- 8月26日
バレエのシーンが見たいだけのために借りていたDVDを見ることができました。
この映画の日本語タイトルは「愛と喝采の日々」で当時は結構話題になった映画だったと思います。アカデミー賞の
ノミネート数がとても多かった映画です。Turning Pointという言葉も結構気にしていたころです。
思えば人生は選択の連続です。いくつかのポイントがありました。
あの頃の切実なテーマも今見るとそれぞれ自分に合った人生を送ればいいよねなんて思ってしまいます。
当時は仕事か家庭かみたいなところがありました。私自身も家庭のために仕事はあまり無理できないと思っていて
上司にも難病の夫に子供がいれば両立できるポジションをと言われたことがありました。ちょっと残念では
ありましたが、それはそれで仕方のないことかななんて。
この映画ではシャーリー・マックレーンが人間臭くてかわいかったです。アン・バンクロフトも適役でした。
それでも今初めて見てもこれはバリシニコフのための映画、バレエのための映画だという感じです。
私もバレエ見たさで見ただけでした。それだけダンスシーンがたくさんありました。
今は仕事は必須の時代になってしまいましたが、これからの人達は工夫して自分に合ったライフスタイルを
選んで行けるのでしょう。
- 愛と喝采の日々:バレリーナとして成功を収めた女性と、将来を有望視されながらも結婚してバレエから
引退した女性。かつてライバル関係にあった二人の対照的な生き方を母娘の情愛を盛り込みながら描き、
女性の幸せとは何かを問いかける人生ドラマ。
原題:The Turning Point
製作年:1977年
製作国:アメリカ
総作・総指揮:ノラ・ケイ
監督:ハーバート・ロス
脚本:アーサー・ローレンツ
撮影:ロバート・サーティース
美術:アルバート・ブレナー
バレエ・シーンはアメリカン・バレエ・シアター
キャスト:アン・バンクロフト、シャーリー・マクレーン
ミハイル・バリシニコフ、レスリー・ブラウン、トム・スケリット
バリシニコフもレスリー・ブラウンもABTのダンサーですが、ダンサーは表現力があるので、役者としても
問題ないように思えました。
Mikhail Baryshnikov - The Turning Point (Ballet)
バリシニコフのバレエは何度見てもいいですね。その笑顔と手足が外へ長く伸びて実際より彼を大きく見せています。
背の低さが全然マイナスにはなっていません。
若い頃夢中になったバレエ熱が復活してしまいました。来年に延期された英国ロイヤルバレエの公演には是非
行って見たいな~と思いました。
Mikhail Baryshnikov Turning Point Outtakes: Sleeping Beauty, Le Corsaire