰りに食料品だけ買って帰りました。青空がどこまでも広がっているようでした。

夕食は9月の星岡をヒントにしてその時に聞いた話などからエリンギの炊き込みご飯や、鶏ささみの生姜正油を
つくって和食にしました。すごく久しぶりに日本酒を少しだけ飲みました。

 

 

Sep. 13  2022    Meguro

 

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夏の夕方の向島百花園で ・・・ Mukoujima Garden in the evenig

2022-09-12 15:13:43 | nature

8月25日

放虫式までの時間、園内を見て歩きました。


 

新しいものも好きだったそうで、トケイソウも昔からあったというお話でした。

変化朝顔

さんざしの実

 

 

オミナエシ

エビセンノウに近いけれどマツモトゼンノウ?

コマツナギ

ジンジャーに来たカラスアゲハ

 

ノカンゾウ

 

夏の花、ムクゲ

ボケの実を初めて見ました。

ホトトギス

 

今回初めて見たタヌキマメ
マメ亜科に属する植物。民間療法で薬草として用いられるほか、害から作物を守るための農業にも利用。

 

ヤマハギ

 

ペパーミントかな?

ハナトラノオ

 

 

今年はどこでもナンバンギセルが元気です。

 

ミズヒキじゃなくてヌスビトハギとか?

 

シロミノコムラサキ

 

二ホンハッカ

 

 

 

日本菩提樹の実 日本で「菩提樹」と呼ぶものは、シナノキ科の中国原産の落葉高木。
西洋菩提樹はシナノキの雑種でリンデンバウムと呼ばれるもの。インド菩提樹はクワ科
イチジク属の植物。いろいろあってわかりにくい。

 

植木職人の方たちが庭造りをしているので、通り道に少しだけナンバンギセルを配置したり
工夫があります。

 

カセンソウ

葛。よく探せば花が見えたかも。

 

 

カラスウリが残念なことに見ることができなかったので植木職人さんがどこかのを持ってきてくれていましたが
すでにレース部分はしぼんでいました。

 

 

 

 

 

Aug. 25  2022  Mukoujima  Garden 

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