日本橋兜町にある日本ペンクラブへ。
編集出版委員会の会合だった。
作家の太田治子さん(ご存知のように父上は太宰治だ)や中島京子さん(近作「東京観光」も面白い)も委員なのだが、本日は欠席。
案件は、来春出版予定のペンクラブ編のアンソロジーに関して、その執筆陣の選定だ。
候補として挙がった有名作家たちの名前を見ながら、委員の皆さんと話し合う。
途中、「なんとまあ大胆な作業をさせていただいているんだろう」と思い、冷や汗が出ましたが、役割ということでご容赦ください(笑)。
終わって、銀座へ。
わずかな時間ながら、久しぶりで銀座を、のんびりぶらぶらと歩く。
立ち寄るところは、いつも同じ。
山野楽器でCDを眺める。
教文館で新刊をチェックし、旧刊を探す。
で、アップルの前を通ったら、長い行列だ。
ああ、スマートフォンの新型機「iPhone 4S」がお目当ての人々ですね。
私は、今も、旧来の単なる携帯電話を使っているので、ただ行列を眺めるのみ。楽だ(笑)。
ようやく本日の目的地、伊東屋さんに着いた。
もう来年の手帳やカレンダーを入手する時期なのですよ。
スケジュール等は、デジタル機器ではなく、“紙だのみ”な私。
長年愛用のシステム手帳で十分です(笑)。
ただし、翌年のスケジュール・リフィルは、銀座の伊東屋で買う。
たいていの文具店で購入できる一般的なものだが、これも長年の習慣というか、小さな儀式みたいなものだ。
というわけで、伊東屋で「いつものやつ」を手に入れ、これで来年の準備は完了です。