碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

聴いても、読んでも

2008年11月28日 | 舞台・音楽・アート
つい買ってしまうジャンルの一つに<ジャズ本>がある。

聴くだけじゃなく、読んでも楽しいんだなあ、これが。

最近だと、中山康樹さん、小川隆夫さん、後藤雅洋さんなどのものは、出るたびに手にとってしまう。

今日のジャズ本は『ジャズ魂(ジャズスピリッツ)厳選ジャズアルバム250名盤』。

輸入ペーパーバックスみたいな感触の音楽本を、このところがんがん出している版元、プリズムの新刊だ。

250枚のアルバムが、アーティストのABC順に並んでいて、どこを開いても「ふむふむ」とか「うーん」とか言いながら読めてしまう。

基本は1人1枚だが、マイルスやコルトレーンなどは、やはり複数のアルバムが紹介されている。

もちろん知らない(聴いてない)アルバムも大量にあるが、演奏メンバーに知ってる誰かが入っていたりすると、ぐっと親近感がわき、聴いてみようかな、なんて思う。

プリズムペーパーバックス No.004 ジャズ魂(ジャズスピリッツ)厳選ジャズアルバム250名盤

プリズム

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で、最近手に入れたCDが、『ベスト・ジャズ100 ピアノ・スタンダーズ』。

ジャズピアノが好きなので、6枚組みで100曲は嬉しい。

次にどんな曲が出てくるかわからないまま、クルマの中で連続再生しておくのが最高。100曲聴いてたら、相当遠くまで行ける(笑)。

ミュージシャン個々のアルバムもいいが、こういう“持ってけ!ドロボー”的なCDも楽しい。

ベスト・ジャズ100 ピアノ・スタンダーズ
ドン・ランディ,ジェイソン・モラン,チューチョ・ヴァルデス,ベニー・グリーン,エディ・ヒギンズ,ブライアン・ディー,アール・ハインズ,ソニー・クラーク,ビル・エヴァンス,レイ・ブライアント
EMIミュージック・ジャパン

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いよいよ明日29日(土)は、コーディネーター・司会を務める公開シンポジウム「ギャラクシー賞受賞報道活動を見て、制作者と語る会」だ。

まだまだ先と思っていたら、いつの間にか、来ちゃうぞ本番。

よかったら、ぜひ、東京工科大学・八王子キャンパスの会場へ。

http://www.teu.ac.jp/event/extension/012125.html